田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

ハイドン三昧の大晦日

2011年12月31日 | 音楽三昧

このところの大雪がウソだったように、今日の大晦日は、時々、日差しのある穏やかな日和となりました。

昨夜、5時間にわたってミュージックバードで放送されたハイドンの交響曲「ロンドンセット」(の録音)を聴きながら、遅れていた大掃除をやっています。

このミンコフスキ指揮・ルーヴル宮音楽隊によるハイドンの交響曲集「ロンドンセット」12曲は、今年の「レコードアカデミー賞」を受賞した4枚組のアルバムです。

この指揮者は、古楽器を使ったバロックに定評があり、今回のアルバム(交響曲第93~104番)もそうした古典的な雰囲気を色濃く残した名演だと思います。

ハイドンと言えば、2009年春、かって彼が晩年の12年間を過ごした「ハイドンハウス」を訪れたことがあり、その意味でも感慨深いものがあります。

それにしても、今年の大晦日はハイドン三昧となりました。


大雪のツケ

2011年12月30日 | 田舎暮らし

近年にない師走の大雪と格闘していたら、今週月曜日くらいから腰痛が出て困りました。階段の上がり降りも手摺りにつかまりながらです。
(隣家の屋根を埋める大雪)

昨年、膝の痛みを克服して自信満々だったのに、大雪さんのご接待で無理したのが原因のようです。

また、屋根の雪下ろしの際、命綱に片手でぶら下がり、右手のツルハシで庇の氷塊を砕いたりしたのもいけなかったようです。

普段片手でツルハシをふるうことなどないのに、それを足場の悪い屋根の上でやるわけですから、相当、無理な姿勢になっていたに違いありません。

幸い、ここ2・3日は雪の降り方も弱まり、「ご接待」もかたちだけで済んでいますから、この間に回復できればと思っています。


見ていますか?~北の国から

2011年12月29日 | ギャラリー

本年7月からBSフジで放映されていた「北の国から」第1作24回シリーズが12月26日で最終回を迎えました。

母令子の離婚と死に直面して悲嘆にくれながらも、大きく成長する純と蛍兄妹の物語は、新たな感動を呼び起こしました。

この24回シリーズに加え、27日からは、引き続き制作された「'83冬」「'84夏」「'87初恋」及び、「'89帰郷」が連日放映されています。

続く4編の一挙放映は、少々もったいない気もしますが、純・蛍兄妹の成長をアップテンポで見ることができるので、小生らにはありがたい企画です。詳しくは、番組HPをご覧下さい。


泊原発廃炉訴訟はじまる

2011年12月27日 | ドラミング

去る11月11日、泊原発の廃炉を求める訴状が札幌地裁に提出されました。

被告は北海道電力。
原告は612人の一般市民で、主に道内居住者ですが札幌市は勿論、泊原発の地元、岩内町、共和町、余市町をはじめ、遠くは釧路市、帯広市、函館市などからも参加しており、小生もその一員です。

本年3月に発生した福島第一原発事故は、その規模の大きさ、深刻さにおいて過去に例をみない惨状を呈しています。十数万の人々が故郷を追われ、田畑や漁場を奪われ、また、仕事を失いました。放射能被害は、食の安全を奪い、後世の人々の健康までも脅かそうとしています。

明日は我が身の例え通り、泊原発が存在するかぎり、その近郊で暮らす私たちは、同様の惨禍に見舞われる危険性があります。そして、唯一の解決策は、直ちにこれらの運転を停止し、廃炉にすることです。

第一回口頭弁論が2月13日に行なわれます。廃炉に向けた長い戦いはすでに始まっています。

以下は、弁護団(68名)代表、市川弁護士の決意表明です。

泊原発廃炉訴訟の意義~今、歴史を変えるとき~ 弁護団長 市川守弘

1.広島、長崎における凄惨な被爆被害を受けた日本は、戦後、核のない国をめざすはずであった。しかし、1960年代以降、「核の平和利用」の名のもと、日本は原子力発電所の建設にまい進していった。多くの科学者は「核の平和利用」の美名に酔い、国民に原発の安全性と日本の「明るい未来」をうたった。

現在、日本には54基の原発が存在し、さらに日本政府は海外への原発の輸出までしようとしている。原発行政は依然として日本の国策、国是として存在しているのである。

2.しかし、東電福島第一原発における大事故は、広島、長崎に続いて、国民が大量の放射性物質の被曝を受けるという未曾有の被害を発生させ、その被害は継続、拡大している。

