アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

アッくんの『としよりを捨てる国』第4話

2015年11月21日 | □ 長岡京市の伝説(ベイツガァーさん)
平成27年11月21日(土)

 ヘビのオスとメスの見分けがついて
 国の危機を免れたが・・・


「ここはバンビオ2番館から1番館へ行く通路ですね 王様

ビロロロ~ン ←神さまの登場する音
「ワシの名は ビャク神(ビャクシン)でア~ル
 としよりを捨てる国の王よ」
「は・はい
「ヘビの見分けは見事であった
 だが これならどうじゃ?」
 天の神様は ものすごく大きなゾウをつれてきた

「このゾウの重さを 7日の間に量ってみよ」
「え・あ・それって・・・
「量れなかったら
 お前の体も この国も
 たちまち 滅びてしまうから そう思うがよい ワ~ハッハッハ」

 王様はビビッた
 こんな大きなゾウ どう測ればイイのだ?

 王様は みんなに相談し 国中へおふれを出したが答えがわからない・・・

 アッくん大臣は家へ帰って こんども父親のモミじぃにその話をした

「答えは簡単や ヒック
「え?
「あンな~ ゾウを船に乗せたらエエ
 乗せたら船が沈むやろ?
 沈んだ高さをシルシしておいて
 ゾウを船から おろすンや ヒック
「それでドーするの?

 モミじぃは笑って言った

「今度は石を用意する
 船に石を積み込んでいく
 シルシのとこまで沈んだら
 ゾウの重さと一緒だろ? ヒック
「そっか!その石を重さを量ればゾウの重さになるンだ!
「ピンポーン!正解!」

 アッくん大臣はあくる日 さっそく王様に伝え
 大きなゾウのおもさを測って 天の神様に知らせた

ビロロロ~ン
「よく わかったのぅ」

 つづく


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