田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

新着ドーナツ~ソル・ガベッタ嬢のチェロ協

2010年04月30日 | 音楽三昧

オーデイオ雑誌の評に頼って取り寄せたが、音もさることながら、曲、演奏ともに秀悦で、このドーナツにすっかりはまってしまった。



ガベッタ嬢は、1981年、アルゼンチンでフランス人の父とロシア人の母の間に生を受け、10歳で国内のコンクールで優勝すると、その後もモスクワのチャイコフスキーコンクール、ミュンヘンのARDコンクールなどで優勝経験のある実力派。その知的でクールな演奏は、世界的に高く評価されているという。

これは、同嬢の5枚目のアルバムだが、サポートするバーゼル室内管弦楽団の好演もあり、3曲ともすばらしい仕上がりとなっている。



特に、ハイドンがすばらしい。
ガベッタ嬢の知的だが人肌で包み込むような演奏が、第2楽章の美しい旋律を響かせる。古き良き時代のヨーロッパの音楽だ。ご一聴をお勧めします。


引きこもり仙人日記(2)

2010年04月29日 | 田舎暮らし

寝坊して7時過ぎに起きたが、今日も冷たい雨だ。

それにしても、昨日はひどかった。
午前中、雨が霙にかわり、加えて強風となったから、結局、1日中ストーブを焚いていた。間もなく5月だと言うのに、お天気さんしっかりして、と思わず天を仰いだ。

この悪天候続きで、農家の人々は心配でたまらないだろう。
いつになったら作物の植え付けができるのか、また、この夏は気温が低いとの予報が出ており、やる気をなくしてしまうのではと心配だ。

ボランテイア先のHP(網膜剥離友の会)の作業が遅れていたが、頑張って更新作業をする。1時間ほどで、2頁終わらせアップした。

それにしても、今朝の新聞(朝日)の一面を見て驚いた。曰く、
 ・辺野古に桟橋滑走路~普天間、首相案固める
 ・日航(JAL)撤退、国内30・国際15路線
 ・たばこ1箱400円時代に~10月1日 JT値上げへ

とまぁ、悪いニュースばかり並んでいる。
壊れている現在の日本を象徴しているようだ。

ところで、今日は何の日?
 ・天皇誕生日~ブー!
 ・みどりの日~ブー!
 ・昭和の日~ピンポーン

ただし、この昭和の日、いつ誰が決めたの? 昭和の日があるなら、何故、明治や大正の日がないの? 世の中、わからんことばかりだ。

昨夜、オークションに出していた中国製アンプが売れたので、早速、発送準備にかかる。買い手は福岡の方なので、送料がかさまないようできるだけコンパクトに包装する。すでに、代金は振り込んだとの連絡あり。明朝、確認でき次第発送する。

今日は木曜日のシニア特売日。
いつになく激しい雨の中を買出しに行く。

今日のピカ一は、大型のババガレイ(体長30cm 500g 780円)でした。


ひきこもり仙人日記

2010年04月28日 | 田舎暮らし

ここ二日ほど、良いお天気だったと思ったら、今朝はもう霙が舞う始末。いつ本格的な春がやって来るやら。

いつも、ひきこもり仙人よろしく、ひっそりと暮らしているのだが、どういう訳か、ある日突然、先客万来だったり、お出かけしたりと、小さなイベントが重なる日がある。

昨日もこうした日に当たったらしく、こうなると、田舎の仙人もひきこもってばかりいられない。

午前中、NHKラジオの中国語(会話)講座を聴く。
引き続き、録画しておいたテレビの講座も見る。

いずれも、この4月から新しいシリーズが始まって、またまた、発音記号(ピンイン)やら、発音練習で、いつまで経ってもその先に進めない。何か対策を考えなければ!

