人から聞いた話や本、研修などの情報を鵜呑みにするには注意が必要です。
自分の中から生まれた情報は、自分の持っている情報量のホンの一部でしかないということを意識して、今持っている情報はどこからの情報だったかをわかって使うことが大切です。
研修などで得られる情報は、使うも使わないも関係なく強制的にインプットしてくれます。
これはとても楽なことです。
でも、情報が多すぎると、自分のものにできないうちに消えてしまいます。
実際に必要とする情報のほとんどは、自分で集めて初めて使える情報になるのでしょう。
やっぱり、インプットとアウトプットのバランスが大切なんだと思います。
人は裏づけのない情報や評価を嫌います。
例えば、腕が良いと有名な大工さんに「ここの仕上がりは素晴らしいね!」と言われた大工さんは素直に嬉しいはずですが、同じことを、家を知らない素人に言われても喜びは半減です。
でも、「先日とても腕の良いと言われる大工さんの家を見せてもらったのですが、そこにまったく負けていないように見えます。」なんていわれると嬉しいはずです。
自分の意見だけではなくて、他の情報と照らし合わせた評価をすることで、その評価の価値がグッと変わってくるんですね。
知らないこと、できないことの批評や評価はしないで、自分のできることが何なのかを求め続けることが大切だと、最近特に思ったりしています。
知ったかぶりや背伸びをして、下手に格好をつけること自体がとんでもなく格好の悪いことだったりします。
それよりも、知らないことに真剣に耳を傾けたり、悪かったことを素直に認めて努力する姿にこそ、本当の格好良さがあるんだと気が付きました。
このへん、これからも意識して行きます。
先週末、久々の休みは娘達とスケートに行きました。
スケートは30年近く振りですが、そこそこやれます。
でも、初めてスケートをする娘達と大差ないので、自慢は控えることにします。