超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

内面日記・作文でシベリウス感覚

2024-06-13 20:02:25 | 無題
数日前、書き溜めていた小冊子の草稿が終わった。
これで、一応、思い残すことはない。まだ、元気だが。
通算7冊分、原稿を書き上げたことになる。
最初から第九まで書きたいと、半ばギャグで言っていたが、
取り敢えず、7冊。シベリウスの交響曲数に並ぶ。
内心、まぁ、そこそこの数書けたな、と思っている。
内容的にも、会心の力作である。
7冊目は、最終日は2回分を一日で書き、前書きや後書きや目次も
書き上げる、追い込みぶり。
その後、数日は(今も)燃え尽き症候群である。
勤め先は閉鎖されて、任期終了で失職したが、
その分、思う存分小冊子を書きまくり、
シベリウス状態まで来た。禍を転ずる(南天)ことが
できたと思う。
シベリウス本人は、七番以降、40年も
スランプで交響曲が書けなかった(ひのまどか)というが、
私は、どうなることやら。当面、この先数ヶ月、
取り敢えずはヒストリカルCD音源を聴きまくろうと思う。

取り敢えずシベリウスまで書き上げて満ちる月夜を晴々と見る
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歳時記俳句・都草

2024-06-13 00:03:24 | 自作俳句
首都圏を遠く離れて都草
夏のシャツ矢車草の海の青
人里に厳しく咲けり山法師

硝煙を嗅ぎて鉄砲百合を摘む
紫に指くぐらせてラベンダー
夢の人着物の柄は花あやめ

昼顔に見詰められつつずる休み
十薬を好む人柄偲ばるる
矢も尽きし燃え尽き症に靫草

思い出が眠りて多し雪の下
合唱歌聞こえるような花葵
夏服の細かな柄や白丁花
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