望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

彗星なんとなくウラ話・その1・なんとなく、稽古開始あたりから

2020-01-17 11:33:13 | 舞台・ウラ話

突然、思い出話を延々と語ったかと思ったら、
けろっと3日も空いちゃいましたが

こんな感じで、
なんとなくウラ話を始めちゃおうと思っております。

結局テーマは思いつかなかったので、
まんまで「彗星なんとなくウラ話」ということで・・・はい


さて、顔合わせが終わり、


読み合わせ稽古もして、
いよいよ本格的に稽古が始まるワケですが、

そこからは、カンパニーによって、
いろいろな稽古方法があります。


何日も何日も、
ずっと机で読み合わせを続けるところ。

しばらくはワークショップのような、
台本と離れた稽古をするところ。

役同士の距離感などを探りながら、
動きつつ、台本を読んでいくところ。

読むのは初回だけで、
すぐに立ち稽古に入るところ。


まぁ、本当に多種多様なのですが、
今回は、私も初めての、珍しい稽古からスタートしました。

その時のブログにはどう書いたっけ、と、
バックナンバーを調べてみたら、
にゃん?
まーったく書いてない!!

なので、珍しい稽古の話、
初めて書いてみたいと思います。


読み合わせの後、次の稽古で何をやったか、
というと・・・、

丸一日かけて、
最初から最後までのミザンスを決めたんです。

  ミザンス? なんじゃ?

って感じですよね(笑)


ミザンスとは、
役者がどう動いて、どこに立って、
といった、動線と立ち位置のことで、

それを稽古の初っ端に、
台本の最初から最後まで、決めていったんです。

「へぇ~」という感じでした。

普通は、少しずつ立ち稽古をしていって、
そこでミザンスも少しずつ決めていくんですが、

今回の作品は、
出たり入ったりで場面がどんどん変わる上に、
時代も変わるし、出ハケ口が6ヶ所もある。
私たちのように、ずっと舞台で見物しているのもいる。
その上、テンポとスピードが命!

そんなことから、まず最初に骨組みを決めよう、と、
考えられた方法だったんだと思います。


  なんですけどね・・・、


私、それがわかったとき、本気で、

   ヤバい

と青ざめました。


   (つづく)





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