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B級グルメ道134 東京チカラめしの香ばしい「焼き牛丼」

2012年11月11日 20時58分57秒 | Weblog

 アメリカ産の牛肉の規制緩和より、牛丼の熾烈な戦いが始まっている。牛丼といえば、老舗の「吉野家」、急成長の「松屋」、変わり種牛丼の「すき家」、うどんを中心としていたが牛丼を始めた「なか卯」、そのほかに「神戸らんぷ亭」、「牛丼太郎」があるが、ここに来て急追して市場を拡大してきているのが、「東京チカラめし」なのである。
 通常、牛丼は、牛肉をタレの中で煮込み柔らかくして、ご飯に盛るのが一般的な牛丼である。しかし、このやり方に革命を起こしているのが、東京チカラめしの「焼き牛丼」なる商品なのである。牛肉を煮込むというこれまでの常識を覆し、焼肉にしてしまっているのである。牛肉を焼いてご飯に乗っけるのでは、焼肉丼であるのだが、どうして、東京チカラめしの焼き牛丼は、牛丼と名が付いている通り、焼肉をのっけただけのものとは違うのである。実に柔らかい、焼肉牛なのである。ということは、煮込みの工程も入っているのか?肉の柔らかさ、味、ウマミ、どれをとっても牛丼なのである。見た目も牛丼と大きな差はなく、その調理法だけが従来の牛丼と違う「新世代の牛丼」なのだ。牛肉はほどよい薄さをしており、従来の牛丼よりは厚く、焼肉の肉より薄い。牛肉もさることながら、タレの美味しさに驚いたのも事実。甘すぎず、しょっぱすぎず、そして牛肉が焼けた食欲を増幅させる香ばしい匂いがタマラナイ!甘さ絶妙、塩加減絶妙、香ばしさ絶妙、牛肉のウマミ絶妙、そんな料理がまずいわけがない。そんな焼き牛丼が、並盛330円(味噌汁付き)で食べられるのだから、アッパレである。この味とボリュームは、並盛で500円を出していいレベル。いや、居酒屋やレストランなら800~1000円をとる店もあるのではないだろうか? それでも納得の味である。
 また、接客対応と調理場管理が非常に整っていることにも驚いた。店員を観察してみたのだが、非常にストイックに接客と調理をしているものの、厳しさのなかに楽しさを感じたのである。彼らはピリピリした調理場のなかで確実にそれを「楽しんでいる」のだ。「最高の味」と「もてなし」を提供しようとしているのが伝わってくるのである。

   


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