山崎豊子さんの「暖簾」を読む。彼女の処女作だと言うが、その構成や人物描写の確かさに感心する。

午後風が出た。
雪面を渡ってくる風は冷たい。築12年ともなると高断熱・高気密の家も、窓の建てつけなどが怪しくなっていて、隙間風で室温が下がる。

たまらず、薪ストーブに火を入れる。



すでに、今期分としてストックした焚きつけ材(小枝など)が底をつき、焚きつけに苦労する。それでも、薪を1~2本燃やすと部屋中に暖気が回ってホッとする。

そうこうしている内に、街に住む「美人の奥さん」がお見えになる。
以前お願いしていた黒松内町への「カタクリ観光(私的)ツアー」の日程調整である。5月5日、4家族8名でのツアーと今年は賑やかになりそうである。大型装置で、ショパンの曲などを数曲お聴かせする。

その内、ご近所のMさんが、大きな竹の子を届けて下さる。



何と、直径20cmとはあろうかという大物で、茹でるにしても収容できるナベがないと、結局、ふかし釜を使うことになった。

夕食後、かねてお誘いのあった政談演説会へ行く。
昨今の政治情勢を反映してか、満員の盛況で適当な席がない。やむなく最前列のかぶりつきに座る。

とまぁ、ひきこもり仙人にしては、いつになく忙しい一日でした。


救いのない世界~川上未映子著「ヘヴン」

2010年04月25日 | 読書三昧

今年の本屋大賞を受賞した冲方丁氏の「天地明察」を読み、とても面白かったし、改暦を成し遂げる主人公の不退転の生き方に共感を覚えました。

そこで、同賞で6位となった川上未映子さんの最新作「ヘヴン」を読んだのですが、これは、昨年度の大賞受賞作、湊かなえ著「告白」にも似た救いのない後味の悪い小説でした。

物語~”連日、猛烈な苛めを受ける中学2年生の「僕」に、同様に苛めを受ける女生徒「コジマ」との交流を通して友情が芽生えるが、「僕」の苛められる原因である「斜視」の治療を受けるかどうかで「コジマ」とも対立、孤立は深まる・・・”

・教室内で、鼻に2本のチョークを差し込まれて、別のチョークを食わされた挙句、チョークを溶いた水を飲まされる。

・机に生ゴミやジュースの飲みかけなどを投げ込まれる。体育館でサッカーボールを蹴るような集団暴行を受ける。

・白昼の公園で、「コジマ」とのセックスを強要される。等々、今どきの中学生の苛めはこれほどか、と思わせる描写が続きます。

そして、苛める側の論理が延々と語られ、それを唯々諾々と受け入れることでしか苛められる側に救いはないという言うからあきれます。

ちょうど、超法規的に私憤を晴らそうと試みる「告白」の裏返しです。こんな人道に反する論理で人生を語ってもらいたくないし、芥川賞(2008年)作家の名を貶めていると思いました。


My Favorite Doughnuts!~幸田浩子さんの「カリヨン」

2010年04月24日 | 音楽三昧

My Favorite Doughnuts!
今回は、幸田浩子さんの「カリヨン」です。

先日、自作スピーカーのテストに用いて、その歌声の美しさを再認識しました。

とここまで記して、何だか以前にもご紹介したような気がして検索してみると、昨年の今頃、新着CDとしてアップしていました。その際、美しく透明度の高い歌声に感心し、また、選曲の良さですばらしい仕上がりになっていると書きました。

今回もその印象は変らず、また、著名な作曲家が競作した「アヴェ・マリア」をはじめ、「オンブラ・マイ・フ(なつかしい木陰よ)」、「ブラジル風バッハ第5番・アリア」や「アメイジング・グレイス」などを楽しく聴きました。

アルバムのタイトルとなっている「カリヨン」は、教会の鐘楼に、曲を演奏するよう並べられた組み鐘のことで、彼女の美声に魅せられたイタリア人のベッペ・ドンギアが作曲したといいます。この人がバックの新イタリア合奏団を指揮しています。

