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土用の丑の日の先取り、元祖うな鐵渋谷店にてうなぎ所望

2016年07月24日 23時09分53秒 | Weblog

 金曜日は、渋谷にやってきたので、夕刻は「土用の丑の日」の前倒しを企画。今年の土用の丑の日は、7月30日であるから、1週間も早くのうなぎ所望なのである。
 土用の丑の日にうなぎを食べ、滋養強壮、暑さ対策にしたのは江戸時代からと言われている。起源を紐解いてみると、江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることを、平賀源内に相談したという。この時の、 「“本日丑の日”という張り紙を店に貼る」 という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったそうだ。ちなみに、これがヒットした背景に、当時は、 「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という風習があったようだ。これを他のうなぎ屋もこぞって真似するようになり、 次第に「土用丑の日はうなぎの日」という風習が定着したらしい。
 本当に、このクソい暑い夏の盛りに、鰻を食べることが夏バテ防止になるのかは、信憑性に乏しいが、うなぎの栄養価、ビタミンの豊富さから、土用の丑の日にうなぎを食べることが定着したのかも知れない。
 まあ、ともかく、鰻を食べることは、夏の暑さ対策には有効だということで、「元祖 うな鐵 渋谷店」にやってきた。ここに来るのは数年ぶりのような気がする。昨年の土用の丑の日は、住い近くのうなぎ屋に行き、うなぎを食べたのであった。今年は、土用の丑の日を前倒ししてのうなぎ所望である。やはり、土用の丑の日及びその前日は非常に忙しいようで、中々うなぎ屋でうなぎを食べれない。こんな状況なので、土用の丑の日の前倒し対応が必要なのである。
 ここ「元祖うな鐵」は、大変なこだわりのあるうなぎ店なのである。昭和32年11月、渋谷にて「故・貞森市六」(うな鐵の創業者)の手により「贅沢品、高級食材であるうなぎを、気軽に提供する方法はないか?」と、発案された「うなぎの串焼き」(この店で紹介されているすべての「うなぎ串焼き」は、「故・貞森市六」によって、世に生みだされたメニュー。)うなぎの蒲焼をお重に入れて食べることが普通だったところを、焼き鳥のようにうな串にして提供した元祖なのである。蒲焼にすると手間暇掛かり、高級なうなぎがさらに高価なものとなるが、うな串のような手法を取れば、安価の提供できるとの発案なのである。流石に素晴らしい。
 また、この元祖うな鐵は、備長炭や山椒にもこだわりを持っているのである。そんなうな鐵のうなぎは、最高にうまいのである。先ずは、うなぎ串焼きをひと通り8品提供してくれるBコースを頼んだ。1,790円のコースである。くりから焼き、うな肝、うな皮等うなぎの部位を8種類提供してくれる。これは中々のうまさである。タレにしみたものや塩焼き、またわさびでいただくものまで、バリエーションがある。ビール及びハイボールで迎え撃つのである。そして、その間、「うなぎの骨せんべい」を頼む。塩味で、揚げたうなぎの骨が、コリコリと香ばしい。
 そして、最後の締めは、「うな重」である。ここのうな重は、他のうなぎ専門店ほど高くなく、非常に香ばしいのである。これは、財布に優しいのである。
 妻や娘夫婦へのお土産を注文し、美味しいうなぎの宴を終了したのである。 


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