自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

9月4日

2013-09-04 | Weblog
私のHP製ノートPCの発熱が酷い。あまりにひどいので色々と調べてみたら、HPのホームページに『お掃除しましょう』と書いてありました。なるほど、埃が溜まって排熱がうまくいっていないのかもしれないね。じゃあ分解しようと思ったら、マニュアルなんてありゃしねえ。とりあえず全部ネジ取ってみたけど、外れやしねえ。どうせいっちゅーんじゃ。あと2年半はコイツで戦わなきゃならんのに。



毎年恒例の高尾山に行ってきました。

当日は雨。しっとりいい感じな降雨。『こりゃ登山は中止で、ビアマウントだけだろうなー』と思いながらケータイを開いてみると、幹事である元同居人から『おすぎさん、ヤージーさん、どう思う?』とメールが入っておりました。『足元滑るからオススメしないよ』と返信してあげたら、『よし、決行』という連絡がありました。じゃあ聞くなよ。

電話で本気かを確認しましたが、登るからには急いで準備しなければなりません。コーヒーを優雅に飲み干して、身だしなみを整えて、玄関を開けて家から出たら、乗るはずだったバスが走り去って行きました。その場で回れ右をして、家に戻りました。どうせ15分はバスこねーし。

10分後に再出発して、遅延しているバスに乗ったら案の定電車に乗り遅れましたよ。5分遅れで高尾山口駅に到着。申し訳なさそうな顔の練習を終えてから、ふてぶてしい態度で改札を出たら、元同居人が一人で立っていました。なんというか、哀愁。

ア「え?一人?」
元「いや、あとヤージーがあっちに」
ア「え?以上?」
元「いや、あと二人遅れてくる」
ヤ「おすぎさん!何遅刻してんだよ!7時起きじゃなかったのかよ!」
ア「違うんだ…7時には起きたんだよ…でも雨じゃん」
ヤ「まぁオレも、雨だからトレーニングサボったけど」

本日の登山は5人でした。まー、キャンセルメールが飛び交っていたからねぇ。体調不良とか、仕事とか…。みんな断り方が大人だなぁ。

思ったより雨が強いので、折り畳み傘ではつらそう。レインウェアを装備。一応、雨は弾いて空気を通す素材ではあるのですが、そうは言っても蒸れて暑い。レインウェアって防寒着になるような代物だし。気温自体は低いんだけどね。腕まくりをしたままで、雨量によってフードを被ったり脱いだりで体温調整を試みる。『おすぎさん、だからゴアテックスがいいんだって!』キミのゴアテックス推しはなんなんだよ、ヤージー。そして『ベンチレーション』という単語が思い出せなくてもにゅもにゅした。

雨音が響く中の登山は、これはこれで趣があって好きなんだよね。人がまばらで登りやすいし。うるさい団体さんもいないし、時間もたっぷりあるからのんびり。なんというか、侘び寂び?私はいいけど、他の人たちはつまらなかったんじゃなかろうか。

中腹に差し掛かったところで休憩。今年は元同居人がみんなに軽食を奢ってくれたよ。火照った体にソフトクリームが美味しいなぁ。御馳走さま。

気づいたら雨はほぼ止んでいました。風も通るようになって、大変歩きやすい。代わりにガスってきたし、ケーブルカーで登ってきた人たちが増えたけどね。しばらく歩くと薬王院ですが、観光地化が進んだことによって派手になったと言うか節操がなくなった感じが気に入りません。さらに歩くと、数ヶ月前にお世話になった山頂トイレに到着。あのとき私の危機を救ってくれたこのトイレ、感謝しております。

大きなトラブルもなく、サクッと登頂。まぁ、景色なんてほとんど見えないんですけれども。風が抜けるのでちょっと休憩。レインウェアも脱ぎました。登山者が少ないせいか、山小屋は閉まってました。休憩でちょっと気が抜けて、ついついヤージーと下らない会話を始めてしまい、ヤージーが口を滑らせて元カノの名前を出してしまうという大失態。なんだ、その、ゴメン。

冬みかんがビアマウントに並んでいるそうですので、下山開始。時折パラっと降ってきたけど、ほとんど気にならないレベル。人も少ないし、大変快適。ただ、ちょっと早すぎてビアマウントのオープンまで1時間あるんだけどねぇ。

途中でCurioとも合流し、13時に開幕ダッシュで入店。まぁ、ダッシュしなくても人が全然居なくて好きな席に座れたんですけれども。今日はこのあと実家に帰って、バイクで家に帰らなければなりません。なのでお酒は飲めないなーと思っていたのですが、バイクに乗るまで8時間あるじゃないか。確か運転教本には【飲酒後8時間】という表記があったはず。グラス一杯ならいいかっつーことで、あんまり良くないとは思いつつもちょっとだけビールを頂きました。

しかしホントに人が少ない。毎年満席になるのに、席空きまくり。毎年料理を取るのに苦労するのに、全然並んでないからサクッと取れる。サクッと取れるんだけど、料理や飲み物を取りに行っている隙にイタズラされるので、気は抜けません。某くんは、料理を取ってきた後に飲み物を取りに行った隙に、料理が全て食べられました。それならばと先に飲み物を取ってきたら、料理を取っている隙にグラスが空になります。ホント、高校生から進歩しねーな、こいつら。かくいう私も、ラーメンを持ってきたら『ちょっと頂戴』と言われたので渡したら、テーブルを一周して空っぽになって帰ってきたよ。熱かったのにようやるわ…。

序盤はそんな感じで料理が減るのですが、後半になると料理が増えます。みんな『もうお腹いっぱい』って言ってるのに、飲み物を取りに行った隙に皿に料理が置かれるんです。減るのはまた取りに行けばいいので笑って許せますが、増えるのは食べきれないので血を見ることになりかねません。思い起こされるのはチキンナゲットの悲劇。まぁ、そこは大人なので、ギリギリ笑って許せるレベルでやめていますけどね。

帰りはやっぱりケーブルカー。明るいから歩いても良かったんだけど、どうせ『一人で行け』と言われるのが目に見えていますよね。後ろに並んだおばさんにゴリゴリ押されながら乗車。まさか座れるとは…人少ないねぇ…。今日は既婚者も多いですし、私も帰って親父殿の車にガソリンを入れなければならないので解散。明日も仕事だしねぇ。高尾駅で京王線組と別れ、八王子駅で地元組と別れ、気づけばヤージーと二人きり。またかよ。

ア「あのさぁ、ヤージー、山頂での件はすまんかった」
ヤ「うん、オレもさ、いい球投げちゃったのは認めるけど、そこはホームラン打ってくれよ。アレはピッチャー返しだよ」
ア「キミが意外と口を滑らせるから…どこまで情報をオープンにしていいのかわからなかいじゃないか…」
ヤ「ひどいなぁ、おすぎさんは。オレはおすぎさんの情報を一切漏らしてないのに」
ア「ね、驚くほど鉄壁だったね」

そんなヤージーとも立川駅でお別れ。既にバスが止まっていたので駆け込んだのですが、おかげでビックカメラに行くのを忘れました。やばい、ゴルフボールがもう無いんだよ…。そのまま帰宅して、実家でゴロゴロしながら酒抜いて、親父殿の車に給油して、事故ることなく帰宅出来ました。

雨でテンションは低めでしたが、結果として久々の雨の登山が出来たので結構満足。お酒を控えたおかげで腹いっぱい食べれたし。ただ、料理を取ってきてあげた隙に私のアイスを食べた元同居人と、事あるごとに私に容疑をかけた冬みかんを、私は許さない…!!

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