田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

読み違え

2008年03月31日 | ドラミング

3月31日

今日のニセコは、うす曇です。
気温もさほど上がらず、外に出ると肌寒いです。

例のガソリンと軽油にかかる暫定税率の期限が本日をもって満了とな
るため、明日からガソリンは、リッター当たり25円安くなります。軽油は、
17円安くなります。諸物価高騰の折から、庶民にとってこの値下げは
大歓迎です。

この際、4月または5月一杯までなどと、ケチなことを言わず、明日以降
ずっと25円/17円安くして下さい。お願いします。

また、ことガソリンについては、明日から値下げに踏み切るスタンドと在
庫がなくなるまで現行価格をキープするスタンドが出るようですが、明日
から安くしないスタンドには行かないまでです。その店はどこだったか、
しっかり記憶して置きましょう。

この件をめぐって、首相は官邸で記者会見をしたり、NHKテレビに出演
したりして、何故、民主党はじめ野党は、これを維持すべきとする政府
の方針や、地方自治体の要請を拒み続けるのかと嘆いています。

しかし、この事態は、先の参議院選挙で野党が多数を占めたことから
自明の結果であって、今頃になって、他党の態度を云々しても始まらな
いでしょう。いわばこの成り行きを読み違えていた結果に他なりません。

読み違えたのは、参議院の構成の問題だけではありません。我々庶
民の生活が、このところの諸物価高騰と、賃下げなどで困窮の度合い
を増しガソリン等の暫定税率の継続を許さない民意が形成されている
ことさえ見てとれなかったところにもあります。

全国の自治体の首長などから、暫定税率撤廃反対の要請が出れば、
いずれ野党は、賛成に回らざるを得なくなるなどとの甘い見方があっ
たに違いありません。この点でも、我々庶民は、日頃、地方自治体の
高級役人がいかにムダな道路作りに奔走し、また、いい加減な行政を
行っているか肌身をもって知っており、こうした要請に耳を貸さなくなっ
ていることを理解していないようです。

この際、どこの首長が何を言ったかも、よく記憶しておきましょう。


モディリアーニ展

2008年03月30日 | ギャラリー

3月30日

今日のニセコは快晴です。
昨日の寒さから一転、気温も10℃近くまで上がるでしょう。

29日、東京乃木坂の国立新美術館でモディリアーニ展を見ました。

イタリア生まれのアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)は、20世紀初頭、
パリの画壇にデビューするも認められず不遇のまま35歳の若さで死を
迎えます。死後、その独特の画風で広い支持を得ました。

トーテンポールや埴輪を連想させる画風は、原始主義に根ざしており、
その単純な線と人間の骨格を知り尽くしているかのようなしっかりした
デッサンとがどっしりした安定感を与えています。

かと言って無味乾燥になるのではなく、女性の胸像画などは、若い女性
特有のふくよかな色気さえ感じさせるものとなっています。オリジナルの
絵画はどれもすばらしく、しばしば絵の前にじっと佇んで見惚れてしまい
ました。この絵のモデルは、マリー・ローランサンではないかと言われて
います。1917年制作(写真は、絵はがきから借用しました)

モディリアーニ展
・期間:2008年3月26日~6月9日(火曜休館)
・場所:国立新美術館
・料金:1,500円


プレイバック

2008年03月26日 | 田舎暮らし

3月26日

今日もニセコは良い天気です。
ニセコのシンボル、羊蹄山も春うららと霞んでいます。

昨日、札幌の気温は、15.1℃まで上昇して、4月下旬の陽気だったよ
うです。3月に(札幌で)日中の気温が5日連続して10℃を超えたのは、
1891年(明治24年)以来、117年ぶりだったそうです。

ところで、桜は全国各地で咲き始めていますが、ニセコではいつ咲く
のか、昨年の記録(写真)をチェックしてみました。

この山桜、背景にまだ残雪がありますが、昨年5月20日に撮影した
ものです。首都圏などからは、2ヶ月近く遅れての開花です。

今年は少し早まりそうですが、それでも(ニセコの桜は)5月10日頃
になりそうです。


4,000 VS 82,394?

