家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

考えましょう

2011年03月31日 | 考え方

現在「東京電力、オール電化の販売をストップ」という報道がされています。

 

東京電力は電気を供給していますが、オール電化機器を販売している訳ではないので、意味のわからない報道です。

 

そこで、東京電力さんの本社に問い合わせをしたところ

 

「どうしてそのような報道がされたかわかりません・・・」ということでした。

 

「ご迷惑をおかけしているので、文句も言えませんが・・」

 

 

 

地震や津波の災害を誰かの責任にしようと、おかしな力が働いている気がします。

 

原発が無いと、今回のように電気が足りなくなります。

 

原発の責任=東電とするのには、どこかに落ち度があったとしても、やはり違和感があります。

 

原発の影響で苦しんでいる人がいます。

 

まずは、どこかの誰かのせいではなくて、国として対応いただくしかありません。

 

ただ、「原発は安全です!!」という言葉を信じて原発の建設を承諾した人達にとっては許せない問題です。 

 

保証の問題、原発の安全性の見直し、代替エネルギーの検証などは必須になってきます。

 

オール電化の内容の見直しも大切です。

 

難しい問題は「原発はダメ!」というだけであれば、電力不足の問題はもちろん、温室効果ガスの排出権が売買される国際社会の中で、原発の損失は財政を大きく圧迫します。(原発は取り扱いが危険である代わりに、温室効果ガスをほとんど出さないので、温暖化の視点で見るとエコ、ということになります。)

 

大きな企業であれば、良い人も悪い人もいるだろうと思いますが、東電さんの社員さんで、志を持って就職し、気概とプライドを持って仕事をしている人を私は知っています。

 

私は今、東電社員さんには「とにかく頑張ってください」としか言えません。

 

  

 

そして私たちは、自分には何ができるのかを良く考えて行動しなければいけません。

 

写真は東電の本社です。


たくらんでいます

2011年03月26日 | ファース関連

お仕事の関係ではありますが、全国にたくさん面識ある人がいるのに、逢いに行けないことに時々ストレスを感じたりします。

 

逢ってお話をすると、いろいろなことがわかったり、思いが伝わったりするので、大切なことだと思っています。(しかも楽しい!)

 

でも、一時的なサポートや助言、お手伝いなども、継続しなければ薄れてしまい、やぶへびになったりすることもあるので悩みどころです。(もちろん経費の問題もあります・・)

 

良いサービスや商品を仕組みにしてお届けすることを使命として、なにやらごちゃごちゃとやっていますが、時々・・いや、しょっちゅう「誰かの為に家を直接創りたい」という気持ちが湧いてきたりします。

 

できれば自分で営業して、設計して、見積りして、施工して、メンテナンスをする、というのが理想です。

 

書くと簡単ですが、これらのことを今の時代にやり続けることは、相当な知識や知恵、努力、根性も必要です。

 

なので、それを実践している仲間の工務店さん達を羨ましくもあり、尊敬してもいます。

 

そんな方々に逢って、いろいろな話を聞きたいな~と思うことが無償に多くなってきました。

 

もう少しいろいろな部分に余裕を持てるようになったら、ずんずん逢いに行こうとたくらんでいる今日この頃です。

 

昨日、お小遣いが入ったので、さっそく支援口座に寄付をしました。

 

ファースのホームページに寄付いただいた方のお名前が記載されているので、ご協力いただいた方は是非チェックしてみてください。

 

無理は長続きしないので厳禁ですが、やれることを着実にやっていきます。

 

写真は今年2月10日に行った全国大会終了後の九州メンバーです。

 

なんだか楽しそうです。


オール電化住宅

2011年03月25日 | ファース関連

昨日、ファースの家にお住まいの先輩から「今回の計画停電の影響でオール電化住宅が悪いように言われているけどどう思う?」的なメールを頂きました。

 

このようにご心配いただけていつも感謝です。

 

確かに、オール電化住宅はたくさん電気を使うように思われるので、今回のような時には弊害のように思われそうですが、高い気密、断熱性能を持ったオール電化住宅であれば、消費電力はそれほど上がりません。

 

そもそも、現在の日本の住宅は調理機器と暖房機、給湯器以外はほぼ電化なので、オール電化住宅と言っても、その3点を電気に変えるだけの話なんです。

 

