望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ある日の稽古場・2

2008-09-25 08:53:51 | 演劇・舞台・小劇場


 袖で出を待つ。
  たとえ稽古であっても、けっこう緊張します。    



 村娘?
  衣裳の相談でもしてるのでしょうか?



 台本片手に。
  これは完全に演技の打ち合わせですね。



 出された「ダメ」を、台本に書き込む。
  みんな、ビデオやボイスレコーダーを持ち込んでいます。

演出家によっては、
ビデオなどを撮るのを嫌がる人もいますが、
この現場は「どんどん撮れ」という現場なので、
みんなこぞって撮っています。


ということで、私はというと、

  じゃーーーん



このボイスレコーダーが目に入らぬか!

この私が

  この私が  

これを使えるようになったのだぞ

機械オンチの私が、こんなものを使っているのだぞ

それまでは、右のテープレコーダーをガシャッと押して、
ずっと使っていました。

が、周りを見ると、
みんなミョ~に小さいものをいじっているではありませぬか。

聞いてみると、こんなモンで、声が録れるのだとか。

早速ネットで入手して、
いじりまくって1週間。

ほとんどサルが機械をいじってる状態でしたが、
今では、ふっ、ふっ、ふっ、

手馴れた感じで稽古場で使っています

でも、みんな、そうらしいのですが、
落ち込むんですよ~、
あとから、自分の芝居を聞いてみると

布団かぶって寝込みたくなります 
あまりに、ひどすぎて。

そして翌日、
「今日こそは!」と思って、やってみて、
また、どよーーーんと落ち込む。     

そのうちに本番になって、

「あと1週間、ほしかった~」と言いつつ、
 舞台に出て行く
   ・・・これの繰り返しなんですよね~~ 

一度も満足できない・・・だから、やめられない。

結局、すべてはここに落ち着くんですね。
コメント
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