2008年03月25日 | ドラミング

3月25日

今日のニセコはお天気が回復して晴天になりました。
気温も10℃前後まで上がる見込みで、季節が1ヶ月ほど前倒しで進ん
でいます。

23日、バグダット近郊で米兵4人が死亡し、開戦以来、米軍兵士の戦死
者がついに4,000人を越えました。

仁義なき(不正義の)戦いで死んでいった4千人の若者たちと彼らにつ
ながる家族に、米国の大統領はじめ軍の責任者は、何と申し開きをする
のでしょうか。

他方の数字(82,394)は、同じイラク戦争におけるイラク人の犠牲者の
数です。「Iraq Body Count」というNPOが公表しているもので、最大
89,914人になるとのこと。

いったいこの戦争は何なのか。
今もって航空自衛隊を派遣し続ける日本政府の対応を含め、もう一度、
この戦争の意味を問い直してみる必要があるのではないでしょうか。


京菓子

2008年03月24日 | 田舎暮らし

3月24日

今日のニセコは、うす曇りのお天気です。
風が強く、周囲の立ち木がゴウゴウと鳴っています。
夕方には雨になるようです。

近所の方から、帰郷のおみやげと京菓子をいただいた。
しばらく包装されたまま、食卓にのっていたのですが、昨日、包みを
解いてその美しさに驚きました。

すぐ食べるのが惜しくて、写真に撮りました。きれいですね。
一足早く春がやってきたようです。

栞には、

 ・山紫水明の美しい京の街には、京菓子をはじめ数々のお菓子があり
  ます。この菓子は、良質の砂糖、水飴、カンテン等を主原料に、古い
  伝統と新しい技術を生かし、研究と衛生を重んじ、四季折々の独特の
  意匠、色彩をこらしたお菓子の粋を集めた逸品。

とあります。

雪深いニセコであじわう京菓子は格別です。


引きこもり

2008年03月23日 | 田舎暮らし

3月23日

今日もニセコは快晴です。
ただ、お天気は下り坂で、羊蹄山に少し雲がかかっています。

リタイヤして10年。
ニセコで田舎暮らしと洒落てはみても、年々行動半径が狭まっていま
す。特に冬場は、時々スキーに出る以外、引きこもり状態で、音楽を
聴いたり、読書をしたり、または、このブログの記事を書いたりで日を
送っています。

こんな生活をしていると、性格もだんだん”オバサン”くさくなるようで、
先日、スーパーに買い物に行った際、例の黄色い牛乳に「50%引き」
のラベルが張ってあったので、思わずかごに入れてしまいました。

今朝、朝食の準備で冷蔵庫を開けると、この(半額)牛乳が封も切らず
格納されているのを発見。消費期限から1週間も過ぎていてヤバイなと
思いつつ、もったいない(これもオバサン的だと思うのですが)ので、
全量を鍋に移し、加熱してみることにしました。

パックを開けてみると、分離したバターがびっしりと(パックの)壁に
張り付いています。これをスプーンで丁寧に掻き取って牛乳に混ぜ込み
加熱後飲んで見ると・・・・「美味しい!!」

思わず頬がゆるんでしまいましたが、家内にも味見してもらうと、彼女
も「美味しい」と恵比須顔になったので、思わず笑ってしまいました。
今日のお昼は、この牛乳で、スープスパゲッテイを作ってくれるとのこ
とで楽しみにしています。

面白くない話ですみません。お詫びに、昨日、アップしたスキーの写真
の残りをお見せします。白いウエアの女性、カッコいいですね。

昨日、エアーの試合もあって、公式練習をする選手を撮りました。近づけ
ないので、小型のデジカメでは、これが精一杯。


 


春スキーを楽しむ人々

2008年03月22日 | 田舎暮らし

3月22日

今日もニセコは快晴です。
ゲレンデは、春スキーを楽しむ人々で賑わっていました。
相変わらず外国人も多く、いつまでバカンスが続くのか少々心配です。

雪はまだ十分あって、雪質も海抜1,000m以上は問題ありません。
アンヌプリ山(1,308m)の山頂をめざす人々も大勢いて、最終のリフトは
長い列ができていました。



