家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

方言好き?

2008年02月29日 | その他
 私の住む北斗市は、函館の隣町で津軽海峡を挟んで向かいが青森という場所柄か、北海道の中でも訛りが激しいエリアです(北海道でも旭川あたりは綺麗な標準語なんです)。特に訛り好き?!だった私は、地元の訛りが更に進化した漁師訛りや農家訛り、お年寄りの訛りも習得?していたので、今の仕事で日本各地を回り始めた時はかなり苦労をしました。とりあえず一般的に通じない方言を手帳に羅列して、気遣いながら話していたことを思い出します。(通じない方言例:「ゆるくない⇒大変」「あずましい⇒快適、広い」「とっぺる⇒閉じる」「ゴミを投げる⇒ゴミを捨てる」など多数。)
一時期仕事の都合で東京に4年ほど住んでいたことがあります。北海道に戻ることが決まった時、東京事務所のスタッフに「北海道に戻ったらすぐに北海道弁に戻っちゃうよ」と話したら、「え!最後まで北海道弁でしたよ・・・。」と言われショックを受けたことも思い出しました。
4年も東京に住んで抜けない訛りは、今ももちろん全開ですし、全国各地の方言が少しずつ私に移るので、バイリンガル?(国内限定)に近い能力を身に付けたことを嬉しく思います。(喜んで良いのか・・?)

家づくりへの思い

2008年02月28日 | その他
 当社主催で年に一度開催する全国大会、今年は2月20、21日に高知で開催しました。そこで毎年行われる設計コンペに、昨年建築された「ファースの家」の中から各社自慢の住宅が設計コンセプトと共に提出されます。提出作品をじっくりと観ていくと、そこにこめられた加盟工務店様やお施主様の思いがヒシヒシと伝わってきます。「写真には写ってはいないけど、ここの工務店さんならきっとここの部分にあんな工夫があるんだろうな・・」といったように、見えない部分も想像しながら貴重な1票を投じます。選考は当社HPに設けた専用ページで閲覧し、関係するメーカー様、販売代理店様、加盟工務店様の投票数で行うので、私の1票でどうこうなるものではありませんが、デザイン、温熱環境への配慮、導線、音環境、斬新さ、などできる限りトータル的に見て審査をしています。受賞した住宅はもちろん受賞を逃した住宅にも非常に優秀なものがありました。(毎年選考に心を痛めてしまいますが、ファース加盟工務店に皆様はどうか来年も多数の応募をよろしくお願い致します。) 

家造りへの取り組み方は、建築会社により千差万別です。その中で、心を込めて建築された家は、特別なオーラを発しているように思えてなりません。お客様に愛される、やさしいオーラをまとった住宅が、もっとたくさん建つことを望んでいます。もちろん私も努力して行きますよ。

出身地について

2008年02月27日 | その他
私は現在、身も心も道産子(北海道人)のつもりですが、戸籍上は千葉県市川市生まれです。しかし、出張時に「どちらの出身ですか?」と聞かれるとほぼ確実に「函館です。」と応えます。生まれて3歳までは千葉県にいましたが、すぐに北海道の上磯町(函館の隣町で現北斗市)へ渡ったので、実際は函館に住んだのは一人暮らしをした数年程度なのですが・・。通った高校や、遊びや買い物などはほとんど函館だったので、とても愛着があります。函館という地名は全国どこでも通用することと、関東以西で「函館から来ました。」と自己紹介すると、外国人でも見るように珍しがって頂ける場合が多く、話題に困らないといった部分でもとても助かるのです。首都圏の多くの人からは、北海道は人より熊や牛が多いと思われているようで(実際は人口560万人に対し牛140万頭程度なので、熊を足しても人間の勝ちかな・・)、そんな所に悪い人はいないと思われているように感じます。どこに行っても良い人もいれば悪い人もいるのですが・・・それでも出身地に良いイメージを持っていただけるとうれしいですね。
 写真は函館の観光マップですが、函館、北斗市の観光は地元の人に聞くのが一番です。私もかなり得意としているので、お越しの際は是非声をかけてくださいね。

実験

2008年02月26日 | その他
 私のいる会社は住宅システムの開発を行っているので当然様々な実験を行います。写真のボックスはガラスの実験を行っているのですが、無暖房状態で外部1℃の所、室内16℃です。窓からの日射だけで暖かい完全な0エネルギーハウスですが、空気環境や夏の暑さを考えるとこれで良いと言う訳ではありません。家の性能を考える時、こちらの性能を上げるとあちらの性能が落ちる(トレードオフ)といった問題が良く出てきます。「気密を高めると⇒空気が汚れる。湿気がこもる。木が腐る。」「換気をすると⇒寒くなる。乾燥する。」「内断熱⇒安価で仕事がやりやすいが性能が落ちる。」「外断熱⇒性能は高いがコストがかかり、外壁の取り付け施工部分に課題がある」などなどキリがありません。その中でより費用対効果が良く、問題の出ない方法を選択し、足りない部分は開発する。この繰り返しで現在私たちの会社が提供する「ファースの家」が生まれました。今日もメーカーの方と断熱材の実験を行っています。また新しい技術が生み出されるかも知れません。

ブログはじめます。

2008年02月25日 | その他
 大きなプレッシャーの中、自分の成長の為にとブログを開設することにしました。ブログ開設にここまでのプレッシャーを感じてしまうのは「ファースの家」の開発者で父親でもある弊社社長のブログは非常にアクセス数も多く、内容や表現にも好評を頂いています。そのブログと比較される自分の貧相な文章を想像すると・・・身震いするほど怖いものがあります(汗)。とにかく修行の一環と考え、私なりの視点で作文し出来る範囲で更新して参ります。

 「ファース全国大会in高知」にご出席頂いた皆様には心より感謝申し上げます。皆様とお会いできたことで沢山の力を頂きました。皆様には改めて各地でお会いした際又はお電話にてお礼申し上げます。(その勢いで絶対無理と諦めていたブログを始めることになってしまいました・・。)

お知り合い以外の方へ少し自己紹介です。
私のいる会社は「住宅システムの開発とその普及」という、いくらか希少な仕事をさせて頂いています。少ないスタッフで全国のお客様や取引先と対応している関係上、多くの方々と出会い、たくさんの情報を頂くことができます。その中で、このブログをごらん頂く方と共有できそうな情報を発信して参ります。どうかよろしく御願い致します。