さすがに、巨大なスクリーンでの映像は迫力がありますね。久々に、劇場で映画を観たのです。この週末を逃すと、近隣でやっているMOVIXでの『ナルニア国物語―カスピアン王子の角笛―』が終了してしまう。スター・チャンネルから頂いた鑑賞券が無駄になってしまう。こんな思いから、家族でMOVIXへ突撃!!。
今週で最後ということで、もう見たい方たちは見てしまったのか、大きなスクリーンの部屋も半分程度の観客しか入っていませんでした。しかも、子供が多かったのです。やはり、童話のような原作からすると、あまり、大人は観ない作品なのでしょうかね。まあ、ともかく、第二作目のこの作品を堪能しようと思いました。
『ナルニア国物語―ライオンと魔女―』の第1作から1年が経ましたが、今回の作品である『ナルニア国物語―カスピアン王子の角笛―』でのナルニア国は、前作の設定より1300年が経過した頃のナルニア国を描いています。ここでは、テルマール人がすべてを支配しており、ナルニアの住人たちは迫害を受け、森深くにひっそりと虐げられて住んでいたのです。テルマール国では、王位争いが陰湿に行われ、ミラース卿が、権力を独占しようとしていた。テルマールの王を死に追いやり、自身の後継者が生まれたことで、今度は、王位継承者のカスピアン王子をも暗殺しようと、刺客を差し向けるのです。その時、カスピアン王子は、白い角笛を吹くのでした。本当に困った時でしか吹いてはならない角笛を吹くこと、それは、かつて、輝かしいナルニア国を救ってくれた4人の王や女王を呼び寄せる魔力があったのです。ロンドンで普通のつまらない学生生活を送っていたペベンシー4兄弟・姉妹は、この笛に呼び戻され、またしても、ナルニア国に戻るのですが、そこは、かつての繁栄していたナルニア国はなく、自身の居住していた宮殿も、廃墟と化していたのです。この窮地を、正義感を持った4人が勇敢に行動し始めるのでした。圧倒的戦力を誇るテルマール人を敵に回し、勇気と行動力で戦うのですが、やがて、その戦力の差で、劣勢に。そこに現れたのは、かつての王、ライオンのアスランだったのです。
【ストーリー】
ナルニア国の運命をかけた白い魔女との戦いから1年――元の世界で平穏に暮らしていたペベンシー兄妹は見えない力に引き寄せられ、再びナルニア国に舞い戻る。この国ではあれからすでに1300年の歳月が流れており、不思議に満ち全てが美しかった魔法の国ナルニアは、戦闘民族テルマール人の暴君ミラースの悪政によってすっかり荒廃し、ナルニアの民は歴史から葬られていた。やがて兄妹は、ナルニアの正統なる王位継承者で、ミラースに命を狙われているカスピアン王子と運命的な出会いを果たす――。英国ファンタジーの至宝をディズニーが空前のスケールで映画化した世紀の映像プロジェクト第2章。
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