美しい羊蹄山(1,898m)に見惚れるスキーヤー。快晴のスキー場はいいですね。
遠く、サミット会場となる洞爺湖畔のホテルも望めます。

羊蹄サンセット(最大斜度29度、コース長1,238m、スタート地点の標高
約1,100m、標高差約250m)で滑る人々を撮りました。

我が相棒殿の滑りもパチリ。

ニセコは、5月6日まで滑ることができます。今からでも十分間に合います。
どうぞ、ニセコで春スキーをお楽しみ下さい。


春の日差し

2008年03月21日 | 田舎暮らし

3月21日

今日もニセコは、快晴でした。
気温も+9℃くらいまで上がって、とても暖かでした。

今朝、食卓に向かうと、何やら濃い緑色をした葉物のお浸しが出たので、
「これ何?」と家内に尋ねると、「ヤチブキ」とのこと。少し苦味がありますが、
ニセコの春一番の味でした。お浸しは、ヤチブキの芽吹いたばかりの柔ら
かな葉をゆがいたものです。

ヤチブキは、「エゾノリュウキンカ」のことで、沢筋に生育する野草ですが、
雪が解け始めた早春に、黄色い花をつけます。本格的開花はもう少し先で
すが、間もなく、このように咲き出します。

夕方、散歩に出ると、ゴルフ場の池には、「キンクロハジロ」のつがいが
気持ちよさそうに、水面をすべっていました。

アンヌプリ山(1,308m)の山麓にも春の日差しが降り注いでいました。

 

 


Chiekoさんのブログ

2008年03月20日 | 田舎暮らし

3月20日

今日はお彼岸ですね。
ニセコはうす曇りですが、とても暖かです。

ニセコの自然を柔らかな画風で描く著名な画家、徳丸滋さんの
奥様、Chiekoさんのブログは、日々の暮らしとニセコの自然が
絵日記ふうに綴られ、いつ拝見してもこころやすらかな気持に
なります。

ところで、この「Chieko's ニセコだより」(2007年版)が本になりま
した。

そして、3月20日のページを開いてみると・・・



去年のお彼岸は、雪が降ったのですね。
小生もニセコに住んでいますが、まったく憶えていません。

この本(2,000円)のご購入は、徳丸画伯のHP宛お申し込み下さい。


思いやり予算

2008年03月19日 | ドラミング

3月19日

今日のニセコは、晴れのち曇りのお天気でした。
気温は7℃くらいまで上昇して、4月上旬の陽気とか。みるみる雪が
減っていきます。

今日の新聞(朝日)に「米軍住宅建設費:1戸4,800万円」との政治コラ
ムが載っています。

曰く、在日米軍のためのいわゆる「思いやり予算」の内、住宅建設費は
過去30年間で5,459億円。建設戸数が11,300だから、逆算すると1戸当
たりの建設費は4,800万円になるという。

住宅の床面積は150m2ほどで、土地代は含まれない(基地内のため)か
ら、いかにも高価な住宅です。最も高いのは、神奈川県逗子市の旧池子
弾薬庫跡などに建てた850戸で、総額666億円かかったから、7,800万円
/戸だそうです。これに対し政府は、「日米安保条約の目的達成の見地
から妥当な支出」と(野党議員の質問に)答えた由。

この米軍用の住宅ですが、先の選挙で米軍の受け入れ容認派の市長が
当選した岩国にも、海兵隊の一部移転が決まったグァムにも、沖縄の辺
野古にも、巨額を投じて建設され続けるに違いありません。

3人に一人は非正規雇用の労働者で、その賃金も年収200万円に届か
ない、いわゆるワーキングプアーと称される人々が1,200万人と言われる
昨今、何で米国の軍人にだけは、こんな豪邸を建て続けなければならな
いのでしょうか。先ずは、これらの日本人に対する「思いやり予算」を考
えて欲しいと思います。

(注)思いやり予算:米軍が日本に駐留する経費は、米国が負担するこ
とになっていますが、1978年、当時の政府が「思いやりを持って対処す
る」して、62億円を計上したことに端を発しています。過去30年間の支出
総額は5兆円に上っています。


タイガーの雄叫び

2008年03月18日 | ギャラリー

3月18日

今日は、朝から快晴の予報でしたので、リフトの運転を待ちきれずゲレ
ンデにでかけましたが、残念ながらひどい曇天でコーズが見にくいので
早々にして切り上げました。

昨夜、NEHKBSで放映されたPGAのアーノルド・パーマー招待ゴルフトー
ナメントは、見ごたえのするすばらしい試合でした。

結局、最終ホールでバーデイーを奪ったタイガー・ウッズが1打差で優
勝しました。これで、ウッズ選手は、通算64勝目を上げ、ベン・ホー
ガンの持つ歴代3位の記録に並びました。また、昨年から引き続き5連
勝としました。(優勝賞金110万ドル:約1億円)