おまけのDVDには、「カリヨン」とモーツアルトの歌劇”ドン・ジョヴァンニ”から「薬屋の歌」が収録されています。

幸田さんの美しい歌声を聴くならこのCDです。


抜群の面白さ~「水神」と「天地明察」

2010年04月22日 | 読書三昧

この2・3日、読書に明け暮れました。

読んだのは、帚木蓬生(ははきぎほうせい)著「水神(上下)」と冲方丁(うぶかたとう)著「天地明察」です。

前者は、寛文4年(1664年)徳川4代将軍家綱の時代、筑後国久留米有馬藩江南原(現在のうきは市・久留米市)で水不足に悩む5人の庄屋と農民が藩を動かし、筑後川に堰堤を築いて取水に成功するまでを農民の目線で克明に描きました。当時の庄屋・百姓の水にかける熱い思いが伝わります。

一方、後者は、同じ家綱の時代、将軍や老中相手の碁打ちだった渋川春海という天才青年が、数学や天文学、暦学を修めつつ、度重なる挫折にもめげず、日本独自の大和暦を創りあげ、改暦を成し遂げるまでの壮大な物語です。

いずれも実在の人物と事実を元に描かれた力作で、日本人のすぐれた資質と人間性を再認識させられます。また、このような偉業をなしとげた人々が、江戸時代初期に実在したことに快哉を叫びました。

また、読書の楽しさを満喫させてくれる二冊です。
尚、「水神」は第29回(H22年度)新田次郎文学賞を、「天地明察」は2010年本屋大賞を受賞しています。
ご一読をお勧めします。


のだめカンタービレ

2010年04月21日 | 音楽三昧

「のだめカンタービレ」のヒットや、辻井伸行君の活躍(クライバーン国際ピアノコンクール優勝)などで、昨今、クラシック音楽を聴く人が増えているそうです。

クラシック狂の小生には、とてもうれしいニュースです。
こうした動きは、演奏家に多くの活躍の場を与えることになりますし、また、CDなどの売り上げが増えて業界も活気付き、クラシック界全体のリベンジにつながるでしょう。

ところで、先日の朝日別冊(be)に「人気クラシック作曲家ランキング」が掲載されていました。

同紙の読者組織、「アスパラクラブ」がインターネットで、「あなたの好きな作曲家を10人上げてください」というアンケートを実施。3,461人から回答があったそうです。

 1位 2,427票 モーツアルト
 2   2,331   ショパン
 3   2,177   ベートーヴェン
 4   2,021   チャイコフスキー
 5   1,774   シューベルト
 6   1,752   ドボルザーク
 7   1,576   J.S バッハ
 8   1,383   ブラームス
 9   1,295   ビバルディ
10  1,145   メンデルスゾーン

まず納得のトップテンですが、小生には、「ハイドン」が入っていないのがちょっと不満です。時計、軍隊、驚愕などのニックネームを持つ交響曲を100曲以上もつくり、その基礎を築いた彼の功績は大きいし、もっと人気があってもよいと思うのですが。

ちなみに、11位以下は、次のようになるそうです。
⑪ドビュッシー⑫ワーグナー⑬シューマン⑭ハイドン⑮スメタナ⑯リスト⑰ラフマニノフ⑱ビゼー⑲サン・サーンス⑳J・シュトラウス


ヤマゲラ夫婦

2010年04月19日 | 田舎暮らし

この春、拙宅が建つ林に、ヤマゲラの夫婦が住みついた。
終日、ヒョッ~ヒョッ~ヒョッ~という独特の甲(かん)高い囀りが林中に響きわたっている。

数が少ないせいで、日頃、その独特の囀りを聞くこともないのだが、どういうわけか、留鳥のアカゲラが数を減らし、その隙にヤマゲラが居ついたということらしい。

つまり、子育てに必要な虫を十分捕れるからで、生存競争の激しさが喧伝される昨今、鳥の世界も例外ではないようだ。

今朝も早くから、甲高い囀りが聞こえて来た。
写真はネットから借用しました。


山崎豊子著「小説ほど面白いものはない」

2010年04月18日 | 読書三昧

同氏の「自作を語る」最終巻です。
石川達三、秋元秀雄、羽仁進氏等、著名な作家や評論家、ジャーナリストとの対談を通して、小説家は何を書くべきか、どう書くべきかについて議論しています。