人々は土地を追われ、仕事を奪われ、家族崩壊の危機に見舞われている。福島原発事故は、「原発の安全性」は虚偽であったこと、原発は決して「明るい未来」をもたらすものではなかったこと、日本社会そのものの崩壊を招きかねないこと、を私たちに教えてくれた。特に、世界有数の地震国である日本では、いつ、次の原発事故が発生しても不思議ではない。

私たちは、私たちの生存をかけて、日本の原発政策を止めさせなければならない。

3.日本の国策である原発政策を止めさせることは非常な困難を伴う。政府や電力会社は「やらせ」で明らかなように、容易に世論を操作し、都合のよいように政策誘導を行う。

この巨大な原発推進勢力に立ち向かえるのは、市民の力しかない。一人一人の市民の力を結集し、大多数の国民が「ノー原発」と固い意思を表明すれば、必ずや国策であっても変えることができるのである。泊原発廃炉訴訟は、このような市民の意思を表明するひとつの手段であり、この訴訟と廃炉を求める大きな運動は、日本の原発政策と日本の未来を変えるという大きな役割と意義を持つものである。

4.訴訟では、原発の安全指針がまったくの無力であった事実、ひとたび放射性物質が漏れ出た場合には取り返しのっかない被害を生み出すこと、現在の科学で「絶対の安全」など存在しないこと、したがって、原発事故は必然であること、地震国日本で「安全な立地場所」などないこと、特に泊原発では、北電はすぐ沖合いにある活断層を無視し、また日本海のプレート境界を存在しないものとしてその「安全性」を判断していること、などを訴えている。

私たちは、泊原発がいかに危険なものであるか、事故が起こった場合にいかに北海道が崩壊していくか、を今後明らかにしていく。そして、福島原発事故の遠因となっている過去の原発を容認した裁判所の判断は、司法の責任放棄であり、泊原発廃炉訴訟ではその職責をまっとうすることを国民は注視していることを指摘した。

私たちは、福島原発事故をまのあたりにし、7月7日に泊原発の廃炉をめざす会を作り、廃炉訴訟の提訴と廃炉をめざす運動を始めた。今まで地道に運動をしてきた市民団体とも連携しつつ、ひとつの輪になって結集することをめざしている。

また私たちは訴訟のみでこの闘いに勝利できるとは考えていない。訴訟はいわば公式の場でさまざまな真実を明らかにし、その真実が市民の確信を生み、より大きな市民運動へと広げることができる。いわば訴訟と運動とは連動しつつ歴史を変えていくことができるのである。

5.今日、私たちは国の原発政策を変えるという非常な困難を伴う、しかし日本の明日を守る、という歴史的使命を持った闘いのスタートをきった。私たちは、大多数の道民の力を結集して必ずやこの闘いに勝利することを誓うものである。(以上、訴訟資料から転載)


身につまされる~

2011年12月26日 | ボランティア

今年も細々とながらボランティア活動を続けて来た。
網膜剥離友の会のホームページの管理と病状や予後の過ごし方等に関するよろず相談員の活動だ。

HP管理の活動は、「会報」に掲載される講演録やQ&Aなどの記事を(HPに)アップすること及び、検索データの作成などである。

このHPは2001年9月の開設だから、今年満10歳を迎えた。
見よう見まねで始めたHPだが、この間、よく休みなく続けて来られたものだ。

10年の時を経て、膨大な量の情報提供を行なっており、眼の病気(網膜剥離、黄斑変性症や緑内障など)に関することなら、このサイトをご覧になれば大抵のことはわかるようになっている。

従って、最近は、これらの病気に関する相談も大分少なくなっている。今年、小生が扱ったご相談は35件のみである。勿論、「会」の事務局や、専任の相談員が受けるご相談もあるから、総数としてはかなりの数になる。

小生が扱ったご相談の中には、満1歳の子供の目がどうも見えないらしい、手術を受けるのだが大丈夫か、というような極めてシリアスなご相談が寄せられたりする。

勿論、小生は医者ではないので、病理学的治療学的な回答は出来ない(やってはいけない)のだが、自らの患者としての経験や一般的な眼科の知識を元に、当該疾患に対する考え方や注意事項等を述べ、診断や治療に最適と思われる先生のご紹介をしたりしている。