オール電化住宅ではない住宅に付いている灯油を使用する給湯器の場合、お湯を送るポンプは電気を使用するので、停電時は使えません。

 

一方、オール電化住宅に使用する給湯器は、深夜にお湯を溜めておくものなので、停電になってもお湯が出ちゃったりします。

 

暖房機にしても、FFストーブは停電時に消えますが、蓄熱暖房器は深夜に熱を溜めているので、停電の影響はとても少ないと言えます。

 

「オール電化住宅だから、停電には弱い」とはならない部分も結構あったりします。

 

ただ、調理に使用するIHなどの機器は停電時に使えないので、非常時用にカセットコンロなどを用意しておくと安心です。(ガスコンロ使用時は窓を開けるなど換気を意識する必要ありです。)

 

オール電化住宅は、設置する機器によってもその特徴は変わってきます。

 

蓄熱系の機器を使用していれば消費する電力ピークをずらすこともできるし、高性能のヒートポンプ系の機器を使っているとエネルギー消費はかなり少なくなります。

 

正しい高気密高断熱住宅に、正しい冷暖房機器や給湯機器が使われていれば「オール電化住宅=消費電力が高い」とはならないのです。

 

私達は「オール電化住宅=消費電力の少ない家」を前提に家作りを行ってきたので、どんな家でもオール電化住宅にすることをやめることには大賛成です。

 

北海道電力さんや東北電力さんでは、20年近く前からオール電化住宅の普及に力を入れていました。

 

最初の頃はオール電化住宅の性能にこだわっていなかったので「オール電化住宅は電気代が高い!」という実績を作ってしまいました。

 

そこで両電力会社とも、10年ほど前から「高気密高断熱じゃないとオール電化住宅に向きませんよ」とハッキリと線引きをしてきて、今では高い評価を得るようになっています。

 

オール電化住宅には「適した家」と「適さない家」があります。

 

今回のことで「適した家」もあわせて悪い評価になってしまうことは残念ですが、ここからまた一皮剥けたオール電化住宅の歴史が始まるようにも思います。

  

今朝の北斗市は雪が降っています。

 

家庭用の冷暖房にエアコンを使用している場合、一般的に消費電力は冷房時より暖房時の方が多く使うようです。

 

関東や東北地方は早く暖かくなって欲しいと願います。


床下の断熱

2011年03月24日 | 建築について

写真は沖縄の首里城から景色です。

 

ところで沖縄の木造住宅は、床下の断熱材がなくても、法的にOKということになっています。

 

沖縄は一番寒い月の最低気温の平均が14℃を超えるので、それほど寒くないのです。

 

だから、断熱は暑さ対策となるので、床下にはいらないという理屈になります。

 

でも、エアコンを冷房で使った場合の対策が不十分です。

 

先日行った沖縄での勉強会の時、休み時間に工務店の若い監督さんから「床下を覗くと建材の裏にカビが生えていることが多いんですけど、なんとかなりませんかね・・」と質問されました。

 

湿度が高い沖縄でエアコンを付けた状態であれば、断熱をしていない床下の材料裏にカビが発生する確率はとても高いです。

 

「うすくても良いから床下にボード状の断熱材を入れると改善されますよ。」と言うと

 

「建築基準法ではいらないとなっているんですけどね・・」と言います。

 

確かにそうなっています。

 

沖縄はコンクリートの文化なので、木造で快適な住宅を作るためには、超えなければいけないハードルは多くありそうです。

 

建築基準法は、残念ながら全ての要素を満たしていないと認識する必要があります。

 

学校の教科書ですら数年毎に改正され、ぜんぜん違う内容になったりしています。

 

その時、その状況に応じた対応が必要です。

 

知識と経験、そして順応性も大切ですね。

 

数社の工務店さんと情報交換ができましたが、沖縄にもすごい知識と経験を持つ工務店さんがおりましたので、なんらかの形でよい提携ができればと思っています。

 

沖縄にも、ファースを建てて、その快適性を知ってもらえると嬉しいです。 


換気扇を止める?

