家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

今更ながらザザっと経歴を

2009年09月30日 | 考え方
社会人になってすぐ地元のゼネコンに就職して、現場監督になりました。監督といっても、最初は何も出来ないペーペーなので、足場組み、鉄筋組み、型枠のばらし、コンクリートのハツリなど、最初の頃は肉体労働が主でした。奥尻島での現場では重機の運転なんかもしていましたね・・。少しずつ、墨だし、施工図面作成、見積りなどが出来るようになったと思ったら「会社が忙しくなった」という社長の一言で今の会社へ転職です。

ここでもはじめは現場管理でしたが、すぐに営業にまわり、基礎プラン程度の設計なんかもやりながら営業をする感じになって「良い感じかな?」と思っていたら、東京事務所を立ち上げると言うことで東京へ転勤です。

東京ではモデルハウスでの接客をしながら、加盟工務店募集活動を行っていました。最初3ヶ月ほどの予定で東京に赴いたのですが、諸事情で4年間を過ごすことになりました。本社に戻ってからも、住宅部門、推進部門、研究開発と部署が変わり「今に至る」です。

この19年、建築に関わる様々な場面に携わることができて、とても幸運だったと今更ながら思います。全ての出会い、全ての経験が今の自分を支えてくれています。

ただひとつ失ったものは当時の体型と体重・・。取り返すために近所の浜(写真)で、時間を見つけて走ろうと思います。

在来工法の強み

2009年09月29日 | 建築について
たまには住宅のことを少し書いてみます。

「木造住宅の建築中に雨が降ると、木材が濡れて腐りやカビなどが心配」という声を聞くことがあります。近年、住宅に使用する木材は乾燥処理がされていて、施工後の狂いが随分と軽減されていますが「雨に降られたら一緒でしょ」といった意見もあります。

確かに濡れたままの木材を断熱材などでいきなり覆ってしまえばトラブルの原因となることもありますが、在来工法での施工では、断熱材などの施工より前に屋根や壁が施工されます。屋根や壁が施工された後、断熱材などの施工にかかるまでの間に、木材が乾燥するので、このような工程だと問題はありません。(パネル工法などは床から順番に施工されるので雨対策は必須です。)

「ファースの家」では竣工後でも壁内に空気が回るので、お施主様はもちろん施工する側も安心です。

写真は現在当社で建築させて頂いている長期優良住宅です。昨日は雨で濡れていましたが、今日の天気ですでに乾燥していました。この時期の工程はドンドン形ができてくるのでワクワクしてきますね。

当社では、長期優良住宅を「決まりだからやる」というわけではなくて、20年以上前から「家は、長く快適に過ごせなくては意味がない」という考えで運営されてきました。だからこそ、この制度が形式ではなく、真に優良な住宅が普及される起爆剤になれば良いなと考えています。前に前に、頑張ります!

心の体力

2009年09月28日 | 考え方
ものすごく臆病だった子供の頃、そんな自分のことがあまり好きではありませんでした。ただ、歳を取るにつれ、荒波に揉まれ、守るべき人が増えてくると、いつの頃からか心に体力が付いてきて、気が付けば、物事に動じることが少なくなってきたような気がします。心の強さは、環境や考え方によって鍛えることができるものなのだと、なんとなくですが実感しています。

仕事も含めて、必要だけど足りていない力がまだまだたくさんあるのですが、「動じない」と言う部分を身につけただけでも、随分と自分のことを好きになることができました。

分野ごとに優秀な人と比べると、自分の足りないところばかりが気になってしまうものです。あせりも必要ですが、自身の成長が実感できれば、それはそれで自分で自分をほめてあげる必要があります。上には上が必ずいますから、1つ1つとステップアップしていけばそれでよい、という考えも大切です。

下を向いていてもしょうがありません、下を向かなければいけない対照を排除できるのは、自分だけなんですよね。さっきより今、今日より明日、成長して行きます。

写真は昨日撮った自宅近所の海水浴場からの景色です。肉眼では驚くほど綺麗だったのですが、携帯だとやっぱりイマイチですね。デジカメにしようかな・・。

秋空

2009年09月26日 | その他
写真は会社の裏側なので、あまり綺麗ではありませんが、空が随分と高くなりましたね。秋分の日を越えて、これからはドンドン日が短くなります。

寒い季節はファースの良さがより実感できるので、私たちにとってはオンシーズンです。冬眠している訳には行きませんので、張り切って行きマース!