結果、手術がうまく行って大事に至らずに済んだとのご報告をいただいた時などは、微力ながらお役に立てたと素直に喜んでいる。


今年の本

2011年12月24日 | 読書三昧

3.11のショックで茫然自失となった今年。
読書にも迫力を欠き、場当たり的受動的に読み続けた一年でした。

以下は、今年、「読書三昧」にアップした書名の一覧です。

 ・西芳照著「サムライブルーの料理人」
 ・森村誠一著「サランヘヨ 北の祖国よ」
 ・カ-マイン・ガロ著「スティーブ・ジョブズ~驚異のプレゼン」
 ・佐々木譲著「密売人」
 ・司馬遼太郎著「短編全集11」
 ・池澤夏樹著「春を恨んだりはしない」
 ・山本一力著「龍馬奔る~少年編」
 ・湊かなえ著「夜行観覧車」
 ・吉田文和著「グリーン・エコノミー」
 ・乃南アサ著「地のはてから」(上下)

 ・吉村昭著「プリズンの満月」
 ・吉田修一著「パーク・ライフ」
 ・東野圭吾著「ガリレオの苦悩」
 ・宮部みゆき著「おそろし」
 ・辻原登著「ジャスミン」
 ・落合恵子著「積極的その日暮らし」
 ・池波正太郎著「一升桝の度量」
 ・浅田次郎著「日輪の遺産」

 ・藤原正彦著「日本人の誇り」
 ・赤染晶子著「乙女の密告」
 ・姜尚中著「トーキョー・ストレンジャー」
 ・新田次郎著「蒼氷・神々の岸壁」
 ・南木佳士著「山行記」
 ・井上ひさし著「東慶寺花だより」
 ・石田衣良著「再生」
 ・清川 妙著「兼好さんの遺言」
 ・宮崎正隆著「木霊の宿る空間」
 ・井上ひさし著「一週間」
 ・桐野夏生著「OUT(上下)」
 ・太田治子著「時こそ今は」
 ・内橋克人著「日本の原発、どこで間違えたのか」
 ・水上勉著「土を喰う日々

 ・浅田次郎著「蒼穹の昴」
 ・曽野綾子著「老いの才覚」
 ・小宮輝之著「鳥あそび」
 ・宮本輝著「三十光年の星たち(上下)」

 ・渡辺淳一著「孤舟」
 ・吉田秀和著「永遠の故郷~真昼」
 ・浅田次郎著中原の虹」I~IV

 ・歌田明弘著「電子書籍の時代は本当に来るのか」
 ・金屋治訳・注「論語」
 ・コリン・ジョイス著「「ニッポン社会」入門」
 ・中山七里著「おやすみラフマニノフ」
 ・宮本輝著「三千枚の金貨(上下)」

 ・白取晴彦著「ニーチェ「超」入門」
 ・真保裕一著「灰色の北壁」
 ・篠田節子著「廃院のミカエル」
 ・稲盛和夫著「生き方」
 ・浅田次郎著「霞町物語」
 ・熊谷達也著「稲穂の海」
 ・浅田次郎著「シェエラザード」

全51冊ですが、数冊からなるものもあり、概ね、昨年(54冊)と優位差はありません。

印象に残ったものをあげると、下記のようになります。

・人生の機微に触れ、感銘を受けた本~宮本輝著「三十光年の星たち(上下)」と「三千枚の金貨(上下)」及び、乃南アサ著「地のはてから」、水上勉著「土を喰う日々」など。

