春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
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アカラスという皮膚病(ちょび)

2024年01月08日 | アーカイブ

うちで前に飼っていた柴犬で、ちょび、という名前の雄です。

12歳のときにアカラスという病気になりました。

真冬の2月ごろに顔面が爛れ始め、どんどんひどくなっていって、全身に拡がっていきました。

清水の病院をあたってみたけれど、さじを投げられてしまって、適当にアレルギーの薬を出されたりしたけど効果なし。

あまりの痛々しさに困り果てていたところ、実家の母が紹介してくれた葵区の当時開業したばかりの病院へ行き、28歳の若いドクターが顕微鏡で皮膚を調べて、一発で病名を当てました。

アカラス別名ニキビダニというもので、ドクターははっきりと「治ります」と明言されました。

その後、薬浴に通い、全部で11回、ついに完治したのです。 

 2005/3/20

 2005/3/20

 2005/3/21

  2005/3/22

 2005/3/27

 2005/3/27

 

近くを散歩していると、「それ、犬ですか?」とか言われてしまいました。

顔面と足と腹部の毛が一斉に抜けて黒い地肌が丸出し。

 2005/4/18

 2005/4/19

 2005/4/21

 2005/4/27

このころはほぼ復活しています。

 2005/4/28

 2005/5/11

 2005/5/31

 2005/6/3

やれやれ、今思い出すだけでもあのときは大変だった。

彼はその後元気いっぱいに余生を過ごすことができ、やがて15歳直前に天国へ。

このときの体験から、犬に皮膚病は大敵だと思い、現在のごまちゃんには十分注意してきました。

 

2007/1/11

 2007/1/11

2007/2/19

2007/3/19

2007/4/21

2007/6/29

2007年11月7日 永眠

つぎのごまちゃんと比較してはなんですが、ちょびも半年くらいは徘徊や夜泣きなどあったけれど、下の世話に手を焼くことはあまり記憶がありませんでした。

アカラスを患っていたころは世間の人から「安楽死させたら」と言われたりしましたが、適切な治療を施してもらって全快し、その後走れるほど元気になり、なくなる半年くらい前までは十分に健常な体で過ごすことができたのです。

やはり生命を全うするために努力することは必要だと思います。

薬浴は非常に効果的だったので、人間も温泉湯治などはほんとうに効くのかもしれない。

このころの記事を見ていると、犬の晩年にはポカリスエットを与えていたらしいので、いよいよになったらそれもありかな。

眼のほうは私の涙目薬を差しておいたら少し目ヤニが改善されているように感じます。

 

 

(この闘病写真は過去のブログから拾ってきたもので、そのブログは削除する予定です)

昔のブログ(2005~)のはOCNでスタートして、やがてそのサイトが消滅。データをそっくりgooに移したものの、動画や画像などで転送しきれなかったものが多々あり、あっちこっちぼこぼこで見苦しい。

内容もめちゃくちゃで消し去りたいのはやまやまなんですが、なんといってもパスワードがわからなくて編集や削除ができません。

 

 

 

 

 

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奈良まほろば館での講習会

2022年07月16日 | アーカイブ

奈良県広陵町の靴下ハギレ講習会が日本橋奈良まほろば館で開催されたのは2013年7月のことでした。

 

そのとき印象に残ったのがこの作品で、この編み方を知りたいと言ったら、一日の講習会では無理だと言われた。

あれから9年、諦めていたこの手法がわかってしまった。

時間の経過にまかせているとひとりでに向こうから正解が近づいてくることがあるんですねえ。

あとで材料を2箱も取り寄せてつぎからつぎへと作り続け、ごまちゃんのベッドもできていたんだけど、そのうち邪魔になって処分してしまった。

いまごろになってまた欲しくなり、マットを作っています。

材料はこのころは1箱1580円くらいだったみたいで、今は2200円です。

ここまで写真全部、2013年のもの。

ごまちゃん若々しいなあ。

あのころは私も若かった。

 

で、現在作っているのはこちらです。

最初に作っていた白地にクロスが入ったのももちろん続けますが、ダンボールをのぞいたらこの素材がけっこうたくさん入っていて、前のハギレが紳士用靴下だとすると、これはいわば軍足クラスで目が荒くて分厚い。

よほどそっくり捨ててしまおうと思いましたが、気を取り直してありったけつないでごまちゃんが玄関の床に寝転ぶときとかにどうかなということにしました。

すでに完成しています。

これだけのうれしくない素材がたくさん入っていても、取り出したあとには空気が混入するので材料が盛り上がって、またダンボール箱のふちまで上がってきました。

全部使い切るのは至難の業です。

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鴟尾(2014年7月の思い出)

2021年09月26日 | アーカイブ

 

夏期大学の期間中にちょっと足を伸ばして平城宮へ行きました。

そのときの写真ですが、ふつう鴟尾は屋根の両端についているものですが、ここは中央にもついています。
このことが「変だ」と、神奈川の女性(私より少し年長で奈良大学の通信生)が、当時の建築学の講師だった鈴木嘉吉先生をつかまえて食い下がったそうです。
先生は何も答えなかった、と言っていましたが、先日テレビでチベットのタンカ絵師のドキュメンタリーを見ていたら、チベットの寺院の屋根にはこのように真ん中にもついていたのでこれもありなんだなと思った次第。
彼女はあれから奈良大学を卒業されています。偉い!
年間50日は奈良に来ているわよ、と聞いてびっくり。
私など1週間うちを空けるだけでもひやひやしているのに。
 
 
今振り返ってみると、ブログを書いた日の日時で投稿されているので日程がぐちゃぐちゃになっている。
実際には
7月25日に石清水八幡宮、宇治
7月26日に法隆寺夏期大学第1日目、
そのつぎあたりに平城宮、
29日は最終日をさぼって切り上げ、伏見稲荷へ寄ってから帰路についています。
 

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