アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

アッくんの『としよりを捨てる国』第3話

2015年11月14日 | □ 長岡京市の伝説(ベイツガァーさん)
平成27年11月14日(土)

 としよりのモミじぃを捨てに行ったが
 おきてを守れなかった大臣のアッくんは
 父親のモミじぃを家の地下に隠したものの・・・

「アッ!バンビオの空中歩道に緑地があるンだ
 それより 隠したことがバレたらどうしよう・・・

 そんなある日

 王様の御殿に天の神様が降りて来た・・・

ビロロロ~ン ←神さまの登場する音
「ワシの名は ビャク神(ビャクシン)でア~ル
 としよりを捨てる国の王よ」
「は・はい
「ほら ここに二匹のヘビがおる
 このヘビのどちらが オスで
 どちらがメスか 7日の間に見分けてみよ」
「え・そ・それは・・・」
「見分けがつかなかったら
 お前の体も この国も
 たちまち 滅びてしまうから そう思うがよい ワ~ハッハッハ」

 王様はビビッた
「これはマズイぞ・・・」
 王様は さっそく 国じゅうのものしりを集めて
 聞いてみたが 誰も知らない

 2日たち
 3日たち

 7日はすぐに過ぎた・・・

 王様は 慌てておふれを出した
「もしも ヘビの性別を見分けられたら
 望みどおりのホウビをやる わかるものは今すぐ申し出よ!」

 大臣のアッくんは思った
「知恵者が よってたかって分らないンでしょ?
 残念だけど この国は滅びるしかない・・・
「なんの話や?ヒック
「ヘビの性別の話サ 性別を見分ける方法が
 わからないから この国は滅びるしかない
「そんなことか
「そんなこと?
「あのな まず柔らかい敷物をひいて
 その上にヘビをおいてみなさい
 バタバタと騒ぎまわるのがオスで
 ジッとしているのがメスじゃ ヒック
「ホントかなあ・・・

 次の日
 アッくん大臣は御殿へ行って
 モミじぃの言うとおりにすると・・・

 簡単に オスとメスをみわけがついたのだ

 王様はよろこんだ!
「よくやったゾ アッくん大臣!

 つづく


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