家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

格好悪いことが格好良い?

2011年02月28日 | 考え方

人から聞いた話や本、研修などの情報を鵜呑みにするには注意が必要です。

 

自分の中から生まれた情報は、自分の持っている情報量のホンの一部でしかないということを意識して、今持っている情報はどこからの情報だったかをわかって使うことが大切です。

 

研修などで得られる情報は、使うも使わないも関係なく強制的にインプットしてくれます。

 

これはとても楽なことです。

 

でも、情報が多すぎると、自分のものにできないうちに消えてしまいます。

 

実際に必要とする情報のほとんどは、自分で集めて初めて使える情報になるのでしょう。

 

やっぱり、インプットとアウトプットのバランスが大切なんだと思います。

 

人は裏づけのない情報や評価を嫌います。

 

例えば、腕が良いと有名な大工さんに「ここの仕上がりは素晴らしいね!」と言われた大工さんは素直に嬉しいはずですが、同じことを、家を知らない素人に言われても喜びは半減です。

 

でも、「先日とても腕の良いと言われる大工さんの家を見せてもらったのですが、そこにまったく負けていないように見えます。」なんていわれると嬉しいはずです。

 

自分の意見だけではなくて、他の情報と照らし合わせた評価をすることで、その評価の価値がグッと変わってくるんですね。

 

知らないこと、できないことの批評や評価はしないで、自分のできることが何なのかを求め続けることが大切だと、最近特に思ったりしています。

 

知ったかぶりや背伸びをして、下手に格好をつけること自体がとんでもなく格好の悪いことだったりします。

 

それよりも、知らないことに真剣に耳を傾けたり、悪かったことを素直に認めて努力する姿にこそ、本当の格好良さがあるんだと気が付きました。

 

このへん、これからも意識して行きます。

 

先週末、久々の休みは娘達とスケートに行きました。

 

スケートは30年近く振りですが、そこそこやれます。

 

でも、初めてスケートをする娘達と大差ないので、自慢は控えることにします。


マーケティング

2011年02月25日 | 考え方

状況がわかってないのに決め付けてものを言うと、それだけで信頼を失います。

 

本人と真剣に話もしていないのに、「この人はこんな人だ」と決め付けて言う人に、人望や正しい情報が集まるわけがありません。

 

とにかく大切なのは、まずは本人の話を聞くこと。

 

言葉の節々だけを捕らえて、全てを理解した気持ちになって、その人が本当に言いたいことを聞けないと言うことも残念なことです。

 

会社や組織での理想の関係は

 

「この人ならこの場面でこのようなことを言っても、その意味合いをしっかりと捉えてくれるに違いない。」

 

「この人がこの場面でこのようなことを言うということは、ある程度物事が整っているに違いない。」と思い合えることでしょうか。

 

会社や組織では、そのような関係性が大切です。

 

そうなっていくには、仕事の取り組み方、考えた方などを理解し合うことから始めないといけません。

 

会社では好き嫌いで上司や部下は選べません。

 

だからこそ、理解し合うことが大切なんですね。

 

それも大切なマーケティング、頑張ろう。

 

写真はいつぞや撮った大沼のうさぎ達。

 

普段ヤル気のないうさぎ達ですが、朝一番だと腹が減っているので「なんかくれ」と群がります。

 

素直さを学びました。

 

ありがとう。


函館奉行所

2011年02月24日 | 地元ネタ

少し前になりますが、函館の新名所「函館奉行所」を見学してきたのでそのレポートをします。

 

建物そのものは、北海道にある建造物の中では十分に立派で、見ごたえもあるのですが、歴史ある他の街の建造物と比べられると厳しいかも知れません。

 

ただ、いろいろな展示品や歴史を紹介する見せ方は上手で、興味のある方には十分価値のある場所になりそうです。

 

入場料500円、その価値があるかどうかは微妙なところでしょうか。

 

個人的には、写真の廊下やずずっと続く大広間が圧巻でよかったですね。

 

ただ、冬は寒いです。

 

断熱リフォームをしてあげれば観光客も喜ぶと思ってしまいましたが、現代人の色眼鏡で見てはいけませんね。

 

次回訪問することがあれば、140年前に思いを馳せて見てきたいと思います。

 

最近の北斗市はすっかり暖かく、出張前と比べると雪の量は半分以下です。

 

このまま解けてくれると助かりますね。


心の声を聞く

2011年02月23日 | 考え方

 

仕事での人間関係は、プライベートと分けて考えなくてはいけません。

 

社の規模や役職で、表情や態度を段階的に使い分ける人がいます。

 

もしかしたら、そのような人がほとんどと考えた方が良いのかも知れません。

 

もっと言うと、そのようなことが上手にできる人ほど出世する社会なのかも知れません。

 

それはそれで仕方が無いことだと思っています。

 

役職や規模でランク分けする人が悪いということではなくて、そのようにされる側が勘違いしてしまうことが多いと言うことに危機を感じるんです。

 

だから、自分はそのようにしたくないし、そのような人を見極めることができる人でいたいと強く思います。

 

