私が出してもらっていた刑事ドラマ。
ま、刑事ものですから、毎回、人が死ぬワケで、
その、とある回の収録のときの話です。
その回の舞台は病院でした。
私の役は准看護婦。
今で言う看護士さんのタマゴですね。
なんたって10代(!)でしたから。
そのラストシーンはこんな感じでした。
(古いドラマなので、あえて看護婦と書きますね)
信じていた恋人の医師が、なんと殺人犯だった。
それを知った看護婦はイロイロあって(全部忘れた)、
自殺してしまう。
その彼女の遺体が安置された、病院の安置室。
彼女にかわいがってもらっていた、
准看護婦の女の子(私!)が泣きじゃくっている。
そこに、事件を解決した刑事たちが入ってきて、
悲しい死を選んだ彼女の亡骸の周りに立ち、
主役の刑事が、そっと手を合わせる。
・・・で <エンドマーク>
とまぁ、こんなシーンでした。
何十年も前のシーンをよく覚えてるでしょう?
でも、ほかの回の記憶は、カケラもありません。
覚えているのは、このシーンだけ。
そうなんです。
それほど、忘れられない経験だったんです。
10代の女の子が、初めて、
(ああ、この世界、こわい・・・)
と思った出来事に遭遇したのでした。
はい、もちろん、死体ネタです。
でも、これは絶対に想像つかないだろうな~。
ということで、また明日
(つづく)
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