特に、このエッセイ集の表題ともなっている「小説を書く面白さ」についての松本清張氏との丁々発止のやりとりが面白い。

また、沖縄返還時の核密約等を扱った小説「運命の人」の舞台裏を明かして興味深い。一読をお勧めします。


北の高級魚~八角

2010年04月17日 | 田舎暮らし

このところ、いつも行くスーパーの鮮魚売り場に出ている、奇怪な形をした魚に興味を持ちました。

大きさは30cmほどですが、細身で、体はゴツゴツしています。
尖った顔は、ワニに似ています。ただ、あまりにも奇怪な姿に、手にとってよく見る勇気がありませんでした。

一昨日、売り場に行くと、その開き(一夜干し)が出ていたので、これなら何とかなりそうと思い、買って帰りました。

今朝、それを焼いて食べたのですが、とても美味しくてグーでした。

ネットで調べると、北国の高級魚とあり、その白身の甘みもある淡白な味は格別と紹介されています。
ヒレを開いた時の写真もありました。

この大きなヒレで空中を飛ぶのかと思ったのですが、説明によると、水深200~600mに棲む深海魚とあるので、そうでもないらしいです。写真はネットからお借りしました。


味噌作り

2010年04月16日 | 田舎暮らし

昨日は、味噌作りをしました。

原料は、大豆と米麹(こうじ)と塩だけです。
他に水を加えるだけで、とても美味しい手前味噌がつくれますので、お試し下さい。

写真は、スーパーで買って来た大豆と米麹です。
今回、すこし気張って大豆は、道内産の良いものにしました。
250g入りを4パック。都合1kgです。

麹は、いつもの真空パック入りのもの(200g)を10パック、都合2kg。塩(所要550g)は後の写真にあります。

前の晩から冷水に放しておいた大豆です。これを3回に分けて、圧力鍋で煮ます。5~6分で蒸気が上がりますから、火を細めて10分置くと煮上がります。

それを、原始的ですが、2回に分けて小さなすり鉢でつぶします。



こんな具合になったら、一旦、別の容器に盛っておきます。

大豆を煮ている間に、「塩麹」を作ります。
先ず、真空パックから麹を大きなボールに取り出します。

これを手で砕いて、出来るだけ小さな粒子にします。
そこに塩(500g:使用量の約90%)を混ぜ込みます。

一方、大豆をすべてつぶし終わったら、これを出来上がった塩麹に混ぜ込みます。

この時、大豆の煮汁に塩(40gくらい)を混ぜた塩汁を作っておき、これで硬さを加減しながら練り上げます。こんな具合になったら、下ごしらえは完了です。



これを少量づつ丸めながら、空洞ができないよう、叩きつけるようにプラスチックの容器に入れ込みます。

上記が終了したら、カビの発生を防止する塩(残りの10g分)を周囲に置きます。その上にラップをかけ、中蓋をし、さらに重し(2kg)をのせて容器の蓋をします。

容器の上部を新聞紙で覆って紐をかけ、仕込み日、切り替えし日及び、完成予定日を記入します。容器は冷暗所に保管します。ここまで、概ね、1時間半の作業です。

仕込んだ味噌の素は、6ヶ月の長い眠りに就きます。

3.5kgの原料から出来る味噌は、6.5kgほど。3ヶ月後に一度切り返しをして、さらに3ヶ月経過すれば、美味しい味噌が出来上がります。

蛇足:材料費は、大豆238x4=952円、麹228x10=2,280円、塩298x0.6=179円で、計約3,400円でした。


春、ときどき吹雪

2010年04月14日 | 田舎暮らし

昨夜来の雨が雪に変わり、風も出て、今朝は吹雪き模様です。
時々、ホワイトアウトするほどの激しさです。

近くまで来ていた春が、グッと押し戻されてしまったかのようです。

一方、テーブルの上には、南からやって来た春が。

ご近所の方からいただいたザボン(ブンタン)です。
