雨宮日記 8月12日(金) 則子さんの無事「生還」を祝って
則子さんの今の職場での最終勤務日でした。
6月1日からわずか2ヶ月半の仕事でしたが、なんとか「解決」するために、2人で必死になって知恵を絞り、ぼくは毎日「近接支援」をして、なんとか今日を迎えました。
たった1人の人間と、たった一つの魂を守るためにだけでも、すごくたいへんでした。
でも、それは決して無駄な努力とは思いません。則子さんといっしょに必死になったこの短期間の時期は、ぼくたちが試された時期でもあり、誰か試験官がいるとしたら「まあ、なんとか合格」をくれてもいいな、と思います。
夕方6時過ぎ、玄関で、則子さんがバイクで帰ってくる瞬間を迎えました。
玄関を開けて「おかえりなさい!」と言うと、まるで優勝選手みたいに片手をあげて、うれしそうに…久々に見た、則子さんの素敵な笑顔でした。ぼくまでうれしくなりました。
かなり途中で「うつ的」にもなりながら、無事に「生還」してくれた則子さん、うれしいです!
「ご飯を食べる気持ちがわいてきた」そうです。
「痩せの大食い」の則子さんが、「ご飯を食べる気にならない」ような重大事態でした。
しばらくは、ゆっくり自分のリフレッシュと修理をしてください。いっしょに里山や浜松の寺社や古墳や遺跡をまわったり、いっしょに映画やコンサートに行きましょうね。
夜は、「ごみ有料化反対会議」だったので、いっしょに車で行って、帰りの車中で…
則子さん「公表はしなくても、やっぱり書き残しておかないとね」
ぼく「それは、いいねえ。もう、タイトルは決まったよ」
則子さん「なに?教えて!」
ぼく「聞いて極楽、見て地獄」