家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

換気扇を止める?

2011年03月23日 | ファース関連

昨日、ファース本部本社に「テレビや新聞で放射能の影響があるエリアでは換気扇を止めるように言っていますが、ファースの家ではどうしたらよいのですか?」という電話がありました。

 

ファースの家は気密性が高いので、換気扇を止めた場合に「窒息」などが心配だったようです。

 

「ファースの家は確かに気密性が高いですが、多少の出入り(外出時)もあるでしょうし、隙間もゼロではないので、換気扇を止めても窒息などということはありませんよ。」と答えました。

 

そして、「ファースの家は熱を回収する換気扇を使っていて、フィルターを通して空気を入れ換えていることと、床下のスカットール(シリカゲルの一種)が有機物を吸着してくれるので、外気が室内に入ってくるまでにはずいぶんと空気が洗浄されています。そのことで、一般の住宅よりは換気による弊害は少ないかも知れません。」と伝えると、

 

「そういえば花粉症が家にいると軽減されるんです」ということでした。

 

お住まいの場所が東京ということだったので、現状では放射能より、換気扇を止めたときの弊害が大きいことを説明して、通常通りに生活していただくことで落ち着きました。

 

ちなみに換気をとめた時の弊害とは、*窓の結露が起きやすくなる*匂いが抜けにくい*一人が風邪を引くと移りやすい。などになります。

 

今回のような放射能は特別ですが、家の機能により、そこに起きる問題は大きく変わってきます。

 

その家にあった対処方法があるので、困った時は是非お問合せください。

 

写真は那覇空港と首里城までを結ぶモノレールです。

 

那覇市は思っていたより随分と都会でした。