内閣支持率が低下していますが、個人的にはとても複雑な心境です。
政権が変わって、様々なことにいっぺんに着手して、それなりの成果が出ている部分もあるはずなのに、思うように進まないところばかりがクローズアップされているのが残念です。
小泉元首相の人気はいまだに高くて僕も好きでしたが、あの時のことを乱暴な言い方で表現すると「これとこれは命を懸けて必ずやる。ただ別のことは知らん!」という感じだったので、やるべきことが絞られるので、ぶれずにやりぬくことが出来たように思います。
その結果、国が良くなったかどうかは良くわかりませんが、その姿は国民から見て頼もしく感じたことでしょう。
鳩山首相は、全ての人や国全体をある程度良くしようとしているので、当然達成できない部分も出てきますよね。良くしたい気持ちは強いのですが、やるべきことが絞れていない(そもそも絞ることは難しい・・)ので、どうしてもぶれている印象を与えます。
どちらが良いかというよりも、やろうとしている範囲が違うだけのようにも感じます。
国を会社だと考えると、国民は社員ですね。社員であれば、今この会社がどのような状況にあるかを知る必要があるし、社長や役員に当たる内閣は、それをある程度公開する必要があります。
もう、ここまで支持率が下がったのなら開き直って、国の決算書みたいなものを説明して「このままじゃ日本はダメだ。無駄の削減はどんどんやるけど、増税や社会保障の低下もある程度理解して欲しい。」って言っちゃうのはどうでしょうかね。普天間の問題も「国防を考えると日本はまだまだアメリカに頼る必要がある。代替案がないならこの条件を飲んで欲しい。」と、選挙に勝てないリスクを恐れずそれを言える勇気のある政治家と、それを受け入れる包容力のある国民性が必要な気がします。政治に正解なんてないのでしょうから、やりたい範囲と、やれる範囲だけは明確に示す必要はありそうですね。
自分は自分でやれることから頑張ります!
今日は今期初めて自転車で通勤してみましたが、太ももがプルプルして運動不足を痛感・・。帰りはゆっくり景色を楽しみながら行くことにします。<o:p></o:p>