2011年03月23日 | ファース関連

昨日、ファース本部本社に「テレビや新聞で放射能の影響があるエリアでは換気扇を止めるように言っていますが、ファースの家ではどうしたらよいのですか?」という電話がありました。

 

ファースの家は気密性が高いので、換気扇を止めた場合に「窒息」などが心配だったようです。

 

「ファースの家は確かに気密性が高いですが、多少の出入り(外出時)もあるでしょうし、隙間もゼロではないので、換気扇を止めても窒息などということはありませんよ。」と答えました。

 

そして、「ファースの家は熱を回収する換気扇を使っていて、フィルターを通して空気を入れ換えていることと、床下のスカットール(シリカゲルの一種)が有機物を吸着してくれるので、外気が室内に入ってくるまでにはずいぶんと空気が洗浄されています。そのことで、一般の住宅よりは換気による弊害は少ないかも知れません。」と伝えると、

 

「そういえば花粉症が家にいると軽減されるんです」ということでした。

 

お住まいの場所が東京ということだったので、現状では放射能より、換気扇を止めたときの弊害が大きいことを説明して、通常通りに生活していただくことで落ち着きました。

 

ちなみに換気をとめた時の弊害とは、*窓の結露が起きやすくなる*匂いが抜けにくい*一人が風邪を引くと移りやすい。などになります。

 

今回のような放射能は特別ですが、家の機能により、そこに起きる問題は大きく変わってきます。

 

その家にあった対処方法があるので、困った時は是非お問合せください。

 

写真は那覇空港と首里城までを結ぶモノレールです。

 

那覇市は思っていたより随分と都会でした。


遅れる資材

2011年03月22日 | 建築について

住宅建築の業界は、現在建築資材の調達に四苦八苦しています。

 

この事が原因で、建築期間が延びている現状があるのですが、被災地を優先することに異議を申し立てるお施主様はあまりいないので、今のところ大きな混乱は起きていませんが、気持ちのよいものでは無いことも確かです。

 

そして当然ですが、お引渡しができないと建築会社は集金できないので、厳しい経営を余儀なくされることも考えられます。

 

引き渡し間近の物件をたくさん抱えている会社などは、存続そのものが厳しい状況にあることは容易に想像できます。

 

物流が滞ることは致し方がありませんが、そのようなことが原因で経営が厳しくなった建築会社の支援も大切なように思います。

 

今、国は原発への対処と復興、被災者救出に全力を上げているので多くは望めませんが、震災から復興を目指す状況の中で、多くの企業が倒産するような事態は避けなければいけません。

 

金融機関などが何かしら手を打ってくださると良いのでしょうが、どこも手一杯なのかも知れませんね。

 

私達の仲間の全国の工務店様は、遅れる資材に動揺することなく、できる限りの手を尽くしてくれています。

 

そして、ファースグループで募集している支援金にもご協力を頂いていて心より感謝です。

 

私もできることに全力を尽くして行きます。

 

写真は穏やかな函館山です。


2011年03月19日 | その他

北斗市では、ガソリンも食品も、懐中電灯や電池なども、ほぼ通常に提供されています。

 

被災地から離れた私達にできることの一つは、淡々と落ち着いて、通常通りの生活と経済活動を行うことだとも感じます。

 

建築資材の物流はまだまだ滞っていますが、日本が元気を取り戻すには、経済活動を止める訳には行きません。

 

外食を自粛しすぎると飲食店が疲弊するし、観光を自粛しすぎると地域が疲弊します。

 

一定のモラルは必要ですが、凝り固まりすぎると復興も継続して行きません。

 

これから続く長い復興の日々を前進し続ける為にも、個々の人達が、企業が、地域が、元気でいることが重要です。

 

気遣いを持って、元気に生活していきます。

 

写真はある方の結婚式の時に飾られていた言葉です。

 

今、より響きます。


地震の翌日

2011年03月18日 | その他

地震の翌日、羽田空港では朝5時半頃から手続きがスタートしていました。

 

朝になり少しだけ携帯が繋がり、家族に無事を伝えることができたのであとは帰るだけです。

 

その間にもテレビでは悲惨な状況が映され、何もできない状況に唖然としているしかありませんでした。

 

予約できた飛行機は夕方なので、ひたすらじっとしていたのですが、お昼頃になりあまりに時間があったので、列に並んで搭乗手続きをして、乗り場内のラウンジ(シグネット)で待機しようと考えました。

