さて、昨日出した、この2枚の写真。
この矢印は、なんだと思います?
これは当然、
毎度おなじみ「とりあえず道具~」なのですが、
これ、カーテンなのです。
この写真は、全部閉まってます。
これは、右側(事務所側)だけ、開いています。
これは両方全開。
左側は主に、
利用者(ホームで暮らすお年寄り)の部屋として使われました。
・・・ということで、
この棒(舞台用語で人形といいます)が可動式になっていて、
*真ん中に寄せたときには、カーテンが閉まっている。
*外に開いたときにはカーテンが開いている。
・・・つもり
・・・で、稽古していたんですね。
しかし、舞台をご覧いただいた方はお分かりだと思いますが、
このカーテン。
猛烈な回数の、開けたり閉めたりがありましたよね。
こっちが開いたら、あっちが閉まり、
あっちが開いたらこっちが、といったように。
でも当然、これは人力で動かしているわけです。
それも、裏からではなく、芝居の延長線上で、
キャストが開けたり閉めたりしていました。
とはいえ、
50人もいるんだから、みんなで手分けすれば、
なーんてワケにはいかない。
あまり何人もが担当すると、
責任の所在がぼやけてしまいますから。
また、演出的にも、適当だろうというキャストは、
そうそういるワケじゃない。
カーテンの開け閉めをしても不自然じゃなくできる役で、
素の本人が信頼できる人じゃなきゃなりません。
いい人なんだけど、ポカが多い、なんてキャストには、
絶対に任せられないのです(笑)
・・・と、思いの外、力説して長くなりました
次回も、この話、続けます!
<つづく>
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