ファースの家は結果的に高気密高断熱ですが、高気密高断熱だから起きる問題点を解決して行く過程で生まれた住宅システムと言えます。
過程で生まれた住宅システムなので、未だ過程です。
きっとこれからもずっと過程で、進化は続けますが完成となることはありません。
日本の住宅はここ数年強烈なスピードで基本性能を上げています。
環境、エネルギー、資源などの問題が多発して国策として住宅の高性能化が進んでいます。
当社では、健康、省エネ、快適という課題に古くからチャレンジしているので、ここ最近の高性能化はとても心地よくありがたいことです。
車の燃費が向上して行くように、家の燃費も向上して行きます。
省エネと快適性を維持しつつ、購入可能な価格で、というところのバランスも大切になります。
全てが環境や状況で変化するので、ゴールなどある訳がないのです。
パソコンやエンジンなどでもそうですが、一部の部品は国内や世界規格で統一されていく傾向もあります。
取り換えが効く、ということも大切なファクターになってきます。
これまではないものは作ればよい、でしたが、存続しつづけるものを作る、替えの効くものを作るなどの思考も必要になってきます。
住宅は今後徐々に給水や下水道のように、生活に必要不可欠なものとしてインフラ化して行くようにも感じます。
高性能な家を創造し続けてきた実績の中で得た経験を生かして、そんな住宅業界で存在し続けること、どこまでも行動しながら考え続けます。
今日は急に建築屋さんモードです。