雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 9月19日(日)の2 ボクの「奥さま」でした

2010年09月21日 05時00分02秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月19日(日)の2 ボクの「奥さま」でした

 ある日、ある場所のみんなで木を切る里山へ、たぶんぼくら2人だけ少し遅れていったので目立ったのですね。
 とくにN子さんは、つば広の麦わら帽子で、細身で白い服で(もちろん作業用のズボンでしたが)、とても「作業向き」には見えないのでしょうね。

 ある男性Aさんが「奥さん、無理だよ、やめときな」と言ったので、ぼくは「えっ?奥さんなんか、いたっけ?」とそっちを見たら、N子さんが、切り倒した杉の木の皮むきをしようとしていました。
 
 そうかあ、見かけは、か細い「奥さま」に見えるんですね。
 世の男どもは、見かけと中身がどんなに違うか、わかってないんだなあと納得しました。

 同時に、10年以上つきあいのある地元の農民のBさんが、N子さんといっしょに作業をしてくれて、途中からの皮むきをまかせてくれるのが印象的でした。
 あ、Bさん、さすが、この間のいろんなことがあって、わかってるな、と安心しました。

 力があろうとなかろうと、男女も含めて、みんな平等で、力を合わせる世界を築きたいなと思います。

 ところで、わが「奥さま」ですが、昔、30数年前にボクが自営の本屋でいたときに結婚したころ、「奥さん、どこにしまっているの?ちっとも顔を見ないけど」と近所の人に言われたことを思い出しました。
 「奧にしまってあるんじゃないですよ。昼も夜も、家にいたことがないんです」