家と人、自分や仕事について

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遅れる資材

2011年03月22日 | 建築について

住宅建築の業界は、現在建築資材の調達に四苦八苦しています。

 

この事が原因で、建築期間が延びている現状があるのですが、被災地を優先することに異議を申し立てるお施主様はあまりいないので、今のところ大きな混乱は起きていませんが、気持ちのよいものでは無いことも確かです。

 

そして当然ですが、お引渡しができないと建築会社は集金できないので、厳しい経営を余儀なくされることも考えられます。

 

引き渡し間近の物件をたくさん抱えている会社などは、存続そのものが厳しい状況にあることは容易に想像できます。

 

物流が滞ることは致し方がありませんが、そのようなことが原因で経営が厳しくなった建築会社の支援も大切なように思います。

 

今、国は原発への対処と復興、被災者救出に全力を上げているので多くは望めませんが、震災から復興を目指す状況の中で、多くの企業が倒産するような事態は避けなければいけません。

 

金融機関などが何かしら手を打ってくださると良いのでしょうが、どこも手一杯なのかも知れませんね。

 

私達の仲間の全国の工務店様は、遅れる資材に動揺することなく、できる限りの手を尽くしてくれています。

 

そして、ファースグループで募集している支援金にもご協力を頂いていて心より感謝です。

 

私もできることに全力を尽くして行きます。

 

写真は穏やかな函館山です。