アッくんの長岡京新聞社

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アッくんの『としよりを捨てる国』最終話

2015年11月28日 | □ 長岡京市の伝説(ベイツガァーさん)
平成27年11月28日(土)

 大きな丸太の見分けを行い
 最後の問題を解いたが・・・


「空中歩道の交差点です 王様

ビロロロ~ン ←神さまの登場する音
「ワシの名は ビャク神(ビャクシン)でア~ル
 としよりを捨てる国の王よ」
「は・はい
「この国には 素晴らしい知恵者がいる。
 約束どおり これから先
 困ったことが起こらないように ワシが守ってあげるから
 安心するがよい サラバじゃ ワ~ハッハッハ」
「よかったー」

「これも全て アッくん大臣のおかげじゃ
 約束どおり 褒美をあげよう
 何がよい?」
「で・では・・・
 ひとつだけお願いがあります
「何じゃ?」
「それは・・・
 70になった年寄りを捨てるという
 この国のおきてをやめていただきたいのです
「どういうことじゃ?」
「はい。実は・・・
 神様からの難問はすべて
 70になりました私の父 モミじぃの知恵なのです
「と・・・いうと
 おきてを破って捨ててなかったのか?」
「申し訳ありません。
 私には どうしても父を捨てることができません
「年寄りの知恵が 国を守ったのか・・・」 
「だからお願いです。
 年よりを捨てるおきてを今日限りやめにしてください。
 そして みんなで年寄りを大事にしたいと思います

 それを聞いていた王様は
 うれしそうにうなずいて

「わかった そのとおりだ」
 というとその場で
「今日から 悪いおきては廃止する!
 これからは 親や年寄りを敬い
 大切にしないものがおれば
 重い罰を加えることにする」
 と取り決めた
「ありがとうございます!
 というなり
 アッくん大臣は 
 家の下で暮らしている モミじぃを
 一刻も早く外へ出してあげようと
 息せききって 家の方へ飛んで帰ったとサ

 めでたし めでたし・・・

「・・・という お話DS(≒です)」
「いい話ですね ベイツガァーさん
 ところで・・・バンビオの空中歩道を一周しましたけど?

 おわり
(花岡大学さんの仏教童話より)


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