望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

『ギンノキヲク』ウラ話&ウラ写真・その9・カーテンズ!

2018-11-04 10:22:26 | 舞台・ウラ話

さて、昨日出した、この2枚の写真。





この矢印は、なんだと思います?

これは当然、
毎度おなじみ「とりあえず道具~」なのですが、


  これ、カーテンなのです。


この写真は、全部閉まってます。


これは、右側(事務所側)だけ、開いています。


これは両方全開。
左側は主に、
利用者(ホームで暮らすお年寄り)の部屋として使われました。



・・・ということで、

この棒(舞台用語で人形といいます)が可動式になっていて、

*真ん中に寄せたときには、カーテンが閉まっている。
*外に開いたときにはカーテンが開いている。

   ・・・つもり

  ・・・で、稽古していたんですね。


しかし、舞台をご覧いただいた方はお分かりだと思いますが、

このカーテン。
猛烈な回数の、開けたり閉めたりがありましたよね。

こっちが開いたら、あっちが閉まり、
あっちが開いたらこっちが、といったように。


でも当然、これは人力で動かしているわけです。

それも、裏からではなく、芝居の延長線上で、
キャストが開けたり閉めたりしていました。


とはいえ、

50人もいるんだから、みんなで手分けすれば、
なーんてワケにはいかない。

あまり何人もが担当すると、
責任の所在がぼやけてしまいますから。


また、演出的にも、適当だろうというキャストは、
そうそういるワケじゃない。

カーテンの開け閉めをしても不自然じゃなくできる役で、

素の本人が信頼できる人じゃなきゃなりません。

いい人なんだけど、ポカが多い、なんてキャストには、
絶対に任せられないのです(笑)


・・・と、思いの外、力説して長くなりました

次回も、この話、続けます!


   <つづく>







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自分が出る方が楽かもしれない

2018-11-03 23:05:05 | 暮らし・花・趣味

今日のお昼は、学生たちの落語会2日目。

昨日、上手くいったので安心してたら、
今日はボロボロ(T_T)

舞台と同じでうまく回っていかないと、
どんどん深みにはまってしまう。

そこを立て直せというのは、
学生たちには酷な話なので、

まぁ仕方ないさと帰ってきた。


なのに・・・今になって体じゅうがボッキボキ。


あ~、どんだけ変な力を入れて見てたんだ(笑)





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『ギンノキヲク』ウラ話&ウラ写真・その8・稽古場の日々

2018-11-03 10:46:27 | 舞台・ウラ話

他にも、
かなりの時間をとって稽古したのが、
オープニングのシーンでして・・・。

オープニングでは、殺陣やらアクションがあるため、
かなりがっつり稽古しました。


ほんのわずかの時間のシーンとはいえ、
いろんな人があちこちから出るし、

人数も多い中、

主宰の意図するところまで、
きちんと作っていかないと、

単に烏合の衆が騒いでいるだけになってしまう。

なおかつ、テンポよく、スピーディーにいかないと、
見るに耐えない有様になりますから。

それになにより、
ひとつ間違えたらケガの元ですしね。


さて、
みんなでワイワイと、でも真剣に、
演技以外の稽古や勉強をしているとき、

実は人知れず、
大変なプレッシャーを抱えながら、
絶対に間違うことのできない、
大変な仕事の稽古をしていた人たちがいました。


彼らの名は「カーテンズ」。
・・・って、映画のタイトルみたいだけど(笑)

しかし本当に、
彼らには大切な大切な使命があったのです。

これは、ちゃんと説明しないと、
絶対にわかりません。


ヒントを出すと・・・、





この2枚の写真の矢印、です。

ご覧になった方はピンとくる、かな?


   <つづく>







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『ギンノキヲク』ウラ話&ウラ写真・その7・稽古場の日々

2018-11-02 16:42:08 | 舞台・ウラ話

本番の10日くらい前から、
稽古前に流れていた、合唱曲のカラオケ。

これが何故、クセものかというと、

・・・歌っちゃうんです(笑)

いや、別に歌わなくてもいいんですよ。
自由時間なんだから。

なのに、
曲が流れると、つい何度でも歌ってしまう。

で、稽古が始まる頃には、すでに歌い疲れてたりして(笑)


これね、ダンスでもそうなんです。
自分が踊る曲がかかると、どうしても体が動いちゃう。

昔、ダンスの稽古場で、休憩時間にずっと、
稽古中の曲をかけ続けて、
「休めないじゃないの!」
って、みんなから怒られたことがあったくらい。

これがね~、ホントに、
踊らなきゃいられない気分になるから不思議なんです。

ととと、話がそれましたが、


踊り、合唱、そして、もうひとつ大切なのが・・・、

介護にかかわる実習!


介護現場の話は、折に触れ、
元スーパーヘルパーと呼ばれた主宰が、
いろいろと体験談を話してくれて、
私など、ただただ驚くばかりでしたが、

体験学習もやりました。

これは、以前にも出しましたが、
老人体験キット。


ただ、これがあまりにもハードすぎて、
ココだけの話、腰を痛めちゃった人も・・・

でも、それほどに実感できたという(笑)
そう、お年寄りは大変なのです!


こちらも前に出した介護実習の写真ですが、

まずは移乗。


移乗とは、車いすからベッドに移すなど、
介護する人(利用者さん)を移動させる方法です。

こちらはおむつ。


このように、他の劇団さんの稽古では、
まずやらないことも、色々と勉強します。

他にも、
かなりの時間をとって稽古したのが、
オープニングのシーンでして・・・。


   <つづく>







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『ギンノキヲク』ウラ話&ウラ写真・その6・稽古場の日々

2018-11-01 11:59:13 | 舞台・ウラ話

毎日の稽古の日々を振り返ってみると・・・。


たとえば13時から稽古スタート、という場合。

普通は12時半くらいから集まってきて、
着替えてアップして、という流れになるんですが、

ここの人たちは目茶苦茶早い!

私、だいたい早い方なんですが、
私が着くと、もう大半の人が到着している



ということで・・・、

稽古が始まる前は皆それぞれ、
好きなように時間を使っています。

筋トレとか、台本読むとか、
このあたりはかなり稽古場っぽいですね。



こちらも、いかにも稽古場という・・・、
発声練習!


これは、離れたところに立って、お互いに声を出し合っています。
離れた相手に、いかに言葉を渡すか(伝えるか)の練習。

相手に言葉を渡すって、とても大切なんです。


こちらは小道具作成中かな?
劇団員さんの仕事は、果てしなくあるのです。



右の2人は、
稽古場に置いてあったチラシを見ていますね。


たぶん、知り合いの誰かが出てる、みたいな話でしょう。
この世界は本当に狭いので、友達の友達くらいで、
たいがい共通の知り合いにつながります。

左の赤ポロ組は、玉城君が恵里奈ちゃんにアドバイス中。


そして、それぞれなんとなく自主練が始まるのですが・・・、

今回の自主練といえば、やっぱり合唱!
これは最初の頃ですね。


楽譜を見ながら、みんなで音をチェックしています。

ハモリって微妙な半音がたくさんあるから、
しっかり覚えてないと引っ張られちゃうので(これが素人!)


そういえば、本番の10日くらい前からかなぁ。
稽古前に、ずっと合唱曲のカラオケが流れていました。

そう。
このね、カラオケが、なかなかのクセものでして・・・。


   <つづく>






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