自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

8月21日

2008-08-21 | Weblog
先週、夏休みを頂きました。
ま、有給なんですけどね。
こちらに拒否権は無く、一方的に日程を決められたのが不満です。
とはいえ、1週間丸々休みなんて、そうありませんので…あ、今年の年始が9連休だったな…。

そんなこんなで、アレックスの夏休み日記。
3ねん6くみ あれっくす・おすぎ『ぼくのなつ休み』



8月8日 夏休み0日目
明日から夏休みだうぇーい、と浮かれていたところ、上司から呼び出される。
他社への訪問に強制参加させられる。
眠気との死闘に敗北しつつ、3時間ほどで開放される。

上「じゃ、オレもう帰るから」
ア「え?まだ定時まで1時間以上ありますよ?」
上「オレの中での定時はもう終わった。アレックスも帰っていいから。じゃあね」

葛藤した。
まだ仕事がたくさん残っている。
ここで帰宅は魅力的だが、休み明けに苦労しないために、戻って仕事をするべきだ!

気づいたら自宅でお米を研いでました。
おかしい、時空が歪んだとしか思えない。



8月9日 夏休み1日目
まったく記憶に無い。
おそらくいつもどおり、ガンダムでもやっていたことが予想される。



8月10日 夏休み2日目
午前中はいつもどおり、ガンダムでもやっていた気がする。
午後に親から呼び出しを喰らったため、実家に帰宅。



8月11日 夏休み3日目
ついに平日、夏休み本番。
この日は我が田舎へ出立。
9時には家を出て、ひたすら下道を走る予定。
が、目覚めたのが9時半。
ありえない。
自己嫌悪に陥りながらリビングに入ると、死体が転がってた。
関西から夜行バスで出てきた従姉妹だった。

そんな死体を横目に、1時間半遅れで出発。
既に気温がぐんぐん上昇、嫌になる。
10分ほど走ったところで、渋滞に巻き込まれる。
おのれ志木街道、貴様を抜けるのに当初の倍以上時間がかかったではないか!

ようやく突破し、国道に突入。
簡易地図があるとはいえ、ここからは未知の領域。
国道沿いに走れば良いのだが、こいつが途中で分岐しやがる。
何だよ、Y字路で右行っても左行っても同じ国道って舐めてるのか。
簡易地図を見直しても、特に描いてない。
なんとなくこっちだろうという予測を元に突破するが、物凄く不安。
次の目標点まで15km、15km走って目当ての交差点が無かったら、戻らなければならない。
この時点でおうちに帰りたくなる。

結論として、無事に目的の交差点に着きました。
その後も簡易地図を頼りにひたすら進む。
コンビニがあったら、そのたびに入って地図を確認しようと思ったのだが、国道って意外とコンビニ無いのね。
2つ先の目標点を記憶して、その記憶にすがりながら走る。
これが物凄く疲れるのね。
車なら助手席にでも置いておけば信号待ちとかですぐに見られるけど、バイクだと一度降りなければならない。
この差って意外と大きい。
しかもこの暑さ。
いくら水分を取っても喉が渇く。
喉が渇くけど、飲みすぎて胃が水を受け付けたがらない。
途中で物凄いだるさに襲われ、本気で熱中症かと心配したわ。

しかし最近のケータイって便利ね。
迷子になったかと心配になったら、ケータイのGPSで場所を確認。
auだったら助手席ナビとかあるんだろうけど、そこまで贅沢は言わんさ。

出発してから既に4時間弱。
お昼を食べるタイミングを逃してしまったので、久々に遭遇したコンビニで一休み。
深谷バイパスとやらにいるのだが、見渡す限り緑。
畑とか田んぼしかない。
市街地じゃなければ渋滞に巻き込まれにくいというメリットがある。
代わりに、この先にはもう休憩できるところがないのではないかという心配もある。
心配しても仕方ないので出発。
30分ほど走ったら、すぐに市街地に出ました。
田舎の都市にありがちな、ショッピングモールもどきで本格的な休憩。
あぁ、お尻の開放感がステキ…。
そしてエアコンの効いたお店ってステキ…。
田舎の女の子ウォッチングを堪能致しました。

