世の中には、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などにインターネットも加わって、とにかく情報が氾濫しています。
氾濫する情報の中から本質を見極める力を「メディアリテラシー」と言うそうです。
ヨーロッパでは子供の頃からメディアリテラシーの教育があるらしく、日本は遅れている状況とのこと。
あるアンケートで、新聞に書いてある情報を信じますか?と聞くと、日本人はほぼ信じる、ヨーロッパでは半分以上の人が信じないと答えるようです。
「情報は曖昧だ。鵜呑みにしてはいけない。」という教育が行き届いているようですね。
日本人は少々怖い状況で、新聞、テレビはもちろん、誰が書いたかわからないインターネットの口コミ情報なども信じてしまう傾向があります。
情報はできるだけたくさん、違う角度のものを仕入れて、より重要な物事であれば自ら取材をして、しっかりと本質を見極めることが大切ですね。
インターネットで見た情報を即座に発信して、枝葉がついて広がって、とんでもない情報として広がっていることが良くあります。
公的なメディアとして認知されているNHKでさえも誤報を流すことがあります。
誤報に国民が気付き、バッシングが起きると訂正、場合によっては謝罪をするのですが、気付かずにいるとそのまま放置されることがほとんどです。
テレビであれば視聴率、新聞雑誌であれば売上が重要になるので、情報が偏るのはある程度仕方がないと理解して「また大げさな報道しているな~」「随分偏ったことを言ってるぞ・・・」「このメディア酷過ぎる!」としっかり気づいて監視できれば、報道のされ方はもっと変わっていくのではと思っています。
マスコミが一斉に同一のことを報道すると、それを鵜呑みにした国民ほとんどが袋叩きのように一個人を袋叩きにする、そんな魔女狩りのようなことがここ最近続いています。
あまり愉快なことではないです。
情報は情報でしかないと割り切って、真実は別にあると疑ってかかることも時には大切だと感じます。
メディアリテラシー、磨いて行こうと思います。