厚い皮を肌け、房を開いてみると、幼い種がぎっしり並んでいます。

昨今、改良を重ねた果実が多いなかにあって、このザボンは、原始の姿をとどめているのではないかと思いました。

酸味はそれほどなく、素直な口にやさしい味です。
穏やかな香りが辺りに広がりました。


米国医療の現実~映画「シッコ(SiCKO)」

2010年04月13日 | ギャラリー

日頃は、あまりテレビを見ないのですが、昨夜は、午後8時頃からマスターズゴルフを、続いて映画「シッコ(SiCKO)」と4時間もテレビ漬けとなったため、今朝は目がショボショボしています。

マスターズゴルフは、米国社会の光の部分を、映画は、米国社会の影を写しているようでした。

昨今、掛け金が払えず保険証を取り上げられたり、医師不足で地域医療が崩壊するなど、わが国でも医療問題が深刻化していますが、「シッコ」が描く米国のそれはより深刻です。

・仕事中に誤って指を2本切断。中指は6万ドル、薬指は1万2千ドルかかると言われ、中指の手術を諦めざるを得なかった人。

・交通事故にあい、意識不明のまま救急車で病院に運ばれた人が、「事前に連絡がなかった」として、保険会社から搬送費用の支払いを拒否された人。

・入院治療費が払えずに病院を追い出され、貧民街に捨てられる重症の女性患者。

・9.11のグランドゼロでの被災者の救出で「英雄」と賞賛されつつ、高額な医療費のため治療が受けられず、深刻な後遺症に苦しむ消防士やボランティアの人々。

映画が暴く米国の医療事情は、カナダ、英国、フランス、日本など、国民皆保険の下で暮らす人々には、とても信じがたい現実です。

先にご紹介した堤未果著「貧困大国アメリカⅡの帯に記された「日本の近未来を暗示する」とのキャッチを思い出しながらの視聴でした。

「シッコ(SiCKO)」の映画評は、こちらにあります。


頭の体操~数独

2010年04月12日 | 田舎暮らし

熟年世代に、PCゲームは格好の遊び友達です。
ゲームを楽しみながらボケ防止にもなるので、一石二鳥です。

小生も例にもれず、もっぱらWindowsのフリーセルで遊んでいます。
毎日かかさず、2~30回はやっています。

先ほど、成績表をチェックしてみたら、累計16,004回とありました。
このPCを導入して3年近くなるので、一度もリセットしなかったとして、一日平均16回遊んだことになります。

家内もそこそこやっていて、昼食後、1・2階で同時にフリーセルタイムになったりしています。

このところは、「数独」に凝っています。
例の9x9の枡に、1から9までの数を入れていく単純な遊びですが、いくつかのグレードあり、目下、中級に挑戦中ですが、なかなか解けず、途中で投げ出してしまう場合もあります。

空いている枡に、次のルールに沿って、1から9までの数字を入れていきます。

 ・一列に同じ数字を使わない。
 ・一行に同じ数字を使わない。
 ・一つのブロックに同じ数字を使わない。

さあ、あなたもトライしてみて下さい。(答えは、こちらです)

数独の詳しい案内は、ここを参照して下さい。
上記の例題もこのHPからお借りしました。


長靴~我が友

2010年04月11日 | 田舎暮らし

やっと玄関先の雪がなくなり、地面が顔を出しました。
道路にも雪はなく、これで今冬の長靴生活ともお別れです。

ニセコは、道内一・二を争う豪雪地帯です。
冬場は、玄関を一歩出れば積雪2mの世界です。

雪かきも、買い物もまた、スキーに出かけるにしても、先ずは長靴を履いて外に出ることからはじまります。

11月初旬には根雪になり、4月初旬までの半年間。長靴とともに過ごします。つまり、人生の半分は長靴を履いていることになります。

ニセコでの田舎暮らしは長靴との暮らしです。
長靴~我が友、我が人生です。