 

長い列に並びながら、何気に携帯電話で空席状況を検索していると、とっくに満席だったはずの30分後に函館に向かう飛行機に空席があります。

 

空港の電光表示には満席となっているのですが、なぜかインターネットには空席があったので、慌てて予約。

 

そして、通りがかった係員の方に「30分後に出発予定の予約が取れたんですけど、手続きできますか?」と聞いたら、「こちらにどうぞ」ということで、すぐに搭乗手続きをしてくれました。

 

今回のことで函館便にはキャンセルが多く出ていたようでした。おかげで飢えることなく、思ったより早く函館に戻ることができました。

 

今回、羽田空港では修学旅行生を含め数千人の人が一夜を明かしていましたが、大きな混乱もなく、日本人のモラルの高さには誇りを持つことができます。

 

昨日、震災後初めて洪水の被害があった函館駅前を通りましたが(写真)、多少の傷跡は残るものの、ほぼ通常通りに戻っていました。

 

世界規模の被災に世界規模の支援が届いています。

 

復興していけると確信していますが、被災者の安否がとにかく気になります。


羽田空港での宿泊

2011年03月17日 | その他

タクシー乗り場に並ぶ長蛇の列にしばし唖然としていたのですが、何時間か待てばタクシーも空くだろうと、空港の食堂で牛タン定食とビールを飲みながら(のんきですが、このときしっかりと食事を取っていて正解でした。)2時間ほど時間をつぶし、改めてタクシー乗り場に向かったところ、タクシー乗り場の列は更に延びていて、沖縄帰りで軽装の私は東京の寒空に耐えられそうもありませんでした。(仮にこのとき無理をしてタクシーにのったとしても、渋滞でとても上野までは行けなかったと思います。)

 

タクシーを諦め、またトイレで携帯に充電をしながら、上野のホテルをキャンセルして、空港から送迎があるホテルや徒歩で行ける範囲のホテルを検索したのですが、取れませんでした。

 

東京の知人に連絡を取ろうと公衆電話を探したのですが(携帯はインターネット以外不通です)、どの電話も長蛇の列で、つながるかどうかわからない電話に並ぶのもどうかと思い、空港からの脱出は諦めることにしました。

 

少々疲れ、とにかく座りたいと思い、第二ターミナルビルチェックインカウンターの上階にあるラウンジにもぐりこみ、運良く席とコンセントを確保して一息入れることができました。

 

その後、ラウンジの座席に一つずつ付いているコンセントのありがたみを感じながら、携帯でいろいろと検索したのですが、インターネットは途切れ途切れで、メールや通話は相変わらず不通です。

 

この間も余震が何度も起きていました。

 

その時、携帯にワンセグ機能(テレビを見る機能)がついていることを思い出して映してみると・・・悪夢のような被害状況に呆然です。

 

しばらくするとチェックインカウンターの前で毛布が配られていましたが、取りに行く気力もなく(通路や足元にも人が寝ていてあまり動けませんでした・・)そのまま呆然と椅子に座りながら夜を過ごしました。

 

ウトウトとしてきた朝方4時過ぎ、激しい警告音に飛び起きました。

 

「大きな地震がきます!身構えてください!」という内容の放送。

 

そして私の携帯はもちろん空港にいる皆さんの携帯からもけたたましい警戒音が鳴り響きました。

 

携帯に、放送と同じようなことが書いていました。

 

特に大きな余震も来なかったのですが、その警戒音は何度も発生して、とても寝ていられません。

 

ただ、今考えると温かい屋根のある場所で過ごせただけありがたいことです。

 

また後日残りの部分を書きます。

 

写真は工事中だった首里城です。

 

温暖な沖縄にいたことがもう随分と昔のように感じています。


羽田空港着陸後

2011年03月16日 | その他

羽田空港に着陸後(震災の一時間後)、機内でしばらく待機していたのですが、客室乗務員の方が私に「福地さまはお乗換えですよね。この後の飛行機手配がどのようになるかわからないので、一度手荷物を受け取っていただき、改めて登場手続きをお願いします」ということでした。

 

飛行機を降りて手荷物を受け取り、改めてチェックインカウンターに向かったのですが、すでに大部分の飛行機の欠航が決まっていて、払い戻しや予約変更をするカウンターは長蛇の列です。