・教訓に富む歴史小説~浅田次郎著「中原の虹」I~IV、「蒼穹の昴」及び、「シェエラザード」

・エンタメとして面白く読めた本~真保裕一著「灰色の北壁」、山本一力著「龍馬奔る~少年編」及び、桐野夏生著「OUT(上下)」

・うさん臭い人生訓~稲盛和夫著「生き方」、藤原正彦著「日本人の誇り」など。

さてさて、来る2012年はどんな本と出会えるでしょうか。


雪下ろし

2011年12月23日 | 田舎暮らし

何しろ凄い大雪でした。
12月にこれほどの積雪をみた記憶がありません。

結果、屋根にも大量の雪がのり、玄関上の小屋根の部分に堆積して
凍りつき、一部は、厚さ30cmほどの氷塊に成長して庇を圧迫しています。

やむなく老体に鞭打って、一昨日、昨日と屋根に登って雪下ろしをしました。

堆積している部分の積雪は、概ね、1.2mほど。
これを一人で全部下ろすことは不可能なので、小屋根の両側に溝を掘り、自然落下を促すことにしました。

それが功を奏して、今朝、6時頃、玄関左側の広いエリアの雪が轟音と共に滑り落ちました。建物の構造上、ここが一番心配だったので、ひとまず安心しました。

北側東西の狭いエリアの雪はまだ落ちていないのですが、この部分は、構造上問題がなく、いずれ気温が上がり、落下するのを待つことにしました。


西芳照著「サムライブルーの料理人」

2011年12月21日 | 読書三昧

サッカーワールドカップ南アフリカ大会。
日本代表は、1次予選を勝ちあがり、トーナメント戦でパラグァイにペナルティキック戦の末敗れてベスト16にとどまったものの、その活躍は記憶に新しいところです。

それを影で支えたスタフのお一人、帯同チェフの西芳照氏の活躍が綴られています。

例えば、2010年6月14日、リーグ初戦のカメルーン戦を控えて、選手たちは何を食べていたのか? 

夕食(6/13~試合前日)
・ウナギの蒲焼
・牛ヒレステーキ
・辛くないエビチリ
・チゲ煮(豚肉、筍、こんにゃく)
・味噌汁(ワカメ、豆腐)
・スープ
・パスタ(ライブ調理)

昼食(6/14~試合当日)
・銀ムツの西京焼き
・チキン照り焼き
・焼サンド
・おにぎり(鮭、おかか、昆布)
・ホットケーキ
・うどん(もち)(ライブ調理)
・パスタ(ライブ調理)
・コンソメスープ
・フルーツ

などとなっています。

特に、大事な試合の前日の夕食は「ウナギの蒲焼」が定番になっているようで、これは、ビタミンB、D、Eなどに加えて、脂質・たんぱく質も豊富に含まれていて、神経も体力も使う試合前の食事には欠かせないメニューのようです。

勿論、試合直前の昼食は、瞬発力に欠かせない炭水化物中心の献立になっています。

高所対応に心を配る医療スタフなどを含め、陰で支える多くのスタフあってのワールドカップなのですね。


いやはや大雪で~

2011年12月20日 | 田舎暮らし


当地(ニセコ)に移住して14年。
まだ冬が始まって間もない師走の時期に、こんな大雪に見舞われたのは初めてです。

今朝も、起きてベランダをみてビックリ。
昨夜は風がなかったせいで、ベランダ全体に30cm以上の積雪です。

早速、覚悟を決め雪かき(落とし)を始めましたが、ベランダの周囲に掘った排雪溝がすぐに埋まってしまい、それ以上、雪が落とせなくなりました。

そこで、これを途中で止め、溝に溜まった雪を排雪しながらの二重作業となりました。夫婦二人で小一時間の作業でした。

食事を終え、ゴミ出しに(ゴミ)ステーションへ行ってみたら、そこも雪に埋まっています。これを掘り出し、ようやくゴミを置くことができました。

母屋の屋根も雪で埋まっています。



小屋根の部分は、雪が堆積して一部凍りつき、かなりの重量になっているらしく、庇が一部傾いています。いずれ屋根の雪下ろしをしなければならないでしょう。憂鬱です。


静かなサッカー

2011年12月19日 | ギャラリー

昨夜、横浜で行なわれたFAFA Club World Cup Japan 2011の決勝戦バルセロナ対サントスの試合は、4対0と前者の圧勝でした。

サッカークラブの世界一を決める試合だというので、両チームのガチガチしたぶつかり合いを想像していました。

しかし実際には、バルセロナの芸術的とも言える「パスサッカー」の前に、天才ストライカー、ネイマール選手を擁するサントスは、シュートすら満足に打たせてもらえませんでした。

一方、バルセロナは、名声を欲しいままにするメッシ選手が小気味良いループシュートで先制点を奪うなど大活躍してファンの期待に応えてくれました。

バルセロナの静かサッカーに乾杯!です。写真は、ヤフーニュースから拝借しました。


今日も雪です

2011年12月18日 | 田舎暮らし

強い寒気が居座っているとかで、当地は今日も激しく雪が降っています。

この一週間、雪の降りづめで家の周囲は雪で埋まってしまいました。
記憶では、12月としては異常に多い降雪量です。

このため、このところ朝夕2回の雪かきが欠かせません。
主として玄関周りとベランダ(約30㎡)なのですが、特に玄関周りは放置するとアクセス不能になりますので手が抜けません。

また、風が強いと、屋根の雪が張り出して危ないので、これを4mくらいある長い「雪落とし竿」をつかって掻き落とす必要があります。これも量が多くなると、上腕部がコリコリになって大変です。

豪雪地の冬は、スキー・スノボーのお客様には喜ばれますが、地元民には雪との闘いの季節です。


正月は、食う寝るどっち?

