AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

好き嫌いは別にして

2008-12-31 15:48:01 | Weblog
 こんなことを書くのは大変恐縮なのだが、ファンも人間なので、どうしても「この人は苦手なタイプ」というメンバーや研究生がいることは仕方がない。で、このブログでは何度も書いて来たことなので、今さら隠し立てしないけれども、私は研究生の小原さんがかなり苦手だ。最近はずいぶん抵抗感も減って来たけれど、以前はものすごく苦手だったし、ほとんど「嫌い」に近いくらいだった。

 しかし、これまた何度も書いて来たとおり、お姫さまキャラのくどさが減って来たあたりから、小原さんはすごく良くなって来たと思う。かつて、動きに無駄な媚びというかしなを作ってしまっていたのが減って、大きく、それでいながら指先まで神経の行き届いたフリが、実にきれいに映えるようになって来た。ステージを見ていると、嫌でも目を惹かれてしまう美しさがあって、私は小原さんが苦手なはずなのに、つい見てしまっている、ということが増えて来た。お姫さまキャラも、こちらが慣れて来た(笑)部分を割り引いても、本人の「キャラ立ち」としての有効性は残しつつ、今は嫌味のない範囲にまとまっているように思える。

 というわけで、私の個人的な好き嫌いとかは別にして、良いものは良いのである。今の小原さんはチーム A 公演でも、初期メンバーを食いかねないくらいの存在感がある。研究生でありながら事務所が決まっているというのも、さもありなんというところだろう。しかし、その小原さんについての大きな疑問は、なぜそれほどの人が、ずっと研究生のままに据え置かれているのかということだ。チームへの昇格が「入った順」の年功序列でないのは当然としても、今や実力的にチームメンバーに昇格してまったく不思議はないはずである。いやむしろ、若さと人気先行で実力は後回しで昇格した事例だってあったではないか ( あえて誰のこととは言わないでおくが )。

 チーム研究生という話が出て来て、もしかすると、小原さんにそのリーダー役を任せたいのかなとか、あるいは SKE に中西(優)さんが行ったように、HKT に行ってもらいたいのかなとか考えてしまうのだが、そのためにチーム昇格をさせずにおいているのだとしたら ( あくまでも妄想の仮定である )、ちょっとひどいんじゃないかという気がする。いくらなんでもこれは私の考え過ぎで、実際にそんなことはないと思いたいけれど。

 まあきっと、佐藤(亜)さんの時と同様、ファンがやきもきして「もうこのまま昇格はないのかも」と思いかけた頃に、昇格のサプライズが待っているに違いない。小原さんはきちんと努力して来たと思うし、ステージングの向上とか事務所移籍といった結果も出した。AKB48 は、そういう人がきちんと報われる場所であって欲しい。