スーパー北斗

2009年09月25日 | 地域ネタ
スーパー北斗16号です。これからこの列車で函館に帰ります。北海道をあまり知らない方は函館と札幌は近いイメージがあるようですが、1番早い特急でも3時間以上かかるんです。観光で来られる時はお気をつけくださいませ。

快晴の連休

2009年09月24日 | 地元ネタ
北斗市の連休は天候に恵まれました。突然に現れた連休をどのように過ごすか戸惑いましたが、近郊でのハイキング、プール、墓参りなどで、ゆったりと過ごすことができました。

心の中では、どうしてもあれやこれやと考えてしまいますが、それはしょうがないことですね。さて、あれやこれやと考えてきたこと、今日から形に変えて行きます。

武士は食わねど高楊枝

2009年09月19日 | 考え方
「温室効果ガスの削減25%を宣言」これは、車を馬車に乗り換える位の覚悟が必要な数字です。

日本は他の先進国に比べるとすでにかなりの削減を実行しているので、それに加えて更に削減を宣言することは、国益を考えると得策とは言えないでしょう。ただ、「我が身を削って地球環境に貢献する」という「武士は食わねど高楊枝」的な発想は大好きです。

しかも、この数字をきっちりクリアーできれば、国際社会への影響力は大きいですよね。

福地建装は、温熱環境を考え続けている会社です。住宅業界において、この削減目標をクリアーするために必要なノウハウは積み上げてきた自信があります。これからがチャンスです。出番がますます増えることが予想されるので、張り切って行きます。

写真は前回釣りに行ったときの写真です。文面との関連は極めて薄いのですが、自給自足も意識して行きます(馬どころか船では説得力ないですね・・次回は堤防からの投げ釣りにしてみます)。

札幌

2009年09月18日 | 地域ネタ
このビルの六階に当社の札幌事務所があります。昨日はここで販売代理店さんへの研修会を行いました。皆さんの真剣な姿勢に力をいただきました。ありがとうございます!
それではこれから函館に帰ることにします。

運動会

2009年09月14日 | 地元ネタ
昨日は下の子の運動会に参加してきました。雨のため、一時間開始を遅らせてのスタートでしたが、後半はすっかり晴れて、決行を決断した関係者の方々に感謝です。延期になれば、参加できたかどうかわかりませんからね・・。

運動会では、綱引き、リレーとフル参戦したので、今日はやはり筋肉痛です。園児用の短いはずのグランド一周があれほど長く感じるとは思いませんでした。確実に歳は取るので、体力は落とさないよう意識していこうと改めて思います。

今日の北斗市は快晴!筋肉痛は忘れて元気に行きます!

水泳教室

2009年09月12日 | 考え方
北斗市に住んでいて、「あ~暑い!海(プールでも可)行こう!」というほど暑い日は、一年を通してほとんどありません。だからきっと、泳げる人少ないと思うんですよね。

小学生の頃、クラス対抗の水泳大会があったのですが、なぜか選手に選ばれていました。しかも負けた記憶がないんです。僕は息継ぎができないので、(息継ぎをやろうとするともれなく大量の水を飲みます)25メートルを死ぬ前に泳ぎきる必要があったので、まさに必死で泳ぐから、早いのは早かったのでしょうが、だからと言ってレースで勝つというのは周りのレベルも低かったのだろうと想像がつきます。そんなこともあって、泳ぎはずっと苦手でした。