2011年12月17日 | ギャラリー

今朝も寝坊して、家内がベランダの雪かきをする音で目覚めた。
後で聞くと、かれこれ1時間もやっていたというから頭が下がる。

「起こしてくれればいいのに」と言うと、「いいのよ、私は、食う寝る雪かきなんだから」と適当にかわされてしまった。

食う寝るの話がでた後で、今日の新聞を見ると、雑学版に「何でもランキング~あなたは食う寝るどっちが好き?」という記事があったので思わず笑ってしまった。

つまり、正月はどうして過ごす?というのだが、手入力するには大変そうだったので、今回は記事をそのまま掲載します。

このランキングは、朝日の「アスパラクラブ」17,000人にアンケートをした結果だそうで、3,783人から回答があった由。(世の中、暇な人が案外多いな~と感じた次第)

さてさて、あなたは食う派、それとも寝る派? どっちですか。
家内などは、食う寝る派のようですが・・・


いやはやの吹雪でした

2011年12月16日 | 田舎暮らし

昨日は、シニア特売日の木曜日でした。
終日、吹雪模様でしたが、昼食後、少し吹き止んだのを見計らっていつものスーパーへ出かけました。

鮮魚売り場では、釧路産のいかにもおいしそうな「ババガレイ」があって「ヨシヨシ」と思い、また、これもおいしそうな「ちぢみほうれん草」なども仕入れて、買い物は無事終了しました。

帰途、少し吹き出していたのですが、まぁ大丈夫だろうとスーパーを後にしました。

ところが、途中からひどい吹雪になって、まるで前が見えません。
特に、この別荘地がある山麓エリアに入ってからは、ホワイトアウトになって視界ゼロの状態でした。

それでも、うっすら見え隠れする(道路の)両端に立つガイドポールに目を凝らしながら、やっとの思いで自宅にたどりつきました。

用事が済んでも、空模様が怪しくなったら様子をみる余裕を持たねばと反省しきりでした。


森村誠一著「サランヘヨ 北の祖国よ」

2011年12月15日 | 読書三昧

文壇の大御所、森村氏が小説宝石に09年10月号から1年間連載した「志の拠点」を改題して発刊された長編推理小説です。

物語~不慮の鉄道事故で雑誌記者の妻を亡くした作家の永井は、妻の取材対象でもあった韓国を知りたいとツアーに参加する。そして、朝鮮戦争時(米軍による)大虐殺があったとされるノグンリ(老斤里)へも行ってみるのだが・・・。

さすが大御所と肯かされる複雑な謎解きゲームになっていますが、次々と発生する殺人事件の動機が痴情や出世欲だったりして、その落差の大きさに戸惑うばかりです。

同氏が「人間の証明」や「青春の証明」を書いていた頃のあの瑞々しい感性はどこへ行ってしまったのかと、少々、寂しい思いもしながら読みました。


新着ドーナツ~わが青春のカラヤン

2011年12月14日 | 音楽三昧

かってクラシック界の「帝王」と呼ばれていたカラヤンですが、LP制作の面でも、その活躍が目立った60年代。

その10年間に、彼がベルリンフィルを相手にドイツグラモフォンに録音した(オペラを除く)すべての楽曲を網羅したCD全集(83枚)が発売されました。

この時代は、クラシック音楽に目覚めた小生の青春時代とも重なるわけで、懐かしさのあまり、早速これをを手に入れました。



概ね、30枚ほどは手持ちのLPと重複するのですが、彼がこの時代、どのような音楽を創っていたのかを包括的に眺めることができます。



上の写真はその内の1枚、ブラームスのヴァイオリン協奏曲です。

これらは順次、リッピングしてライブラリーに取り込むつもりです。