昨日「ヨゴシ」という言葉を出しました。
今回は、戦後間もない時代、
それも、貧しい漁村の人々なので、
とにかく衣裳は、汚くなきゃなりません。
わざと汚くすることを、私たちの言葉で、
<ヨゴシをかける>
と言うんですね。
そして今回は、何もかもに、ヨゴシが必要です。
だから、普通はNGの、衣裳での飲み食いも、
地べたに座るのも、なんでもOK。
でも、その程度じゃ生ぬるい!
やはり、もっと積極的に、汚していかないと、
なかなか、それっぽくはなりません。
ホントはお見せしちゃいけないんですが、
一部だけ、お見せします。
稽古の休憩時間に、製作中の私の前掛け。
「つぎ」を当てております。
で、この無地の布、
なかなかの味わいのある汚しっぷりで、
本人、いたく気に入っているのですが、
これがね~、
この雰囲気にするのに、けっこう苦労しました。
これ、どう汚したかと言うと・・・、
何で汚したと思います?
せっかくなので、答えは明日にでも
寝落ちちゃったら、ゴメンナサイで
東京ストーリテラー・4月公演
「凛として」
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