数ヶ月前から、娘が市で行っている水泳教室に通い始めたので、時間のある時は見学をしていました。プールでは、気持ち良さそうに泳ぐ人達がいて、「俺にもできそう」と思い込み、実際泳いでみたのですが、やっぱり大量の水を飲みます。途中で止まるのはかっこ悪いと思い込み、対岸まで必死に泳ぐのですが、小学生から進歩していないことに苦笑いでした。

「これではいざと言う時、人を救うどころか自分の身すら守れない」と思い、水泳教室が行われているプールの隅の方で、月に一度くらいは泳ぐ練習をしていて、4回目になる先週、息継ぎで水を飲まないことに成功しました。体の力を抜いて、「泳ぐこと」より「浮くこと」が大切みたいです。いざという時はまずないと思いますが、泳ぐことは運動不足の解消に良いので、今後も時間を見つけて練習していきます。

せんとくん

2009年09月11日 | 地域ネタ
先日、メーカーさんとの打合せのため東京の日本橋付近を歩いていたら、せんとくんに出会いました。せんとくんは、あらゆる国や地方の言葉を使いこなす、元気でやんちゃな奈良生まれの男の子だそうです(せんとくんプロフィールから抜粋)。奈良1300年の歴史を背負うナイスガイです。

この時は三越前のエリアを少し歩いただけなのですが、奈良以外にも島根などの特産品を扱う店もあって、実際その地域に行かなくても地方の特産品が手に入るようですね。一度ゆっくり探索してみたいものです。

北斗市はすっかり秋めいてきましたが、空気が澄んでとても爽やかです。そういえば、最近北斗市周辺でヒグマが多く目撃されているようです。ヒグマも食欲の秋みたいなので、食べられないように気をつけることにします。

「モゼル」

2009年09月10日 | 考え方
15年ほど前から4年ほど、東京に住んでいたことがありました。当時、同郷から上京してきた仲間が時々集まるお店が、京王線の幡ヶ谷駅から徒歩10分ほどの場所にある「モゼル」でした。

このお店はおばさんがアルバイトの女の子?!と切り盛りする「スナック」でしたが、このおばさんが、厳しくて、面白くて、江戸っ子のかあちゃんができたみたいで、当時の僕たちはお気に入りの場所でした(とにかく値段が安い!)。そこに出入りする常連さんも、自称俳優、自称医者、自称・・・と、得体の知れない人が多くて面白かった記憶があります。

当時僕は吉祥寺と言う街に住んでいて、路線図を見てもわかる通り、幡ヶ谷へのアクセスは悪くないので、「モゼル」の近くに住んでいた友人と、日曜日に休みが取れる前日には飲んでいました。

お酒を飲んで勢いがついてくると、埼玉や千葉に住んでいる仲間にも「今すぐモゼル集合!」とたちの悪い電話をしていたことを思い出します。それでも、一時間後には一人一人と集まってきて、気が付くと同窓会状態・・・お金がなくても、寝ないで遊ぶ若さがあった時代でした。

昨日、調布のメーカーさんに訪問する際、ものすごく久しぶりに京王線に乗って、路線図を見ていたら、当時のことを思い出して今回の内容になりました。当時のメンバーは元気かな?モゼルはまだあるのかな?少し気になるので、いつか、土曜の夜に幡ヶ谷に行ってみて、まだお店があるか確認してみたいと思います。お店があって、まったく連絡が途絶えたモゼル近くに住んでいた友人Tがいたら、お酒を飲んで、勢いをつけたら「モゼル集合!」の電話をまたみんなにかけてみたいと思います。アホか!と叱られそうですが、実現したら面白そうです。

駐輪場

2009年09月09日 | 地域ネタ
都会では、自転車を停めるにもお金がかかります。人が多くて土地も高いから当然なのですが、最初の頃は衝撃でした。

田舎育ちの僕は人込みに酔うので、あんまり都会には向いていないようです。