田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

ゴルフ

2011年08月31日 | 田舎暮らし

1ヶ月ぶりのゴルフでした。
孫娘が来たり、家内が机に足をぶつけて(足の指を)捻挫したりで、ラウンドできずにいました。

ゴルフ場(ニセコ東急)は大勢のプレイヤーで混んでいたのですが、早めにチェックインしたのが幸いして、2組繰り上げてスタートしました。お陰で、流れもスムーズで終日楽しくラウンドできました。

また、最近はショットが大きくぶれず、概ね、フェアウエイに止まるので、球探しに苦労することがありません。

ただ、相変わらずショートゲームはダメで、例えば、グリーン周りで大たたきするとか、せっかくパーオンしたのにスりーパットするとかしています。

一方お天気は、正午頃雨との予報でしたが、結局、雨にも会わずラッキーでした。


夏野菜がいっぱい

2011年08月30日 | 田舎暮らし

このところの好天で、夏野菜の収穫が続いています。
トマト、ナス、インゲン、ピーマンなどに加え、ジャガイモの収穫も始めたので、台所や、薪ストーブ周りは、夏野菜でいっぱいです。

夕食には、野菜のトマト煮にトマトサラダ、大根葉の炒め物など、ベジタリアンよろしく野菜メニューばかりでした。そう言えば、昨日は、朝昼晩とも、トマトサラダが出ました。

また、夕方には、近所の方から立派なトウモロコシ、糸カボチャなどの差し入れがありました。

安全な自家製野菜をふんだんに食べられる幸せに感謝です。


元気の出ない~民主党党首選挙

2011年08月29日 | ギャラリー

紙面を何頁も使って報道された民主党の党首選挙ですが、正直、今回ほどこの手の記事を読まなかった(読む気がしなかった)ことはありません。

候補者が5人も立ち、普通なら盛り上がる党首選挙ですが、こちらの気持ちがそうさせるのか、「勝手にすれば」という感じで、まったく興味がわきません。

考えるに、この国の将来をどうするのか、どうあるべきかという政治家なら誰でも持っているであろう政治理念が語られないこと、また、例え誰が党首(首相)になっても、ねじれ国会の下では、思い切った政策の実行は不可能だろうと思うからです。

この国の現状を改革する処方箋が示されないまま、国のトップが決まるという不幸を、国民は何度経験すれば済むのでしょうか。


秋の気配が~

2011年08月28日 | 田舎暮らし

日中は、真夏日の気温で日差しも強く、まだ夏模様です。
夕方、いつものように散歩に出ると、空には入道雲がモクモクと立ち上がっていました。

この夏も雨が多かったせいか、足元では、舗装道路と側溝の割れ目に「ど根性苔(コケ)」が勢力を広げています。

春、食卓を賑わした「独活(ウド)」も、今は大きな花をつけています。これに実が付けば、周囲にウド畑が出現しそうです。

ただ、周囲をみわたすと、ススキの穂が天をめざしています。

山麓には、少しづつ秋の気配が忍び寄って来ているようでした。


またまた「やらせ」が~泊原発プルサーマルシンポ

2011年08月27日 | ドラミング

報道によると、08年10月、道と地元4町村が開催した掲題のシンポジウムで、事前に、北海道電力が社内通達で「参加して推進意見を述べるよう」社員に指示していたことが明らかとなりました。

先に、九電玄海原発の運転再開をめぐる経産省主催の公聴会で、大規模な「やらせ」があって大きな問題となり、これを受け、経産省は各電力会社に調査を指示。結果、中部、四国電力などにも同様の問題があったと報告されていました。

この時、北電は、「事実なし」と報告しましたが、これがウソだったことになります。北電は99年にも、同じ泊原発3号機の増設をめぐる公聴会で「やらせ」行なった前科があります。(手前が3号機)

こうした偽善を前提とした事業運営を平気で行なう電力会社という地域独占企業は、一度、解体しないと原発事故を止めることはできないのではと思ってしまいます。

一方、今回のやらせ問題の発覚も、共産党機関紙「赤旗」の報道が引き金になったそうで、NHK、新聞各社等、大手メディアがいかに信頼を失っているかを、またしても示す結果となりました。写真は、北電HPから借用しました。


ウルトラ右翼の世迷い言~藤原正彦著「日本人の誇り」

2011年08月26日 | 読書三昧

「国家の品格」という著作で200万部を売った藤原「大」先生の最新作というので、興味半分、借りて読みましたが散々でした。



つまり、近現代史の個々の事象に対し、あれこれの著作を切り張りして構築した独自の世界観を元に、八紘一宇は日本古来の平和思想、朝鮮併合・満州建国結構、南京大虐殺は幻、日中戦争はコミンテルンの策謀、日本は被害者と歴史をねじまげ、戦後、米国により刷り込まれた自虐思想こそが日本衰退の元凶と説きます。

