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感動のM-1グランプリ覇者『パンクブーブー』

2009年12月20日 20時30分55秒 | Weblog

       「M-1グランプリ」決勝進出で8組が決意(17)
 今回の『オートバックスM-1グランプリ』は感動の漫才決戦だった。実力の常連者、復活組、新人とバリエーションのある構成で決勝が開催された。決勝進出の8組に加えて、敗者復活から勝ち上がった「2008年覇者NON STYLE」が加わり、9組で行なわれた。中でも、M-1決勝の常連である「笑い飯」は最高の出来で、島田紳助審査員は、M-1史上初めての100点満点の評点を行なった。実に、素晴らしい戦いである。毎年、この時期に行なわれる「M-1グランプリ」は、年末の風物詩になっている。大晦日好例の「NHK紅白歌合戦」「K-1」と並んで、最高に面白い企画になっている。「笑い」に対する飽くなき追及は、凄まじいものがある。新人が多く排出する中、ベテラン陣も非常に内容の濃い漫才を披露している。「笑い飯」の題材゛鳥人゛は、夜店のひよこ売りをおかしく漫才題材にした秀作で、絶えず笑いが起こった。これ程、素晴らしい出来の「笑い飯」は久ぶりであった。また、敗者復活から決勝に進出した「NON STYLE」も昨年の覇者らしい風格を持った漫才をテンポ良く演出し、ひょっとして、2連覇か?の期待も醸し出していた。しかし、最終審査では新人の「パンクブーブー」に軍配が上がったのである。

記事】
 漫才日本一を決める「オートバックス M-1グランプリ2009」の決勝戦が20日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、「笑い飯」と「パンクブーブー」「NON STYLE」が最終決戦進出を決めた。「M-1グランプリ」は01年にスタート。9回目を迎えた今年は過去最多の4629組が参加した。司会は昨年と同じく今田耕司さんと上戸彩さん。島田紳助さんや松本人志さん、東国原英夫・宮崎県知事らが審査員を務めた。「笑い飯」は02年から8年連続決勝進出を果たしながら、優勝には手が届かず、2位2回、3位1回に終わっていた。「パンクブーブー」は01年から8年連続出場しているが、準決勝進出5回で今回が初の決勝進出だった。「NON STYLE」は07年、「爆笑オンエアバトル」の年間王者を決定するチャンピオン大会で優勝、08年にM-1グランプリ初優勝を果たした。この日の決勝戦には、ナイツ▽南海キャンディーズ▽東京ダイナマイト▽ハリセンボン▽笑い飯▽ハライチ▽モンスターエンジン▽パンクブーブーの8組と敗者復活の「NON STYLE」を加えた合計9組が出場した。

<最終決戦>
 
3組(笑い飯、パンクブーブー、NON STYLE)の最終決戦の末、M-1グランプリ2009の覇者は「パンクブーブー」に決定した。しかも、審査員7人全てが「パンクブーブー」を覇者として認定した全会一致の快挙だった。全員が1組を選定したのは、今回で2回目。

漫才日本一を決める「オートバックス M-1グランプリ2009」の決勝戦が20日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、「パンクブーブー」が悲願の初優勝を果たした。「NON STYLE」の連覇はならなかった。「M-1グランプリ」は01年にスタート。9回目を迎えた今年は過去最多の4629組が参加した。司会は昨年と同じく今田耕司さんと上戸彩さん。島田紳助さんや松本人志さん、東国原英夫・宮崎県知事らが審査員を務めた。佐藤哲夫さんと黒瀬純さん(34)のコンビで、。「パンクブーブー」は01年から8年連続出場しているが、準決勝進出5回で今回が初の決勝進出だった。この日の決勝戦には、ナイツ▽南海キャンディーズ▽東京ダイナマイト▽ハリセンボン▽笑い飯▽ハライチ▽モンスターエンジン▽パンクブーブーの8組と敗者復活の「NON STYLE」を加えた合計9組が出場。「笑い飯」「パンクブーブー」「NON STYLE」が最終決戦に進出した。
 パンクブーブーはボケの佐藤哲夫(33)とツッコミの黒瀬純(34)の2人組で2001年にコンビを結成。今回が初の決勝進出だったが、審査員全員一致の満票で見事に“笑いの祭典”を制した。大会史上最多の4629組が参戦し、ナイツ、南海キャンディーズ、東京ダイナマイト、ハリセンボン、笑い飯、ハライチ、モンスターエンジン、パンクブーブー、さらに敗者復活戦の勝者NON STYLEを加えた9組によって決勝戦が争われ、得点上位の笑い飯、パンクブーブー、NON STYLEが最終決戦に駒を進めた。
 決勝戦の模様は20日午後6時30分からテレビ朝日系列で生放送され、司会はタレントの今田耕司(43)と、女優の上戸彩(24)が務め、審査員は島田紳助(53)、宮崎県の東国原英夫知事(52)、ダウンタウン・松本人志(46)、上沼恵美子(54)、オール巨人(58)、渡辺正行(53)、中田カウス(60)が担当した。

【雑感】
 M-1グランプリを見ていて、いつも感じることがある。この大会は、5,000組近い漫才コンビが応募して出来上がっている大会であるのに、賞金は、優勝者にしか渡らない。優勝賞金1,000万円+オートバックス・カー用品券100万円は、優勝者にしか授与されない。要するに、2位以下には全く賞金が無いのである。ゴルフは、優勝者の半分の賞金が準優勝者に贈られる。3位以下にも賞金はあるのだが、このM-1には、優勝者以外全て全くの最下位者なのである。2位等の概念は、賞金と言う見地からは無いのである。2位以下は全て敗者であり、賞金は無い。しかし、ここに、次への挑戦意欲が芽生えるのも、必然なのである。最高の賞は、その栄冠を得た1組のみのもの。この地位を目指して、多くの敗者が挑むのである。そして、素晴らしい再決戦が始まるのである。妥協を許さない「笑い」の中に、真の覇者が存在するのである。笑いは、人それぞれに千差万別ではあるが、真の笑いを提供できる1組のみ「最高の覇者」としているM-1の大会には、賛同できる。「笑い」に妥協を許さないところに、素晴らしさと厳しさを感じるのである。