雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 8月10日(水) 雨が降らない日が続きますが、音楽っていいですよ

2011年08月11日 22時54分42秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 8月10日(水) 雨が降らない日が続きますが、音楽っていいですよ

 雨が降らない日が続きますが、いつも音楽を聴いてます
 暑い夜が続きますが、いつも歌を歌っています
 車を運転していますが、いつも音楽に浸っています

 「いつもこの世は金次第」という文句も何にでも、くっつきますが「いつも音楽っていいいですよ」という文句も、どんな文章の後に、くっつくような気がします。

 今日も金はないですけど、音楽っていいですよ。

 則子さんは、眠れない夜、谷村新司さんのCD「今 伝えたい」を買って来て、かけて眠りました。歌がないと、余計なことが頭に浮かんで眠れない日々が続きました。最近、ようやく眠れるようになったと言ってます。
 
 7月に亡くなった小松左京さんは、死ぬときに家族の前でずっと歌を歌って死んで行ったそうです。
 いいな!ぼくもそうしようと思います。

 則子さんにぼくが聴かせる歌は「赤とんぼ」「夏の思い出」「星巡りの歌」「サンライズ・サンセット」「花を贈ろう」「上を向いてアルコール(!?)」「ぼくはパルファン川のうたごえを聞く」…などなどでっしょうか。

 時間があればもっと何でも…いや、それは病院に迷惑でしょうか…。

 最近の科学の新説では「鳥の歌・さえずりが言語の起源」という説もあるそうですから、読んでみて妥当でしたら紹介します。

 今日も、セミの愛の歌がシャワシャワシャワ…ジーーーーーーと流れています。
 

本と映像の森 170 小池一夫作・平野仁画『少年の町 ZF 3』小池書院

2011年08月11日 06時09分44秒 | 本と映像の森
本と映像の森 170 小池一夫作・平野仁画『少年の町 ZF 3 魔宴(フーガ)果つるまで扁』小池書院、2011年8月22日初版第1刷、377ページ,定価571円+消費税

 8月8日、コンビニ・ローソンにペットボトルのお茶を買いに行きました(ここまで書いた時点で、すでにガチガチの「環境活動家」からは「コンビニにペットボトルのお茶を買いに行くなんて!雨宮は環境活動か失格だ!」と指弾の声が聞こえてきそうです)。

 いつもの習慣で、お店へ入ると、本や雑誌の棚の前をチラッと見ながら通り過ぎるのですが、そのとき、目の端によぎった文字がありました。

 「少年の町 ZF」

 あ!「ZF(ぜふ)だ!」と慌てて手に取ると、遙かムカシに読んでドキドキ、結末を読み損ねたマンガです。

 つまり宇宙からの侵略者が地球を支配してしまい、侵略者とたたかう、たった10人の少年と1人の訳(あけ)ありの少女、というストーリーです。

 侵略テーマで、わずかな人類が生き残るというストーリーでは、「トリフィドの日」とか「トリポッド」などがありますが、「少年の町 ZF」は凄い緊迫感で、宇宙的吸血鬼たちとの少年達のたたかいを生き生きと描いています。

 まだ、1巻・2巻と、このあとの4巻・5巻を読んでいないので、3巻だけを読んだ感想です。

 主人公たちの最年長でリーダーの典明さんのことば

 「生き残ることもそうだが
  それ以上に
  愛を失うことは戦慄すべきことであった」(p377)

 典明さんと妻の「囁き子」さんとの会話

 「悲しみのバトルシップ
  悲しみのユニフォーム
  悲しみのにんにく弾
  悲しみのオモチャの兵隊
  戦争ごっこ」(囁き子さん)

 「みんな自分自身とのたたかいのために
  そうだ 自分自身とたたかうためにつくったのだ
  
  自分自身とのたたかいに勝つことができれば
  そのときこそ やつらと ほんとうに戦える

  勇気ある死の瞬間を迎えることもできる
  そのためにこそ 必要なものなのだ

  剣司も月夫も あんなものでやつらと戦えるなどとは思ってもいない
  だが 戦おうと思っているのだ

  たとえオモチャの軍隊でも
  勇気が吹き込まれれば もうオモチャではない

  動かずにこわされるものと
  自ら死のうとして動いたものでは 存在したことの価値観が違う

  いまおれたちは 人間として生きた証明(あかし)を残そうとしているんだ」
  (典明さん)