地位が上がるほど、対外的にどうしてもちやほやされます。

 

それが普通になって行くと、そのようにされない人の気持ちがわからなくなってしまうことがあります。

 

歳を重ねるというだけでも、そのようなことがおきることがあります。

 

自分の経験が大事になり、新しい仕組みや情報から離れてしまうことが多くなって、判断の幅が狭まる可能性が高まります。

 

もちろん、そうじゃない人もいます。

 

いくつになっても、どんなに偉くなっても、些細なことに耳を傾け、膝を折り、目線を合わせて語りかける人もいたりします。

 

そんな、心の声が聞ける人間になりたいと、そんな人間になるんだと、努力するしかありません。

 

世の中は、責任感が強くて、誠実で、良心的な人ほど苦しんでいることが多いように感じます。

 

力をつけて、そのような人達と一緒に歩める会社や組織をもっと強く、早く、広く、作って行く努力を続けます。

 

写真は函館奉行所の大広間、レポートは後日致します。


もしドラ

2011年02月22日 | 考え方

先日、「もし高校野球部の女子マネージャーがドラッカーを読んだら」を読みました。

 

ベストセラーになっていて気にはなっていたものの、表紙が可愛すぎるので購入するのを躊躇していたのですが、先日の新潟からの帰り、東京駅での乗り換え時間があまりなくて、平積みになっていたこの本を慌てて購入したのでした。

 

この本「勉強したいけど、ビジネス書って難しくて・・・」という場合に最適だし、何よりも物語が面白いんです。

 

そして、エンディングでは泣ける・・・ビジネス書(と言ってよいのかわかりませんが)で泣けるなんておかしな話ですが、泣けるんです。

 

簡単に内容を説明すると、野球部のマネージャーをしていた友人が入院することになり、替わりに主人公がマネージャーを引き受けます。

 

そして、マネージャーと言う意味を調べたところ、経営者や監督などの「マネジメントをする人」と言う意味があることを知り「やってやろうじゃないか!」と一念発起し、進学校の公立弱小野球部を甲子園に出場させるべく努力するという物語です。

 

ありがちな話だし、主人公の名前は「みなみ」・・・ベタですが、それでも面白いんです。

 

マネジメントの知識を得る為にみなみは本屋に行き、書店の店員に進められたドラッカーの本を購入します。

 

そして「高校野球部をマネジメントする」ということに悩み続けるんですね。

 

この本のすごいところは、企業をマネジメントする方が、高校野球部のマネジメントより簡単だと思わせてしまうところでしょうか。

 

高校野球部にとって顧客とは誰か?目的は?マーケティングの対象は?企業だとおのずとわかる部分の選定から頭を悩ますのです。

 

そして、一つ一つマネジメントを実践して、いざ夏の甲子園予選へ・・・みなみはがんばりました。

 

大変勉強になりましたし、長い移動時間もあっという間で助かりました。

 

みなみに負けないように頑張ります!

 

ただ、世の中の少年少女が、この表紙の本を読んでいるおっさんが電車で泣いている姿を見たら、間違いなく「変態がいる」と思われるので表紙カバーだけは忘れずに。

 

今日は2月22日、意味はないのですが、なんだかいけそうな気がします。


法務局

2011年02月15日 | 地元ネタ

昨日少しだけ用事があって函館の法務局を尋ねたのですが、駐車場に入るのに渋滞です。

 

何事かと思っていたら、ハローワークと駐車場が共同になっているんですね。

 

北海道では冬場に仕事が出来ない職種の方は、申請をすると失業保険を頂けるんです。

 

その手続きでたくさんの人が訪れていたと思うのですが・・・とにかく3分の用事の為に10分並びました。

 

それでも、晴天が続いているので気分は良いですね。

 

今週はまたこれからいろいろと出かけますが、先々の出会いが楽しみです。

 

全国大会の時は身も心もバタバタしていて、久しぶりにお逢いできた方が多かったのですが、ぜんぜん話ができなくてとても残念でした。

 

一年かけてまたじっくり回って行きたいと思っています。


越後湯沢の水

2011年02月14日 | 地域ネタ

改めまして、先日全国大会においでくださった皆様に心より感謝申し上げます。

 

会場が狭くなってしまったことに改めてお詫び申し上げます。

 

さて、大きなイベントを一つ終えてホッとしている場合ではないですね。

 

今週も大切なお仕事があるので、しっかり準備を進めて行きます。

 

ところで写真は何かと言いますと、昨日新潟から東京に向かう新幹線「とき」が越後湯沢に差し掛かったところで、窓の外から「ザッ、ザッ」って音がします。

 

なんだろうとみてみると、壁から水が出ていて車両に掛かっている音なんですね。

 

越後湯沢は有数な豪雪地帯なので、雪対策だと言うことはなんとなくわかりますが、越後湯沢の駅周辺だけだったのが気になりました。

 

でも、車で洗車機に入っている時みたいな感覚で(子供の頃から好きでした・・)、良い気分になりました。

 

理由がしっかりわかったらまたここでご報告します。