試合は先ず、好調のブライアントが、15番でバーデイを奪って-9と
して首位のウッズに並びホールアウト。最終組のウッズを待つ展開とな
りました。

最終18番は441ヤードパー4。1打目の落下点から、大きな池に沿
って右にドッグレッグする難しいホールです。

第2打が、池を取り囲むゴツゴツした岩山に当たって、100ヤードも
跳ね返って来てしまったり、グリーン奥のバンカーに捕まったり、選手
は苦労しています。ちなみに最終日、このホールのコースレートは、
4.33と最も高く(難しく)なっています。

ウッズは、テイショットをスプーンで270ヤード飛ばして、フェアウ
エイ左のベストポジションをキープ。続いて第2打、残り170ヤード
を軽いフェードで打ち、ピン手前8mにオン。次のパットに優勝をかけ
ます。

このバーデイトライは、下りのかなり大きなスライスでしたが、ボール
はラインに乗ってスルスルと転がり、見事にカップイン! 



ウッズ選手は、ニックネーム通り、タイガーのごとき雄叫びとともに
何度もガッツポーズ。ギャラリーも大きな歓声で、これを祝福します。

表彰式では、ホストのアーノルド・パーマーからウイナーズジャケット
を着せてもらい、家族にも祝福されての優勝でした。それにしても、
通算64勝はすごいですね。選手層の厚いPGAで、1勝すらできない
プロが大勢いる中にあって、最近の5連勝と通算64勝は、彼の強さ
が抜きん出ている何よりの証です。

現在、32歳のウッズとしては、歴代2位のジャック・ニクラウスが持
つ73勝を達成して、サム・スニードの82勝という最多記録への挑戦
も現実的な課題としたいところです。(写真はいずれもNHKBSから)


今日のチン料理

2008年03月17日 | 田舎暮らし

3月17日

今日のニセコは、薄曇の1日でした。
周囲の道路から雪が消えて、長靴を履かずに歩けるようになりました。
何と足元が軽いのかと感心しながらの散歩でした。

何度かご紹介したチン料理ですが、美味しい料理が手軽にできるので、
最近、拙宅では毎日のように(チン料理が)食卓にのぼります。

その中から、特に美味しくできた一品をご紹介してみましょう。

《山芋とアスバラガスのバター煮》

前口上
山芋は一般的に、摩りおろして、だし汁醤油で味付けしてご飯にかけ
て食べますが、アスパラガスとともにバター煮にすれば、いつもと違う
美味しさが楽しめます。

山芋のねっとりした食感と、バターのコクが一味違った美味しさです。
アスパラガスの緑がアクセントとなって、見た目にもおいしさを引き立
てます。

材料
 ・山芋(長芋)→1/4本(約150g)
 ・アスバラガス→6本(約150g)
 ・バター→大さじ1 (約15g)
 ・しょうゆ→大さじ1

作り方
1.山芋は皮をむき1x5cmの長さに切ります。アスパラガスはかたい部分
 の皮をむき、太めのところを縦半分に切ります。

2.クック膳に1を入れ、バターを加えて中蓋を「閉める」の位置にセットし
 ます。外蓋をして電子レンジで4分加熱します。食べる直前にしょうゆ
 をかけます。

山芋は、長芋でもできます。また、アスパラガスの代わりにブロッコリー
の芯の部分を使ってもおいしくできます。本当に、手軽にできる料理です
ので、ちょっとした工夫を加えて、あなたのオリジナル(チン)料理に仕上
げてみて下さい。写真は、クック膳のレシピ帖から借用しました。


終わってみれば

2008年03月15日 | 田舎暮らし

3月15日

今日もニセコは、終日雨でした。
気温が高く、濃いモヤがかかって30m先も見通せないほどでした。

6年振りにJリーブ1部に復帰したコンサドーレ札幌。
先週の初戦は、鹿嶋アントラーズに0対4とボロ負けして、やはり1部
は違うよとコメントする選手もいて、さんざんの船出でした。

そして今日、札幌ドームに横浜マリノスを迎えての第2戦があり、テレ
ビで応援しました。前半は、マリノスの攻撃を守備陣が集中を切らさず
よく守って、0対0で折り返しました。

後半7分には、コンサドーレがカウンターから外人フォワードの連係
プレイで先制のゴールを上げ、1対0とリードしました。

ここからマリノスの怒涛の攻めが始まりましたが、再三再四、これを
跳ね返し、終了5分前まで持ちこたえました。そして、このまま逃げ切れ
るかと思ったのですが!!

