AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

AKB48と共に過ごした5年

2010-11-25 02:33:00 | Weblog
 前回は急に思い立って個人的な昔話を書いてしまったが、あれはあくまでも7年前の話であって、その後もそれなりに紆余曲折はあったものの、周囲の多大な助けを得ながら、何とか現実的な着地点を見出すことができ、今は会社員として平穏な日々を過ごしつつ、余暇には楽しくAKB48の公演を見ていられるわけなので、どうかご心配のないようにお願いしたい。このブログをいつも読んでくださっている方なら誤解することもないとは思うけれども、一応念のためにお断りまで。

 しかし、そういうことも踏まえて言うと、AKB48と出会って5年という期間は、実のところ私にとっても過去を断ち切って新たに立ち上がる期間であった。彼女たちを応援しながら、しかし同時にまた、彼女たちから絶えず若い力と勇気をもらい、彼女たちの頑張りに励まされて来た。歌詞の数々が、その時々の自分の心境にシンクロして感じられることも多かったし、他方ではこのブログを契機に、コンサートパンフレットや「48現象」への寄稿など、自分の言葉がAKB48という現象ないし状況にシンクロしていくという経験もできた。それは夢に敗れた虚無感のいくらかを補填し、自分がまだ社会の回路につながっていられると実感させてくれた出来事でもあった。

 AKB48は10年計画だと言われて来たが、間もなくその折り返しである満5年を迎えることになる。まあ10年計画という言葉が語られる場合、一般にはきっちり10年を計画しているという意味よりは、むしろそのくらいの長期計画でやっているのだ、という比喩的な表現であることが多いだろうから、もしかしたら10年が12年、15年になっていくのかも知れないが、5年という、女性アイドルグループとしては必ずしも短くない時間を経て、ここまで上り詰めて来たという意味では、AKB48史における里程標の1つが置かれるべき時点であることは間違いないだろう。

 折しも11/24には、紅白歌合戦に3回目の出場が決まった。テレビのニュースなどでも、AKB48が出場することについて特段のコメントはなかったようだ。今年の活躍からすれば、もう出て当然といったところなのだろうか。ファンとしての私の気持ちも、過去2回とはかなり違う。最初はもう涙が出そうに、じゃなく、本当に涙が滲んでしまったくらい、心からうれしかった。とうとうここまで来たんだ、というワクワク感を、我が事のように受け止めていた。翌年の落選を経て去年は、やっぱりまだうれしかったし、ファンなりに手応えというか達成感のようなものを感じられた。今年はもう驚かない。うれしくないわけではないのだけれど、過去2回とはもう意味が違う。もはやフレッシュです、紅白という大舞台にお邪魔させていただきますという姿勢ではいられないはずで、むしろ「国民的」と称されるアイドルグループとして、「国民的」番組の中軸を担うくらいの存在でなければならない。それが今のAKB48が立っている場所なのだ。

 ところで、5周年を記念するイベントは何かやるのかなぁ。まったく現実味のない妄想としては、今のメンバーほぼ全員出演のスペシャル公演をGロッソとかでやる一方、同じ時間に、劇場では卒業生ばかりをいっぱい呼んで、トークイベントをやる、なんてのは面白いかなぁという気がしている。スペシャル公演の方は新旧問わず抽選で、劇場トークイベントは古参優先というか、古参しか来たがらないよな、きっと(笑)。トークイベントも、ステージ上でメンバーがしゃべるだけじゃなく、おにぎり大会とか、昔やった文化祭の模擬店みたいなのとかの方が良いかな。いっそのこと、立食パーティーみたいな形式にしちゃって、卒業生、ファン、それに元スタッフも集まって同窓会風の交流会ができたら楽しそうだなぁ。

