書店を覗くと、目に付く雑誌があった。「隔週BLUE NOTE」である。この手のシリーズに手を出すと、大変な金額になることは分かっているが、やはり、ジャズという、しかもBLUE NOTEというものに惹かれてしまう。このシリーズは、全70巻の発刊になるらしい。
第1刊は、創刊号で、著名なトランペット奏者MILES DAVIS(マイルス・デイヴィス)特集。原音のCDがセットになった雑誌なのである。収録曲は、枯葉、ディア・オールド・ストックホルム、イエスタディズ、テンパス・フュージット、イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド、ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャンの6曲。
『BLUE NOTE best jazz collection』では毎号1人のアーティストを取り上げて、その生き様や〈ブルーノート〉での活躍、〈ブルーノート〉の歴史を紐解いていくCD付きマガジンシリーズ。付属のCDは今までにないオリジナル・セレクションで、すばらしい演奏の中から選りすぐりの楽曲5~7曲を収録。<ブルーノート>の共同経営者であり高名なカメラマンであるフランシス・ウルフの写真を中心に掲載。ウルフの写真管理をまかされた<モザイク・イメージ>の全面協力によって実現したもので、中には今回初公開される写真もある。<モザイク・イメージ>は<ブルーノート>の未発表音源の発掘や新録音のプロデュースで知られるマイケル・カスクーナが運営する通販専門レーベル<モザイク・レコード>の一部門である。
モダン・ジャズの世紀に君臨した帝王
MILES DAVIS マイルス・デイヴィス
トランペット奏者/1926年~1991年。アメリカの中西部からニューヨークに出たのは18歳のとき。以後、65歳で亡くなるまで、彼はジャズの格好良さを体現し続けた。『クールの誕生』(1949年)、『クッキン』(1956年)、『カインド・オブ・ブルー』(1959年)、『ビッチェズ・ブリュー』(1969年)をはじめ、ジャズ史上に残る名作は多数。20世紀最良のアメリカン・アートと言われるジャズを前線で導き続けてきた彼の影響力は、今も衰えず、多くの信奉者や追随者を生み続けている。
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