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「日本アニメのリメイク版スピードレーサー」

2008年06月29日 22時08分24秒 | Weblog
スピード・レーサー
 
 日本アニメの金字塔である「マッハGoGoGo」のリメイク版が実写で帰ってくる。しかも、アメリカのマトリックス三部作を手がけたウォシャウスキー兄弟によるもので、映画タイトルは『スピードレーサー』。「マッハGoGoGo」は、日本アニメを数多く制作した吉田竜夫率いる「タツノコ・プロダクション」制作によるもので、当時の子供にとって、華やかで憧れのF-1レーサーの活躍を映像化したもの。ホワイトボディで、色んな機能を装備したスーパーレースカー「マッハ号」を自在に操る三船剛に、誰もがあこがれたものだ。タミヤ模型の「マッハ号」を何度作ったことか、今、思い出しても感激が甦ってくる。それほど、当時は、最先端の映像を駆使した素晴らしいアニメだったのです。ボタン一つで、ジャンプしたり、各種の対悪党軍団に対抗する武器を装備、しかも、当時では珍しいオープンカーでもあった。マッハ号のナンバーは「5」であるところも、非常な感銘を受けた点でもある。原作の吉田竜夫や総監督の笹川ひろしといった主要スタッフは運転免許を所持しておらず、自動車やレースについて深い知識があったわけではないらしい。それが逆に良い意味で荒唐無稽な設定を生み出すことになり、子供から大人まで理屈抜きに楽しめる作品になった決め手かも知れない。アメリカでは「Speed Racer」のタイトルで放送され、人気を博した。主題歌のメロディーは日本と同じで、英語の歌詞をのせている。

 車体のマークはMを捩ったものである。主人公の三船剛の搭乗するマッハ号には幾つかの特別な機能があり、剛のピンチを救う。その殆どは、ステアリングパッドにあるボタンで操作される。

1.オートジャッキ(Aボタン:下部にある特殊ジャッキ。路面を蹴ることによってジャンプすることが可能)

2.ベルトタイヤ(Bボタン:タイヤに特殊なベルトが装着され、山岳走行(急斜面など)ができるようになる) 

3.カッター(Cボタン:丸鋸が車前面に出てくる。木などを切り倒しながら走行できる “チョッパー”とも呼ばれた)

4.   ディフェンサー(Dボタン:座席上部のキャノピーが閉じる)
5.   イブニングアイ(Eボタン:赤外線灯剛がかぶるヘルメットのシールドが暗視ゴーグルになる)

6.   フロッガー(Fボタン:ディフェンサーに加えて酸素ボンベより酸素が供給され水中走行を行なえる)

7.   ギズモ号(Gボタン:偵察用の小型飛行メカ)

8.   ホーミング(Hボタン:ギズモ号を自宅に戻す)
 

 マッハGoGoGo(2)
  【解説】
 
カー・レーサーになるために生まれてきたスピード・レーサー(エミール・ハーシュ)。怖いもの知らずの彼にとって唯一のライバルは、レース中に命を落とした伝説のレーサー、崇拝してやまない兄のレックスである。兄の遺志を継ぐため、スピードはローヤルトン工業からの高額なオファーも断り、父(ジョン・グッドマン)が率いるレーシング・ビジネスを選んだ。だが、その結果スピードは、陰で不正を行うローヤルトンから脅される羽目に。彼が愛する家族とカー・レーシングを救う手段はただ一つ、レースでローヤルトンを打ち負かすこと! 恋人・トリクシー(クリスティーナ・リッチ)の支えもあり、スピードは正体不明のレーサーX(マシュー・フォックス)と手を組み、兄の命を奪った難関のクロスカントリー・レース「クルーシブル」に挑む――。驚異的なスピードをもつマッハ5”に乗り、レース場の内外で栄光を夢見る若きカーレーサー、スピードの物語。『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー兄弟が、その巧みな映像技術で吉田竜夫原作のアニメ「マッハ GoGoGo」を実写映画化。

映像はこちら>>http://jp.youtube.com/watch?v=uyMaZ-CWrI4&NR=1
海外版「スピードレーサー」はこちら>>http://jp.youtube.com/watch?v=vtIu61s2PDo&feature=related


キン肉マン 生誕29(ニク)年

2008年06月29日 14時28分42秒 | Weblog

    七人の悪魔超人編

キン肉マン」は、非常に特異なヒーローと言える。少年ジャンプに掲載されてから29年が経つ。原作は「ゆでたまご」であり、この筋肉マンの活劇に、笑い、感動を覚えた人も多いことだろう。なんといっても、正義超人を目指しながらも、かなりのドジでおっちょこちょいなヒーロー像が、人間的な側面を多分に演出し、好感や共感を呼んでいるのも事実なのだ。「王子」と呼ばれながら、本名がスグル(元・読売巨人軍の江川卓の名前が由来)であったり、兄のアタルが、同様に江川卓の弟・中(アタル)から名づけられたり等、かなり巨人ファンであることから来ている。また、当初は、牛丼「吉野家」の宣伝的な挿入フレーズがあったり(「うまいの、早いの、安いの。牛丼食べて50年」等)したのは、思わず、吉野家とのコラボと勘違いするほどのものであった。主人公のスグルのエネルギーの源泉は、この牛丼なのである。人気が頂点に達したのは、このドジ超人が、プロレス大会に参加していく頃からである。テリーマンバッファローマンウォーズマンラーメンマンロビンマスク等出現した超人たちのキャラクターも人気に拍車をかけた。テリーマンは、ご存知、アメリカの実在のプロレスラーで、「スピニング・トーホールド」という技を得意としていた兄ドリー・ファンク・ジュニアと弟テリー・ファンクの兄弟レスラーの弟名から名付けられている。
59話「謎の赤い斑点! の巻」
【解説】
 