 

普段であれば携帯電話のインターネット機能で簡単に予約の変更ができるのですが、沖縄出張はパックでの手配だった為、窓口での手続きが必要でした。

 

ところがしばらくすると、ハンドスピーカー持った地上係員の方が「インターネットで新たな予約を入れていただくと、搭乗直前の手続きで対応できます」というようなことを言っていたので、慌ててネットで予約を入れたのですが、空席は翌日の夕方の便しかありません。

 

とりあえずその飛行機を予約して、その日泊まるホテルを検索したのですが、すでにほとんどが満室です。

 

なんとか上野にあるカプセルホテルを予約して、京急の乗り場に向かったのですが、運休中。

 

モノレールもバスも運休で、復旧を待っていたのですが、しばらくすると「全ての交通機関は本日の運休を決定しました」ということ、上野は遠いのでタクシーで移動するといくらかかるのか携帯電話で検索したところ、電池が切れてしまいました。

 

慌ててトイレに駆け込み、ウォシュレットのコンセントを拝借して充電をしながら途切れ途切れのインターネットで検索したところ、6,000円少々でいけるということがわかり、タクシー乗り場に向かったのですが、見たことのない長蛇の列・・・このあとのことはまた後日記載します。

 

当初は、昨夜から福島県のいわき市に入る予定だったのですが、このような状況になり早々に出張は取りやめて(宿泊予定だったホテルも停電と断水で大変だそうです・・)、本社でできることに集中しています。

 

移動が多いと紙一重の出来事が多いです。

 

北斗市の今朝はうっすらと雪が積もっていました。

 

被災地を考えると冷え込みが心配です。


地震の瞬間

2011年03月15日 | その他

地震の瞬間は、沖縄から羽田空港に向かう機中にいました。

 

私は景色を見るのが好きなので、いつも上空から街並みを見ているのですが、このときの景色には、なんだか違和感がありました。

 

最初のアナウンスでは「羽田空港混雑の為、旋回をしながら着陸の指示を待ちます」でした。

 

そして、次のアナウンスで「関東地区で強い地震があった為、滑走路の安全確認を行っています」とありました。

 

ただ、その時はまだこれほどの一大事だとは思っていなかったのですが、着陸態勢に入ると、お台場近くで工事中のビルから煙が立ち昇り、炎が見えています・・とても嫌な予感。

 

そして着陸寸前に飛行機は急上昇。

 

次のアナウンス「余震があった為、着陸を見合わせました。」・・・怖いです。

 

その後、飛行機はスカイツリーを軸にするようにぐるりと右回りに回ったのですが、その時に広場やグランドに多くの人が集まっているのが見えました。

 

非難していることがわかったので、いよいよ不安が広がります。

 

景色に感じた違和感は、普段と違う何かを感じたからだと思いました。

 

そのまま無事着陸したのですが、飛行機から降りることができません。

 

港そのものが機能を失っていたようです。

 

よく考えると、着陸した瞬間に地震があったら危なかったのかも知れません。

 

これから先のことはまた後日書きます。

 

お仕事では、いろいろな商材確保がいよいよ難しくなってきています。

 

できる範囲のことをやるだけやって行きます。

 

沖縄は昔断水が多く、少し前の住宅には写真のように貯水槽が屋根の上に乗っています。

 

オール電化の家であればお湯を貯めるタンクがあるので同様の対策になりますが、今回のような災害を考えると、このような工夫が重要になってきそうです。


淡々と

2011年03月14日 | その他

いろいろなことがありすぎて、何を書いてよいかわかりません。

 

テレビのニュースを見ていると、涙が出そうになります。

 

淡々と仕事に打ち込むしかないと自分に言い聞かせています。

 

ファースグループで義援金を募る準備をしています。

 

今できることはそれ位しかないのかも知れません。

 

そんな中、昨日の見学会では、避難勧告が解除されたばかりなのに、多くのお客様に来場頂き、心から感謝です。

 

勇気を頂きました。

 

ただ、物流関係が乱れていて、商品が入ってこないなどの影響が出始めています。

 

資材などでなるべくご迷惑をおかけしないよう、早めは早めに手を打っていきます。

 

写真は静けさを取り戻した函館湾です。