長めの休憩を取ったので、今度は気合を入れて走行開始。
1時間もしない内に、お尻が痛くなる。
泣きたい。
1時間半ほど走って、地図の確認ついでに再び休憩。
残りの分岐は2箇所、あとはひたすら直進。
時刻は既に16時、走り始めて6時間近く経っているにもかかわらず、全行程の半分しか走れていない。
えーと、今が16時で、残り半分以上だから…到着は22時かな、22時って午後10時だよな、ほっほー、12時間かぁ。
何もかもが嫌になった。

お尻が心配だが、それ以上に時間が心配になったのでやむを得ず出発。
日が傾いてきたのと、山道に入りかけているおかげで暑さが和らいでいるのがせめてもの救い。
ちょっとした山道を抜け、ちょっとした市街地を抜け、ついに峠道へ突入。

なんだこれ、結構イイではないか。
下を流れる川の影響で時々物凄く涼しい風が吹くし、とてつもなくいい景色。
トラックが多いからちょっと渋滞気味なのがもったいないけど、結構気持ちよく走れるなぁ。
これで後ろのトラックが煽ってこなければ最高なんだけどなぁ。

ホントね、何考えてんだってくらい車間距離を詰めてきやがる。
気持ちはわかるよ、オレって車間距離を多く取る運転だから、もっと前に詰めろって言いたいんだろ?
でもな、バイクはタイヤが2つしかないから急に止まれないんだっつーの。
しかも6時間近く走っているせいでブレーキの判断が遅れるかもしれないとか、色々心配なんだっつーの。
最初は無視を決め込んだのだが、トラックがデカイからどうしてもサイドミラーに映りこんでしまうのでどうしても気になってしまう。
20分くらい我慢して走っていたのだが、流石にムカついたので延々と蛇行運転しておちょくってあげました。

暫くして後ろのトラックとおさらば。
国道の山道っぽく、所々にドライブインの文字が。
朽ち果てて廃墟になっていたり、コンビニになっていたり、めちゃめちゃ綺麗になっていたり。
高速道路が出来てから色々あったんだろうなぁ。
せっかくなので、その中の一つに入ってみる。
たまたま目に付いたオルゴール館に入ってみたのだが、オルゴールのスペースがめちゃめちゃ小さい。
建物の3割が食堂、5割がお土産、2割がオルゴールって感じ。
ま、こんなもんなんだろうな…。

この時点で、前の休憩点から既に3~40km走行。
信号が少ないので物凄くペースが上がってる。
ちょっといい感じ。
その後も峠を越え、集落っぽいところを抜け、『ここが最後の給油所です』と書かれた出光を眺めつつ、ひた走る。
車どおりが少なかったり立地条件だったりと色々あるとは思うけど、この出光、めちゃめちゃ高かった。
峠に入る前に給油してたから関係ないけど。

暫くして、余りのお尻の痛みにバイクを捨てて歩いていこうかと思い始めた頃、スキーで有名な観光地に到着。
目的地ではないのでひたすら走り続けるのですが、この時点で周りに車がいない。
トラックはもっと便利なバイパス方面に、乗用車は避暑地としてここで止まるのね。
時折対向車と擦れ違うのみ。
大自然に囲まれ、山の上なので気温も低く、自分の走りを邪魔する車もいない。
超気持ちいい…。
これで尻が痛くなければ最高なのに…。

峠を越え、温泉街に出れば目的地まではあと少し。
あとたったの50km。
あー、バイク置いて電車で行こうかな。
性根尽き果てかけたところで、見慣れた景色が目に入り、目的地まで本当にあと少し。

19時、ようやく目的地である祖父母宅に到着。
お昼休憩や地図休憩などがあったので、実質走行時間は7時間半といったところかな。
よく頑張ったぞ、オレのお尻。
鏡を見ると、顔が真っ黒。
流石にこれだけの時間外にいたら焼けるかと思ったら、ススだった。
国道をずっと走っていたから、トラックの排気ガスにやられたんだろうな…。

あとは食事とお風呂を頂いて、マクロスゼロを見て就寝。



長くなってしまったので、続きはWEBで。

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