集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』において、1979年から1987年まで連載された。全387話。単行本は、ジャンプ・コミックスで全36巻、ジャンプコミックスセレクションで全26巻、集英社文庫で全18巻が発売されている。第30回(昭和59年度)小学館漫画賞受賞。ゆでたまごのデビュー作であり、代表作でもある。

ルーツは、原作担当の嶋田隆司が小学5年生の時に描いていた同名の作品。当時はキン肉マンのデザインも現在とは大きく異なっていたが、各クラスに回覧されるほどの人気だったという。

ストーリーは、主に現代の日本を舞台とし人間を超越した存在である超人が、様々な敵とリング上で戦うという、プロレス系バトル漫画。日本に住むダメ超人のキン肉マン(本名キン肉スグル)が、次々に立ちはだかる敵(怪獣、残虐超人、悪魔超人、完璧超人、運命の5王子等)と戦っていくという筋である。

戦うことによって形成される友情の美しさを主眼において、単純な勧善懲悪ではない物語性を持たせており、「ダメ超人」と人々にバカにされながらも、地球の平和を守りたいと戦い続けた主人公の成長していく姿も描いている。

当初は『ウルトラマン』をパロディ化したギャグ漫画(連載前の読み切りでは、キン肉マンはウルトラの父の不義の子とされている)であったが、第20回超人オリンピック編(第1回超人オリンピック編)からプロレス系バトル漫画に路線変更して大ヒットした。プロレスに転向してからもしばらくはギャグ色の濃い漫画だったが、中盤以降はシリアスな戦闘が中心となり、終盤になるとギャグ的要素はほとんど無くなっていった。

本作の特色として、伏線や物語の整合性などをまったく考えず、その場の雰囲気だけを重視した荒唐無稽な展開が挙げられる。敵のメンバーの中からいつの間にか消えていたり、メンバーに入っていたりする超人、死んだはずの悪魔超人が正義超人となっていつの間にか復活していたり、5人までの団体戦なのに6人で戦ったり、初期の頃は空を飛び、巨大化して怪獣と闘っていたキン肉マンがプロレスではその特技を使わないなど、作中にはかなりの矛盾があり、また「重いものは軽いものより速く落ちる」「地球を逆回転させると時間が元に戻る」「両手に武器をはめ、通常の2倍の高さにジャンプし、さらに3倍の回転を与えると元の12倍のパワー」など、強引な展開も散見された。そのいい加減さが逆に今もなお愛される所以となっており、作者自身も、子供時代に読んだ漫画の矛盾点を楽しんでいたので、指摘があってもあえて修正しなかったと語る。

また、原作担当の嶋田隆司は王位争奪編連載中、腰痛を患いしばらく休載していたが、その3ヵ月間の休載期間すらネタにしたこともある。この事から「現実と同じ時間が経過している」と見る向きもある(例:キン肉マンは初登場時20歳で最終決戦時では24歳であるが、最終回付近にてその時の出来事を連載期間と同じ8年前と発言しているシーンも存在する)。
夢の超人タッグ編
映像はこちら>>http://jp.youtube.com/watch?v=occPqE2UmIA


凄まじい戦闘シーン「300(スリーハンドレッド)」

2008年06月29日 00時35分28秒 | Weblog

 

 スパルタ軍の活躍を描く「300(スリーハンドレッド)の映像は凄い。僅か300人の軍勢で戦うスパルタ軍に対するペルシャ軍は100万人の規模。圧倒的に不利な状況の中でも、戦闘能力の高いスパルタ軍は、大群の利を生かせ得ない谷間に陣取り、迫ってくる大軍勢を撃破する。この戦闘シーンが凄まじい。

 紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。さらにアルカディア軍などの援軍も得たレオニダスは、海岸線に連なる狭い山道のホット・ゲートに敵を誘い込む作戦を掲げ、300人の勇士と共に立ちはだかる。やがて、ペルシアの大軍が現われ、熾烈極まる死闘が始まった。圧倒的に不利と思われたスパルタ軍は怒濤の攻撃で敵軍を粉砕し、緒戦となる一日目は勝利を収めるのだが
 ヘロドトスの「歴史」にも記されている伝説の戦いを描いたフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを映画化。圧倒的不利な状況にも全くひるまず、むしろ楽しむかのように戦いに挑んでいくスパルタ戦士たちの姿を、壮大なスケールで描いていく。全ての映像は“クラッシュ”と名づけられた画像処理が施され、まるで小説の挿絵のような斬新な風合いになっている。その中でジェラルド・バトラー、デイビッド・ウェナムらが演じるスパルタ戦士たちが、雄々しく猛る。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』でジョージ・A・ロメロの名作を見事にリメイクしたザック・スナイダーが務めた。また原作のフランク・ミラーは製作総指揮も担当している。