昨日は、味噌作りをしました。
原料は、大豆と米麹(こうじ)と塩だけです。
他に水を加えるだけで、とても美味しい手前味噌がつくれますので、お試し下さい。
写真は、スーパーで買って来た大豆と米麹です。
今回、すこし気張って大豆は、道内産の良いものにしました。
250g入りを4パック。都合1kgです。
麹は、いつもの真空パック入りのもの(200g)を10パック、都合2kg。塩(所要550g)は後の写真にあります。
前の晩から冷水に放しておいた大豆です。これを3回に分けて、圧力鍋で煮ます。5~6分で蒸気が上がりますから、火を細めて10分置くと煮上がります。
それを、原始的ですが、2回に分けて小さなすり鉢でつぶします。
こんな具合になったら、一旦、別の容器に盛っておきます。
大豆を煮ている間に、「塩麹」を作ります。
先ず、真空パックから麹を大きなボールに取り出します。
これを手で砕いて、出来るだけ小さな粒子にします。
そこに塩(500g:使用量の約90%)を混ぜ込みます。
一方、大豆をすべてつぶし終わったら、これを出来上がった塩麹に混ぜ込みます。
この時、大豆の煮汁に塩(40gくらい)を混ぜた塩汁を作っておき、これで硬さを加減しながら練り上げます。こんな具合になったら、下ごしらえは完了です。
これを少量づつ丸めながら、空洞ができないよう、叩きつけるようにプラスチックの容器に入れ込みます。
上記が終了したら、カビの発生を防止する塩(残りの10g分)を周囲に置きます。その上にラップをかけ、中蓋をし、さらに重し(2kg)をのせて容器の蓋をします。
容器の上部を新聞紙で覆って紐をかけ、仕込み日、切り替えし日及び、完成予定日を記入します。容器は冷暗所に保管します。ここまで、概ね、1時間半の作業です。
仕込んだ味噌の素は、6ヶ月の長い眠りに就きます。
3.5kgの原料から出来る味噌は、6.5kgほど。3ヶ月後に一度切り返しをして、さらに3ヶ月経過すれば、美味しい味噌が出来上がります。
蛇足:材料費は、大豆238x4=952円、麹228x10=2,280円、塩298x0.6=179円で、計約3,400円でした。