田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

元を質せば~

2011年07月31日 | ドラミング

九州電力玄海原発のやらせメール問題。
実は、その政府主催の説明会(6月26日)の5日前に、古川佐賀県知事が九電幹部と面談した際、再稼働必要との経済界の要求があると伝え、「やらせ」を促すようなやりとりがあったと報道されています。

一方、中部電力や四国電力などでも、国主催のシンポジウムに動員をかけたり、支持発言を組織したりの「やらせ」を行なっていたといいます。

しかも、この「やらせ」は、原子力安全保安院の要請によるものだったというのですから、どこまで腐っているのかと唖然としてしまいます。

また、伝えられるところでは、上記の古川知事の父親は、九電の社員で、玄海原子力発電所のPR館の館長だったというのですから、もうたくさんと言いたいところです。

こんな低次元のやりとりで、原発やプルサーマル賛成の民意が形成され、結果として生命や財産を脅かされている福島県民の心情を思うといたたまれない気持ちです。


2011年07月30日 | 田舎暮らし

長年人生をやっていると(筆者は当年71歳)、いろいろのことが起こるもので、ビックリしたり感動したりの毎日です。

昨日のニセコ東急でのゴルフ。
出だしの1番ホールは、左ドッグレッグの353ヤード、パー4のミドルホールです。

ティショットはまずまずの当たりで、200ヤードほど飛んでフェアウェイやや左側に止まりました。

2打目はグリーンまで約160ヤード、フェアウェイ左側の立ち木越しのショットです。5番ウッドで打つと、ボールは立ち木を掠めて飛び、グリーンに落下しました。そしてカップに向かって真っ直ぐ転がり、そのままカップインしてしまいました。

いわゆる、イーグル(規定打数より2打少ない)です。
パー4のホールで、2打目が直接カップインする経験は始めてです。

この他、ゴルフには、規定打数より1打少ないバーディとか、3打少ないアルバトロスとか、鳥にちなんだ愛称がいくつかありますが、ある日突然、イーグル(鷲)が飛び立つとは! ビックリ・感動の一日でした。イラストは、東急GCのHPから借用しました。

蛇足:2番ホールは、138ヤードのショートホール。
前のホールでビックリしたせいか、ティショットをミスして池に入れ、結局、2打余計に打って、貯金2つを吐き出す結果となりました。


食卓へ~オージービーフ

2011年07月28日 | 田舎暮らし

放射能に汚染された稲わらを与えられ、その後出荷された牛は、全国で数千頭に達するようです。

当初道内では、苫小牧の焼肉店でしか扱われなかったように報道されましたが、今や、有名デパートやショッピングセンターなどでも販売されていたことがわかり、少々、パニック状態となっています。

拙宅では、従来、肉類は国産に限るとしていたのですが、先週の買出しでは、はっきりした自覚もないまま、豪州産を手にしていました。

勿論、その日、適当な(予算に合う国産の)牛肉がなかったせいでもあるのですが、結局、こうした行為が震災や被爆牛の飼育で苦境に立たされている酪農家をさらに苦しめるのだ、と反省した次第です。

いずれにせよ、早く全頭検査等を行なって、消費者が安心して国産牛を購入できるようにして欲しいと思います。


エンジェルオジサン

2011年07月27日 | 田舎暮らし

この時期、家の中に紛れ込んだ虫をみつけては、家内が大騒ぎをしていますが、公平に見て、この数年、虫の数はかなり減っているようです。

例えば、カボチャの花の間を飛び回って受粉を促す蜂などは、このところ、みかけたことがありません。

このままでは、せっかくつけた実が落ちてしまうので、毎朝、受粉に駆け回っております。いわば、エンジェルの役割を果たしているわけで、「こんなオジサンが~」と、少々面映い思いです。

ただ、この行為は確実に「実を結び」、今年は、早くから大きなカボチャが成っています。

このところの好天で、キュウリなどもたくさん収穫できるようになりました。


メガソーラ~孫正義氏提唱

2011年07月26日 | エコロジー

昨夜放映されたBSフジの「プライムニュース」は、ソフトバンクの孫正義社長を迎え、同氏が提唱するメガソーラについての討論が行なわれ、見ごたえのある番組でした。

孫氏ははじめに、今回の大震災と原発事故に心底ショックを受けた。
特に、放射能から子供たちを守るのが、現代を生きる大人の責務だと考え、原発の終息と自然再生エネルギーの創出は緊急の課題だと訴えました。

そして、全国35道府県と共に「自然エネルギー協議会」を設立し、当面、10ヶ所ほどの「メガーソーラ」を事業化し、わが国のエネルギー政策の転換を促したいと抱負を語りました。

