平成24年11月30日(金)
「アッ! キンモクさん!
高台のバス路線で何してるンですか?」
「この木の名前は何かなと思ってナ ワリィ~ね」
「ナンキンハゼって ハナノキさんが言ってました」
「ナンキンハゼかあ・・・
ところで今日は 向日市民会館で6時から
衆議院議員に立候補を予定している人が
公開討論会をするらしいぜ」
「そうなんですか」
「当選者はひとりだけ
おっと
比例代表と重複立候補していなければの話だけどな
その
衆議院議員の比例代表制の当選者
計算方法は知ってるかい?」
「さあ・・・」
「では
仮に100人の投票があったとして
A~Dno4つの政党が立候補してて
5人が当選するとしよう」
「はい」
「投票の結果
A党40票・B党30票・C党20票・D党10票 獲得すれば
まず各党の獲得投票数を1で割って
1 A党40・B党30・C党20・D党10
と配分される
次に各党の獲得投票数を2で割って
2 A党20・B党15・C党10・D党5
と配分される
さらに3で割って
3 A党13.3・B党10・C党6.7・D党3.3
後は順に
4 A党10・B党7.5・C党5・D党2.5・・・
と繰り返していく
この各党の数字を大きいものから順に5位までが当選とするのがドント式である
うえの例では・・・
1のA党40が当選し 2のA党の20より数字の多い1のB党30が当選
そして2のA党20と1のC党20が当選
最後に2のB党15が当選ということになり
結果はA党から2人
B党から2人
C党から1人の計5人が当選ということになる」
「ふーん」
「でも・・・
投票数は4:3:2:1だから
割合で言えば
A党は5人×4/10=2人
B党は5人×3/10=1.5人
C党は5人×2/10=1人
D党は5人×1/10=0.5人
となり
B党とD党はそれぞれ1.5人と0.5人となって
四捨五入なら
D党に1人当選できたかもしれないが
ドント式ではB党が2人当選し
D党は0人となる」
「得票数の小さな政党は損をする?」
「しかたないけどね
だから地域ごとに細分化せず
ドンと大きなブロックにしなければいけないという議論もあるそうだ」
「ドンと?」
つづく
「アッ! キンモクさん!
高台のバス路線で何してるンですか?」
「この木の名前は何かなと思ってナ ワリィ~ね」
「ナンキンハゼって ハナノキさんが言ってました」
「ナンキンハゼかあ・・・
ところで今日は 向日市民会館で6時から
衆議院議員に立候補を予定している人が
公開討論会をするらしいぜ」
「そうなんですか」
「当選者はひとりだけ
おっと
比例代表と重複立候補していなければの話だけどな
その
衆議院議員の比例代表制の当選者
計算方法は知ってるかい?」
「さあ・・・」
「では
仮に100人の投票があったとして
A~Dno4つの政党が立候補してて
5人が当選するとしよう」
「はい」
「投票の結果
A党40票・B党30票・C党20票・D党10票 獲得すれば
まず各党の獲得投票数を1で割って
1 A党40・B党30・C党20・D党10
と配分される
次に各党の獲得投票数を2で割って
2 A党20・B党15・C党10・D党5
と配分される
さらに3で割って
3 A党13.3・B党10・C党6.7・D党3.3
後は順に
4 A党10・B党7.5・C党5・D党2.5・・・
と繰り返していく
この各党の数字を大きいものから順に5位までが当選とするのがドント式である
うえの例では・・・
1のA党40が当選し 2のA党の20より数字の多い1のB党30が当選
そして2のA党20と1のC党20が当選
最後に2のB党15が当選ということになり
結果はA党から2人
B党から2人
C党から1人の計5人が当選ということになる」
「ふーん」
「でも・・・
投票数は4:3:2:1だから
割合で言えば
A党は5人×4/10=2人
B党は5人×3/10=1.5人
C党は5人×2/10=1人
D党は5人×1/10=0.5人
となり
B党とD党はそれぞれ1.5人と0.5人となって
四捨五入なら
D党に1人当選できたかもしれないが
ドント式ではB党が2人当選し
D党は0人となる」
「得票数の小さな政党は損をする?」
「しかたないけどね
だから地域ごとに細分化せず
ドンと大きなブロックにしなければいけないという議論もあるそうだ」
「ドンと?」
つづく