 あと、5年という節目でもう1つ妄想しているのは、AKB48ファンブログのガイドブック、というのがあったら面白いんじゃないかなぁ、ということ。AKB48の話題が中心のブログ48個を選抜して、それぞれのURLとタイトル、概要、書き手からの一言、一推しエントリなどを紹介する。題してAFB48(AKB48 Fan Blog 48)企画。メンバーから「実はこのブログ読んでます!」みたいなコメントがあると、なお面白いんだけど、それはさすがに無理か(笑)。そういう企画、どこかの出版社でやってくれないかなぁ。

 48個となるとムックくらいのボリュームはあるけど、ファンブログのガイドブックなんか売れるわけねーだろっていうのもあるかと思うので、雑誌とかスポーツ紙なんかでの連載でも可。48個より多くなっても研究生枠がどんどん増えるので大丈夫(笑)。ファンを巻き込んで表に引っ張り出しちゃうっていうのは、やっぱり他のアイドルグループでは絶対にできない面白さだと思うんだけど、どうだろう。編集部にそれだけの情報網とかネットワークがなくても、事務所に情報提供を求めるくらいはできるだろうし、必要なら私も企画作成に参画するし、たぶん何人かのブロガーも協力するのではないかと(笑)。

 と、いつの間にかお馬鹿ネタになってしまったところで、おやすみなさい。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
エントリーと余り関係の無いコメントですみません。 (kara)
2010-11-25 04:15:16
最近はAKBの情報をいち早く伝えます!みたいなブログがすごく多い気がします。
別にそういうブログを悪いと言ってる訳ではないのですが、見ている側の自分としてはそのブログを書いている人がAKBの情報から何を感じたのかを知りたいのです。
おそらくカギさんは読者に何かを共感して欲しくてブログを書いているわけではないと思いますが、少なくとも私にはこのブログにまとめられたカギさんの考えと自分の考えを比較し、確立させるという意味においてすごく参考になります。
これからも更新、楽しみにしてます。
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Unknown (ねるねるねるね)
2010-11-25 04:16:09
もう今年で、AKB48も満5年を迎えるのですね。

改めて凄いことだと思います。
その5周年の記念イベントも、ぜひ節目を迎えるだけの素晴らしい内容を期待してます。
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Unknown (glorian)
2010-11-25 21:16:24
ファンブログ ブック 作りましょうよー

絶対買いますb

そのときはライダーさんの話をまた載せていただきたいものですね
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Unknown (kimi)
2010-11-26 00:40:14
私も4年半くらいになりますが、最近は違うアイドルを応援してるんです。少なくともそっちの方が会えるアイドルなので。
それと仕方ないのかもしれませんが、最近のCDの売り方によるランキングに納得いかなくて、逆にAKBを追い越せと思ってるアイドルを見てると応援したくなるんです。
高い壁になってしまったAKBに応援のしがいが弱くなってしまったのもあると思います
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Unknown (Unknown)
2010-11-27 02:00:53
負け犬共がここぞとばかりに「AKB商法」だなんだと言ってますね。
私が中高生だった頃大好きだったアイドルに会った事なんてありませんでしたよ。
ローカルアイドルから全国区になったアイドルに簡単に会えなくなるのは仕方ないでしょ?
地方の人間からしたらアキバすらなかなか行ける所じゃないでしょ。
でもCD買えば100%会えるんですよ?
北は北海道から南は九州まできてくれてます。
たとえ自分の県じゃなくてもアキバよりは近くに来てくれてます。
会いに行けるアイドルとして公約を守ってるだけでは?
だいたいこれって売り手側の問題じゃなくて買い手側の問題でしょ。
大量に買ってゴミみたいに扱ってる馬鹿がいるから余計に悪徳商法みたいに見えてるだけでしょ。

まぁ~おかげでこれらの売り上げで助かる小売や流通・製造業者まで経済効果を考えればそれはそれで良いのかな~とも思ったりw

昨年あたりから忙しくて大変なAKBのスケジュールを削って全国握手会を行ってるメンバーの労力とそれを続けてくれる運営(とんでもなく金かかりますから)にいい加減感謝しないとダメだとすら思うんですが。
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