その結果、同氏が提示する日本再生の処方箋は、

1.戦勝国の復讐劇にすぎない「東京裁判」の断固たる否定と日本の百年戦争がもたらした世界史に残る殊勲(アジア諸国の独立を促した)の評価

2.日本弱体化のための現「憲法」の破棄と「日本人のための日本人による」(天皇を元首とした)新憲法の制定

3.自らの国を自らで守る気概を持つ。具体的には、強力な軍事力の保持と対等な日米同盟の締結

というのですから驚きます。これらは、あちら様(インテリ右翼)が、戦後一貫して主張し続けて来た古いドグマの焼き直しに過ぎません。

こんなエリート意識丸出しの浅い考察で近現代史を語り、「日本人よ誇りを持て」などと言われても戸惑うばかりです。

小生は、新田次郎氏が描いた山岳小説が好きで、最近も「蒼氷」などを読み、その筆力の高さに感心すると共に、同氏の業績を多とするものです。

しかし、掲題の著作を読むかぎり、ご尊父の輝かしい業績に泥を塗る結果とならないか心配です。


カサブランカ

2011年08月24日 | 田舎暮らし

今年も敷地の西側で、カサブランカが咲き始めました。

以前は、菜園の一部を占拠していたのですが、昨秋、家内が菜園と木立の境に(球根を)移したので、今年は、背丈が以前の2/3くらいですが、それでも元気に咲き出しました。

また、移し替えたせいか、あるいは、お天気のせいかわかりませんが、咲き始めは、昨年よりちょうど1週間遅れでした。

カサブランカが咲く頃は、また、拙宅ではトマトの収穫が最盛期を迎えます。

白いカサブランカと真っ赤なトマト。
色は対照的ですが、いずれも自然の恵みを体現した貴重な存在です。


赤染晶子著「乙女の密告」

2011年08月23日 | 読書三昧

第143回(10年上期)芥川賞受賞作。



物語~京都の大学で「アンネの日記」を教材にドイツ語を学ぶ女子学生は、日本式根性を愛するバッハマン教授のもと、スピーチコンテストに向け、必死に暗記に励むのだが、ある日、女子学生と教授との間に黒いうわさが流れ・・・

赤染さんは、04年、文学界新人賞を受賞しているので、すでに十分なキャリアをつんだ書き手のようです。

それが、現代の女子学生の日常と、「アンネの日記」という重いテーマを結びつけた小説を書かせたのでしょうが、その妥当性については、審査の過程でも議論があったようです。

以下、選考委員のお一人、宮本輝氏の選評をご紹介します。

「巧みに戯画化されたユーモア小説として読んだが、多分にデフォルメされているのであろう女子大生たちやドイツ人教授が展開する一種のドタバタと、アンネ・フランクという実在した14歳の少女とをリンクさせる手法を支持できなかった。」「ついに収容所で死んだ14歳のアンネの居場所を密告したのが、ほかならぬアンネ自身であったという小説には、私はその造りが正しいか正しくないかの次元とは別の強い抵抗を感じて授賞に賛同しなかった。」


ほんとに大丈夫?~泊原発3号機

2011年08月22日 | ドラミング

17日午後、高橋北海道知事は、記者会見で泊原発第3号機の営業運転を認めると述べました。

容認の理由として、知事は、「現実を直視した場合、安全性を担保しながら(原発を)続けることは、道民の生活を守り、産業活動の環境整備、企業誘致を進めるためには重要だ」としています。

しかし、「安全性を担保しながら」としながら、具体的にどう担保するのかについては、何も述べませんでした。

従来と異なる点は、原子力安全保安院に加え、原子力安全委員会のお墨付きも得たからとしましたが、福島第一原発事故以来、彼らの無知蒙昧ぶりは周知の通りで、これで「安全を担保」したことにはなりません。

現実問題として、福島原発事故以後、北電がとった追加安全対策は、

 ・高出力移動電源車の配備
 ・建屋ドアのパッキン追加
 ・予備海水ポンプのストック

の3点のみです。これで、今回の大震災並みの津波に襲われた場合でも、原子炉の安全は確保できるのでしょうか。

一方、知事は、原発周辺住民の理解も得られたとしましたが、確認したのは周辺10km圏の泊村、神恵内村、岩内町、共和町の4ヶ町村の首長の意向のみで、小生らの地元、倶知安町を始め、後志管内の他の自治体に対しては、副知事や関係部局長から、会見当日の午前中、「容認」の連絡があったのみと報道されています。

