稽古開始、5分前。
雰囲気をつかむため、
なーんとなく、それっぽい衣装を着ています。
床に張られた1本のロープ。
その上に貼られたビニールテープ。
このロープは、舞台のへり(のつもり)。
つまり、ここまでが舞台ですよ、という目印です。
ビニールテープのこの印は、センター。
つまり、ここが舞台の真ん中ですよ、という目印です。
稽古場では、こんな感じで場所を区切って稽古します。
が、
ときどき、舞台から落ちて、平気でお芝居してる人もいます。
演出家の机。
それはそれは、いろいろとあります。
でも演出家の頭の中は、
これの何十倍も、フクザツにからまっていそうです。
この日は初めて舞台監督さんが登場。
ただ今、演出家と打ち合わせ中。
帽子の人が、いわゆる「舞監さん」です。
実は彼、元は役者で、
私、彼と同じ舞台に出たことがあります。
本当にこの世界、狭いんです。
悪いことはできません