ヘビのオスとメスの見分けがついて
国の危機を免れたが・・・
「ここはバンビオ2番館から1番館へ行く通路ですね 王様」
ビロロロ~ン ←神さまの登場する音
「ワシの名は ビャク神(ビャクシン)でア~ル
としよりを捨てる国の王よ」
「は・はい」
「ヘビの見分けは見事であった
だが これならどうじゃ?」
天の神様は ものすごく大きなゾウをつれてきた
「このゾウの重さを 7日の間に量ってみよ」
「え・あ・それって・・・」
「量れなかったら
お前の体も この国も
たちまち 滅びてしまうから そう思うがよい ワ~ハッハッハ」
王様はビビッた
こんな大きなゾウ どう測ればイイのだ?
王様は みんなに相談し 国中へおふれを出したが答えがわからない・・・
アッくん大臣は家へ帰って こんども父親のモミじぃにその話をした
「答えは簡単や ヒック」
「え?」
「あンな~ ゾウを船に乗せたらエエ
乗せたら船が沈むやろ?
沈んだ高さをシルシしておいて
ゾウを船から おろすンや ヒック」
「それでドーするの?」
モミじぃは笑って言った
「今度は石を用意する
船に石を積み込んでいく
シルシのとこまで沈んだら
ゾウの重さと一緒だろ? ヒック」
「そっか!その石を重さを量ればゾウの重さになるンだ!」
「ピンポーン!正解!」
アッくん大臣はあくる日 さっそく王様に伝え
大きなゾウのおもさを測って 天の神様に知らせた
ビロロロ~ン
「よく わかったのぅ」
つづく