直後、相手のコーナーキックから押し込まれて同点。
選手に動揺が広がったのか、傘にかかって攻め立てるマリノス攻撃陣
について行けず、立て続けに失点して、1対2と逆転されてしまいました。

とマァ終わってみれば、先週同様、力の差を見せ付けられる結果とな
りました。

あれだけ続けて押し込まれると、守備陣も、集中力をキープするのが
難しそうです。”攻撃は最大の防御”と言いますから、ボールを奪ったら、
組織的に相手陣営に攻め込んで、その間、守備陣に余裕を持たせる
必要があります。

今後、この点をどう改善して行くのか、コンサドーレにとっては試練が
続きます。写真は、サポーターのブログから借用しました。


100・110・400?

2008年03月14日 | ドラミング

3月14日

今日、ニセコは雨が降り続いています。
明け方、夢の中でザアザアという雨の音を聞いていました。

朝刊の一面に載った経済記事に踊る数字です。いずれも、米国経済の
先行き不安に、マーケットが出した答えです。

・100:対米ドルの為替レート(円)。12年振りに100円の大台を越えま
     した。輸入品の決済や海外旅行などには有利な反面、目下、日本
     経済の柱となっている輸出にはマイナスの影響大です。

・110:バレル当たりの原油先物価格(ドル)。100ドルを超えて大変と
     思っていたのに、さっさと110ドルを突破してしまいました。国
     会では暫定税率問題が論議されていますが、いずれにせよ、今後、
     ガソリンや灯油の価格上昇となって跳ね返ってきます。

・400:昨日の東証の日経平均株価の下げ幅(円)。一時は500円を超え
     ていましたから、あるいは、500という数字を使った方が良いの
     かもしれません。株価水準も12,000円割れ目前との見方もあり、
     日本経済に黄信号が点灯したいうことでしょう。

上記の数字は、いずれも、昨今の米国経済の不振が原因とされていま
すが、単純に考えても、巨額の戦費を使いながら無法なイラク戦争を
継続し、住宅ローン債権を訳のわからない証券にして世界中にばら撒い
たり、ヘッジファンドの無謀な活動を野放しにする米国にあっては、当然
の帰結でしょう。

ただ、評論家気取りで、何やら繰言を並べているだけなら気楽ですが、
それらが食料品やガソリンなど生活必需品の値上がりとなって、私たち
の日常生活を脅かし、時間の経過とともに、ボデーブローのように効い
てくることは避けられないわけで、まことに困った事態です。


早春の牧場

2008年03月13日 | 田舎暮らし

3月13日

今日のニセコは、良いお天気でした。
日差しも強く春本番の陽気でしたが、生憎、風が強くゲレンデには
行けずじまいでした。

昨夕散歩に出ると、家内が「今日は牧場へ行ってみよう」というので、
エッチラオッチラ出かけてみました。

この町営の牧場は、春から秋まで、町内の酪農家から牛を預かって
放牧します。その数、ざっと200頭ほど。夏の間に牛たちは、この牧場
で美味しい牧草を食んで300kgも太るそうです。

しかし、冬場は、何とスノーモービルが疾駆するフィールドになっていて、
朝夕であれば、その軌道を伝って、容易にアクセスすることができます。

牧場へのアプローチは、ゆるい傾斜地なので、そこをエッサエッサと
登って行きます。

そして、牧場に出ると、果たして見晴らしの良い、大きな雪原が広がって
いました。その雪原に夕日が映えて、何とも魅力的な風景でした。勿論、
ニセコのシンボル、羊蹄山(1,898m)もバッチリです。

往復1時間半ほどの散歩でしたが、慣れない(?)雪道の遠足で大変疲
れました。夏の牧場は、こんな具合になっています。(町広報誌から)