雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

震災・くらし情報 浜松市が放射能を検出した焼却灰等を公表せず埋立

2011年08月15日 23時55分01秒 | 地震・原発・津波・防災情報

震災・くらし情報 浜松市が放射能を検出した焼却灰等を公表せず埋立

 ボクが今日8月15日夜10時前に、明日の予定のことである人に電話したところ「NHkのニュース見た?」というので「いえ、何ですか?」と言ったら「浜松市が放射能を検出した焼却杯などを埋めたのを公表しないことが問題になっている」というので、びっくりして調べてみました。

 確かにニュースでは、浜松市が11日の夜に記者会見をして、それを認めて「ホームぺージなどで公表します」と言っているようです。ところが12日になって「公表していないと言ったのは誤りで8月3日にホームページで公表している」と言ったようです。

 この頃は、ほとんどテレビのニュースは見ないので、毎日、新聞は何紙も読みますが,見落としていたのでしょうか。電話した方は「新聞には乗っていないようだけど」と言ってました。いったい、浜松市もマスコミも、どうなっているんでしょうか?

 新聞マスコミは、こういう情報を、すぐに浜松市民に知らせることには興味が薄いのでしょうか?掲載されているかどうか、もうすこし調べてみます。

 とにかく3日に浜松市がホームページへ発表した資料では、セシウム134が132ベクレル/kg、セシウム137が150ベクレル/kg、「政府清掃工場の溶融飛灰固化物」から検出されたのは確かなようです。

 あと「西部清掃工場の飛灰」「浜北清掃センターの飛灰(40トン炉)」」「浜北清掃センターの飛灰(90トン炉)」「天竜清掃工場の飛灰」からも上記の半分くらいの数値が検出されています。

 「西部清掃工場」の「溶融スラグ」「天竜ごみ処理工場の溶融スラグ」からは「不検出」です。(ただし、最小検出能力は公表されていません)。

 いずれもデータは7月19日と20日に採取されたものです。

 3日に公表していたのを知らないで浜松市が記者会見をしたとすれば、内部の機構のあり方にもかなり問題がありそうです。

 「環境省から示された」「当面の一時保管する基準」「8000ベクレル/kg」で妥当かどうかも、市民として学習して、考えていかないといけないと思います。

 放射能の発生源は、たぶん下水道の汚泥だと思われますが、浜松市は1日に10トンから40トンの灰などを西区の平和最終処分場に埋めているとのことです。(なお「平和」という素敵な名前は、「平松町」と「和地町」にまたがって作られたからで、ピース PEACE とは関係有りません)。