娘が骨肉腫と診断されたとき、病名を告げるべきかどうか迷っていました。
告げられないままに、紹介された病院に向かう道中でした。
「がんセンター」という矢印があちらこちらにあるではありませんか。娘の目に留まらないかと気が気ではありません。
娘は「お母さん、私ガンなの?」と聞きました。
私はとっさに「そう骨のガンだよ。でも取ってしまえば大丈夫でしょ?」と言いました。
娘が発病する半年前に主人は大腸がんの手術をしていました。進行ガンでしたので「転移、再発の可能性がある」と言われていましたが幸いにも転移もなく無事に生還しました。
そのおかげで我が家では「ガンは治るもの」でした。おかげで娘も「自分は治る」と信じる事ができました。
骨肉腫にかぎらずガンの治療はきびしいものです。
自分がガンであること、死に直面していることを知っていないと耐えられるものではないと思います。年齢の差はありますがいつかは話さなくてはならないでしょう。
娘もあまりにもつらい副作用で治療を放棄しようとした事があります。私は「いま治療をやめたらガンに体を乗っ取られて死んじゃうんだよ。」こう言うしかありませんでした。
告げられないままに、紹介された病院に向かう道中でした。
「がんセンター」という矢印があちらこちらにあるではありませんか。娘の目に留まらないかと気が気ではありません。
娘は「お母さん、私ガンなの?」と聞きました。
私はとっさに「そう骨のガンだよ。でも取ってしまえば大丈夫でしょ?」と言いました。
娘が発病する半年前に主人は大腸がんの手術をしていました。進行ガンでしたので「転移、再発の可能性がある」と言われていましたが幸いにも転移もなく無事に生還しました。
そのおかげで我が家では「ガンは治るもの」でした。おかげで娘も「自分は治る」と信じる事ができました。
骨肉腫にかぎらずガンの治療はきびしいものです。
自分がガンであること、死に直面していることを知っていないと耐えられるものではないと思います。年齢の差はありますがいつかは話さなくてはならないでしょう。
娘もあまりにもつらい副作用で治療を放棄しようとした事があります。私は「いま治療をやめたらガンに体を乗っ取られて死んじゃうんだよ。」こう言うしかありませんでした。