以上から、「営業運転容認」は拙速過ぎと言わざるを得ず、原発事故の再発を懸念する多くの道民を納得させるものではありません。


今朝の収穫

2011年08月21日 | 田舎暮らし

このところの好天と朝夕の冷え込みで、ようやくトマトが赤くなりだしました。

これは、今朝の収穫。
「もも太郎」という大玉の他、今年は中玉も植えましたので、ミニトマトと合わせ3種類になりました。

どれもまずまずの出来で、しばらくはトマトサラダで食卓が賑やかになりそうです。

昨年は、余ったものは、「トマトピューレ」と「トマトジャム」にして保存しました。

ピューレは、各種の料理に使えるので、年明けにはなくなってしまいましたが、トマトジャムは、独特の風味からあまり売れ行きがよくなく、まだ食べ続けています。

今年は、ピューレをたくさん作ろうと話し合っています。


可愛い子には旅をさせよ

2011年08月20日 | 田舎暮らし

この夏も、横浜から一人で遊びに来ていた孫娘は、塾があるからと、16日、ユーターンラッシュの中を帰浜しました。

その日、(新千歳)空港に着くと、搭乗する羽田からの飛行機は機体に落雷を受け、出発がかなり遅れるとのアナウンスがあった由。

その後、4時間遅れの出発と決まり、セキュリテイーを通り登場口で待っていると、午後5時過ぎになって、今度は「欠航」になったとのこと。

この時、帯同して行った家内は、すでに空港を離れ自宅に向かっていたため、中一の娘が一人、空港に取り残される破目となりました。

ユーターンラッシュでもあり、先の見通しが立たないので、とりあえず航空会社(AIRDO)へ電話して保護を依頼しました。

結局、定刻より9時間遅れの午後10時半頃、代替のJALに搭乗したのですが、その間、小生らも両親も(羽田で)、ハラハラドキドキしながら過ごしました。

当の本人は、一時は青くなって電話して来ましたが、その後はAIRDOの空港事務所で宿題などをやっていたそうです。


新入りの評判

2011年08月19日 | 音楽三昧

拙宅のオーデイオに新入りが登場しました。
英国産のハイテク小型スピーカーです。

本体の上部に「チョンマゲ」をのせています。4khz以上の高音部を受け持つトウィーターです。

従来、このチョンマゲの振動版はアルミニュウムの薄い板をドーム状に成形して使用していましたが、これを、表面にダイアモンドの薄膜を成長させる方法に変えることによって、より澄んだ高音を再生できるようにしたといいます。

ただ、この画期的な技術も量産には難があって、発売以来、品薄が続いています。オーダー後2~3ヶ月待ちですが、今回、偶然、キャンセル品が出たため入手することができました。

まだ、鳴り始めたばかりで音がかなり硬いのです。1ヶ月くらいすればほどほどにこなれて、良い音に仕上がるのではと期待しています。


姜尚中著「トーキョー・ストレンジャー」

2011年08月18日 | 読書三昧

街に出ると見えてくる!歴史、世界、思想、未来・・・。トーキョーから「今」を読み解く知の散策。

東大教授で著名な政治学者の姜尚中(カンサンジュン)氏が、女性誌「BAILA」上に07年12月から10年5月まで連載した都内約30ヶ所の探訪記をまとめたもので、現代の「トーキョー」を知る上で格好の読みものとなっています。

しかし著者は、3.11以降、その風景も様変わりしたといいます。
以下、序文から転載すると、

"バブルの「欲ボケ」から醒め、身の丈の姿に戻ろうとしていたとき、震災とツナミ、そして放射能と電力不足がトーキョーを震え上がらせることになった。トーキョーはいったいどうなるのか。

それでも、私は悲観も楽観もしない。ただ、高慢なトーキョーでも萎縮したトーキョーでもあってほしくないと願うだけだ。

よそ者にさりげなく目配せし、そっと抱きかかえるようなトーキョー。それが私の願うトーキョーの未来だ。

もしかしてトーキョーはやっとそんな都市へと近づきつつあるのかもしれない。今ほど、暗がりの中で、人のぬくもりが恋しいときはないのだから"と。

現代日本の象徴である「東京」を、「在日」なるがゆえに日本人とは異なる視点で冷静に観察することができ、それが的確な文明批評となっています。ご一読をお勧めします。


カボチャの収穫

2011年08月17日 | 田舎暮らし

今年は、カボチャの当たり年のようです。
日当たりのよいところに肥料をしっかり施して育てたせいか、先日収穫したエビスカボチャは、直径25cm、3.7kgもありました。

黄色い皮の部分は、孫娘が紙を貼り付けて陽に当てたため、ユーモラスな顔のような模様が浮いています。隣の「雪化粧」は、20cm、3.1kgあります。

食べられるようになるには、もう少し陽に当てる必要がありますが、果たして味の方はどうでしょうか。


M7.7の可能性~黒松内活断層

2011年08月15日 | ドラミング

13日付け朝日の北海道版に、"泊原発近くの「黒松内低地断層帯」、北電見解より大規模"との記事が載りました。

つまり、従来、この断層の長さは約40kmで太平洋岸にまでは達していないとされて来たが、実際は、断層は太平洋の海底にまで及び、総延長55kmに達していると。

この結果、従来、この断層帯に起因する地震はM7.5と推定されていましたが、今回の調査で、M7.7とさらに大規模な地震の発生が想定され、しかも「いつ起きてもおかしくない」状況だといいます。

一方、泊原発近くの日本海には、全長約60~70kmの海底活断層があるとの報告もなされています。

現在、当該原発3号炉の営業運転が認可されようとしています。
しかし、
従来北電は、この断層帯に起因する地震を耐震設計に反映しておらず、しかもこれらの厳しい状況が明らかになっている以上、再評価を実施して、その結論がでるまでは営業運転に移行すべきではないと思いますがどうでしょうか。

福島第一原発の二の舞にならぬためにも、念には念を入れる必要があります。事故が起きてしまってから、「想定外」では済まされません。