環境庁などの試算によれば、日本の自然エネルギーは、太陽光、風力、中小水力と地熱発電だけでも、原発950基分ほどの膨大な潜在力があると見積もられ、時間と資金さえかければ、原発ゼロでも電力の供給は十分可能とされています。

従って、残る問題は、政治がこれらを加速する政策をどれだけ急ぎ整えることができるかにかかっていると言えます。その点で、現在、国会で審議が始まった「再生エネルギー買取法案」の成否が問われます。


ジャングル

2011年07月25日 | 田舎暮らし

このところの好天続きで、菜園の野菜が勢力を伸ばしています。
それ以前には雨ばかり降っていたので、地面が水分を十分吸収していることもあって、その勢力の拡大は半端ではありません。

ズッキーニやカボチャなどを植えているところは、立ち木がなく日当たりが良いので、尚更です。



ジャガイモは、そろそろ花はおしまいなのですが、近寄ってみるといかにも可憐なので、思わず写真に撮りました。

向こう1週間も晴天が続きそうなので、当分、野菜天国の様相です。


南木佳士著「山行記」

2011年07月24日 | 読書三昧

1988年(S63年下半期)「ダイアモンドダスト」で、第100回芥川賞を受賞した同氏の日本アルプス山行記です。

日本三大急登のひとつ、笠新道を直登して笠ヶ岳から槍ヶ岳へ、また、北岳から間ノ岳、濃鳥岳へと名だたる難路を走破した医師で作家のめずらしい紀行文集です。

小生らも、当地へ移住する直前の98年頃、上記の山塊を彷徨した経験からその苦労がよくわり、思わず力が入ってしまいました。写真は、その際撮影した間ノ岳頂上から北岳を望むの図です。

これは、中白峰から北岳を望むの図です。

山行記はもとより、巻末に収録された「山をおりてから」と題した自身の小史と医師としての仕事と作家の二束のわらじを履く苦悩を記したエッセイが秀悦です。


アンキモ

2011年07月23日 | 田舎暮らし

ホアグラにも似た「アンキモ」を食べました。

昨日、いつものスーパーに行くと、今の季節には珍しく、近郊の岩内港にあがった「アンコウ」のぶつ切りが売られていました。

ただ、買って帰ったものの鍋以外の調理法を知らず、夏だというのに「アンコウ鍋」をしました。白菜がないので、野菜は、キャベツと大根で誤魔化しました。

生きがいいのか、身の部分はプリプリとしていて、いわゆる、アンコウの食感とはかなり違っていました。

アンコウと言えば、「アンキモ」ですね。
あまり量は多くはなかったのですが、それでもあのこってりとした独特の美味しさと風味を楽しみました。写真は、ネットから拝借しました。


劣化著しい大手メディア

2011年07月22日 | ドラミング

九州電力玄海原発の再稼働に関するやらせメール問題。
社長の辞任にまで発展しそうですが、過日、これを報道する朝日、読売などの全国紙が、発端となった「しんぶん赤旗」の報道等を無視し、後追いに終始しているのはおかしくはないかと述べました。

同じようなことを感じた人も多いらしく、20日のウオールストリートジャーナル日本版に、金井啓子氏が「なぜ赤旗ばかりがスクープ飛ばすのか」というコラムを載せています。

金子氏は次のように言います。

「ジャーナリズムが帯びている役割は、国民にとって大切な問題であるのに、なぜか知らされていない出来事を世の中に知らせるというのがひとつである。そして、もうひとつ非常に大切なのが、権力の監視という役割である」と。

そして、「言い方を変えると、なぜ赤旗からしかこうしたスクープが出ないのか。私はこれを単なる偶然とは見ていない。誤解を恐れずに言えば、また陳腐な言い方ではあるが、既存の大手メディアの劣化が著しいように感じるのだ」と述べ、

「そうした中で、もうひとつ気になるのは、赤旗のみが先行して報道していたことには口をぬぐって何も触れず、他のメディアが淡々とこのニュースを報道している点だ」と指摘しています。

つまり、広告収入の激減に喘ぐ大手メディアが、大口顧客でもある電力会社に遠慮して、本来報道すべき事柄に手心を加えているのではないか、また、こうした対応が安全神話を醸成し、国民の生命・財産を脅かす結果となってはいないかと危惧するものです。


美味しくできた手前味噌

2011年07月21日 | 田舎暮らし

昨秋遅く仕込んだ自家製味噌が出来上がりました。

6月中旬の完成予定でしたが、秋田から購入している味噌がまだ残っていたので、開封が1ヶ月遅れ「7ヶ月味噌」になりました。それだけ熟成が進んだ美味しい味噌になったはずです。

