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社会風刺! 鉄拳のイジメをテーマにしたパラパラ漫画「弱い虫」

2012年11月11日 02時15分55秒 | Weblog

 前回、鉄拳のパラパラ漫画が非常に注目を浴びていうということで取り上げたが、今回もまた、鉄拳の創作パラパラ漫画が馬場俊秀のミュージックビデオのクリップとして作成された。この内容は、なんともおぞましい、現代のイジメ問題を表現している。つい先日、大津で起きたイジメ問題に、教育委員会・学校共に、的確な対応をしなかったことが大きな問題になったが、このパラパラ漫画の内容は、また、とてつもなく重くのしかかってくるものなのである。
 つい先日、鉄拳のパラパラアニメ「振り子」が、ミューズの公式ミュージッククリップに起用され、大きな話題と共に世界中の涙を誘ったばかりだが、馬場俊英の新曲「弱い虫」のミュージック・ビデオに、鉄拳の描き下ろし最新作品が起用された。鉄拳の最新作となるこの映像は、馬場俊英から制作を依頼を受けた鉄拳が快諾、完成させたものだ。
 「弱い虫」のもつ深遠なテーマに感銘を受けた鉄拳は、あれこれオファーが殺到する中にも拘らず「弱い虫」のMV制作をスタート、まずは馬場本人と鉄拳で綿密な打ち合わせを開始したという。深刻な社会問題として浮き彫りになってきているいじめ問題。いじめ、いじめられる連鎖。子供の世界でも大人の世界でも誰が加害者で誰が被害者か、一筋縄では行かないケースばかり。そして誤認逮捕や冤罪も後を絶たない現代社会。この不条理な現実に立ち向かいながらも、健気に正しく生きていく家族をテーマに、制作にほぼ1カ月間を費やし、1300コマ以上に及ぶ作品を作り上げた。現代社会の理不尽さを正面から描いた大作となっている。11月7日リリースの「弱い虫」は、馬場俊英にとって2011年のツアーで披露して以来、ライブでダントツの人気を誇り、最もファンの間でCD化が熱望されていた作品でもある。その歌詞の持つメッセージ性を生かすためのMVについてあれこれ思案する中で、鉄拳にお願いするしかないと決断したのは、YouTubeで公開されている彼の作品に感銘を受けたからだ。
 
「一人ひとりの人間はみな弱い存在。時に不条理な現実の前でやりきれない気持ちになることもあるけれど腐ってはいけない。逃げても負けても良いのだから生きることを投げ出してはいけない。きっとわかってくれる人がいる。そんなことをあらためて感じさせてくれるMovieだと思います。もしもこの主人公が自分だとしたらどう考えてどう生きるか。そう考えた時、自分にとって大切なものが見えて来る気がしました。日々を真面目に生きる多くの方に観ていただきたいです。」──馬場俊英

「こんにちは鉄拳です。この度は馬場俊英さんの「弱い虫」PV制作に参加させて頂き本当に嬉しく思います。初めて弱い虫を聴いた時に馬場さんの優しい声に惚れ、そして弱い者達へ(僕もですが)のメッセージ性のある歌詞に感銘し、是非ともMV制作をしたいとすぐに返事をしました!馬場さんの伝えたい事を上手くパラパラマンガにできたかはわかりませんが、できるだけ多くの皆さんに観てもらいたいです。」──鉄拳


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