AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

君の輝きを忘れない

2011-06-18 18:49:43 | Weblog
動かせない用事があり、おやつ公演はあきらめていたのだが、予想外に早く片付いたので、急いで劇場へ。ユニット最後の曲から。

牛窪紗良・山口菜有ラストステージ。9期生から11期生で固めたキャスティングは、運営側のせめてもの心配りだろうか。

今日が最後になってしまったとしても、AKB48シアターのステージに立っていたことを、誇りに思って良い。だが誇りの源泉とすべきは、人気絶頂のアイドルグループの研究生として選ばれたことでも、言われるまま自信のない公演を重ねていた日々のことでもない。あなたが誇るべきは、劇場公演の中で自分を出し切りたい、公演を通じて自分の思いを誰かに伝えたいと思った時間のことだ。

それはもしかしたら、辞退が決まった後の短い時間だったかも知れない。だが、あなたはその時間、確かに劇場で輝いていた。誰かと比べて計ったりする必要のない、あなた独自の輝きを放っていた。そういう姿は、外見の可愛らしさや歌やダンスの上手さとは全く別の次元で、しかし、確かに人の心を動かす力があるのだ。

壁を破って自分を表現できた時の手応えを忘れないで欲しい。それはあなたがこれからを生きて行く上で、心の真ん中にしっかりと立つ柱になっていくことだろう。そしてまた、私たちも忘れない。あなたがAKB48シアターで放った輝きを。