早速、少量を指先にとって舐めてみると、ほんのりした甘味と美味しさが口中に広がりました。美味しい「手前味噌」の完成です。

夕食に、これを使った味噌汁が出ましたが、それは何とも言えない美味しさでした。


ウニ丼とサクランボ

2011年07月20日 | 田舎暮らし

17日、地元の旅行会社が企画した「古平漁協祭りとサクランボ狩り」というツアーに参加しました。

外見には、変な組み合わせですが、昨年、「イチゴ狩りと回転寿司食べ放題」だったので、これで辻褄があっているようです。

参加者は、ジイサン・バアサンばかり10名。大型観光バスには、ちょっとさびしい人数でした。

古平港は、積丹半島の東の付け根にある漁港ですが、生憎、前日が豪雨で漁に出られなかったとかで、当てにしていた新鮮な魚をゲットする楽しみは実現しませんでした。

それでも、ウニ丼を食べることができたので良しとしました。

その後、余市町の観光農園でサクランボ狩りをしました。
ただ、今年はお天気が良くなかったせいで、サクランボの味はもうひとつ。そこそこ食べてお茶を濁しました。

唯一、この農園で食べた自家製の焼きたて「アップルパイ」が絶品で、これで何とか機嫌が直りました。


それはないぜ~菅首相

2011年07月19日 | ドラミング

先日の記者会見で、「将来的には、原発のない社会をめざす」と表明した菅首相でしたが、国会で野党の追及にあうと、あっさり、「個人的な考え」と翻してしまいました。

それはないぜ、菅首相!

一国の総理大臣が、公の記者会見で述べた国の将来を左右する重要な見解を、こうも簡単に翻しては何を言っても信用されないでしょう。

今年ももうすぐ、広島、長崎は、被爆66年目の慰霊祭を迎えます。

昨年、世界的な核軍縮・廃絶への流れを受けて開催された平和式典(広島)に参列した際、同氏が、直後の記者会見で「核抑止力は必要」と発言して憤激をかったのを思い出しました。

また、参議院選挙で、「消費税増税」を掲げて惨敗するなど、どうもこの人は、民意が読めない政治家のようです。


おめでとう!~なでしこジャパン世界一

2011年07月18日 | ギャラリー

FIFA女子ワールドカップ決勝戦。
米国のいつにない早いパス回しからの攻撃に苦しみ、2度までリードを許しながらも、延長後半の土壇場で追いつき、そしてペナルティキック戦にも勝って、念願の初優勝を決めました。

おめでとう! なでしこジャパン世界一!

一連のなでしこジャパンの試合を観戦しての感想は、「最後まであきらめない」の一語につきます。

あきらめずに頑張れば、最後には、勝利の女神が微笑んでくれることを(私たちも)人生のそれぞれの場面で実感したいものです。写真は、NHKの中継映像から拝借しました。


ようやく雨が・・・

2011年07月17日 | 田舎暮らし

終日降り続いた雨がようやくあがりました。
昨日は、大雨注意報が出るほどの降りで、大粒の雨が終日天窓を打っていました。

恨めしく天窓を見上げると、おおきなホウノキの葉が、さもせいせいと茂っています。彼らには、恵みの雨なのでしょうか。

今朝は、どうにか雨があがりました。
これから支度をして、近郊の町で開かれる海の収穫祭にでかけます。美味しい海の幸に出会えるでしょうか。


英国から新入りが・・

2011年07月16日 | 音楽三昧

今月になって、英国から新入りのオーデイオ仲間がやって来ました。
廉価版のファイルミュージックプレーヤーです。

今回は、個人輸入の代理店を使って、英国から直接輸入しました。
昨今の円高メリットを生かそうというわけです。

このプレーヤーの英国での価格は、日本のそれの1/3ほど。
それに代理店の手数料20%と国際輸送費に消費税をプラスしても、国内価格の6割ほどで購入できます。

ただ、電源電圧が英国(220ボルト)とは異なるので、国内に持ち込んでも問題ないことを把握しておく必要があります。幸い、このプレーヤーは、スイッチング電源を採用していて、自動的に対応することを(メーカーのHPで)確認しました。

また、商品の保証についても、製造番号を登録すれば5年の保証が得られ、万一、故障した場合でも、日本のディラー経由、無償で修理してもらえるようです。

という訳で、一応満足のいく買い物でしたが、ただ、使った輸入代理店の対応は最悪で、商品がいつ英国の支店に入荷したのか、また、いつ配送されるかなどについて、こちらから都度、問い合わせないと連絡がなく、また、納期も1ヶ月近くかかりました。

どうも、この手の代理店は、商売のイロハをきちんと教わっていないようです。