田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

ヒグマ出没予報

2009年09月28日 | 田舎暮らし

このほど北海道(庁)は、道内36箇所の森林で今秋のドングリ等の成果状況を調べ、「平年並みながら、道南では良くないのでヒグマが人里へ現れる可能性がある」とのヒグマ出没予報を出しました。

これは先に、乗鞍岳のレストハウスに熊が進入して観光客など9人がケガをした事故を受け、道民の関心が例年になく高まっていることに配慮したものと思われます。

これは拙宅西側の漆(ウルシ)の紅葉です。この夏は、雨が多かったこともあり、紅葉の仕方ももうひとつですが、秋の深まりを感じさせます。

今朝、家内が散歩の際つんできたラクヨウ茸。

ひとつふたつと摘むうちに持ちきれなくなって、被っていた野球帽に入れて持ち帰りました。


厳しい現実

2009年09月26日 | ドラミング

国税庁は25日、平成20年末のサラリーマンの給与実態をまとめた速報を発表しました。これを拝見して、世の中の厳しい現実を改めて知りました。

給与所得者数は4,588万人。男性2,782万人(0.1 万人:0.0%の減少)、女性1,806万人(45万人:2.6%の増加)となっています。

1年間を通して勤務した給与所得者の年間平均給与は、430万円で、前年に比べ7万6千円(1.7%)減少し、すでに不況の影響があらわれて来ています。

これを男女別でみると、男性533万円(9万7千円:1.8%の減少)、女性271万円(2千円:0.1%の減少)といずれも減少し、加えて、男女間格差の厳しい現実があります。

一方、平均給与を企業規模でみてみると、
資本金2,000万円未満の株式会社(いわゆる中小企業)においては388万円(男性465万円、女性248万円)となっているのに対し、資本金10 億円以上においては605万円(男性725万円、女性310万円)となっています。

企業の規模によって、これほど給与に差があるとは思いもしませんでした。ここにも厳しい現実があります。

加えて、業種別に平均給与が最も高い電気・ガス・熱供給・水道業では、800万円超が32.0%と最も多く、それに次ぐ金融・保険業でも800万円超が28.0%となっています。

一方、平均給与が最も低い宿泊業・飲食サービス業では、100万円超200万円以下が27.1%と最も多くなっています。

上記は、昨年(H20年)末現在の調査結果ですが、不況のさらなる進展で、事態は一層深刻化していると考えられます。詳細は、国税庁の資料(pdfファイル)を参照して下さい。


秋本番

2009年09月25日 | 田舎暮らし

今朝散歩から帰った家内が、「久しぶりにお目にかかったのよ!」というので、何のことかと思ったら、道沿いの林でラクヨウ茸をみつけたとのこと。

雨が降って、朝方気温が下がったので、キノコの発芽にはちょうど良い環境が整ったということでしょう。これから雪が来るまで、もうすこし楽しめそうです。

先日、秘密の場所から採って来た山ブドウは、実を房から外して計量したら1.9kgもあり、ジャムにしたら大きな瓶と中くらいの瓶が一杯になりました。

そこで、昨日はパンを焼いてこのジャムをつけて食べましたが、作りたてのジャムは、新鮮でキリッとした酸味が利いてとても美味しかったです。

庭のツタ漆が紅葉を始めました。玄関先の漆も色づいて来ました。
いよいよニセコは、秋本番です。


残った、残った!

2009年09月24日 | 読書三昧

町(倶知安町)の図書室の新刊書コーナーから、何気なく借りてきた近衛龍春著「毛利は残った」を大変面白く読みました。上下二段組み320頁もの書き下ろしの大作です。

物語~”天下分け目の関が原の戦いで、西軍の総大将に祭り上げられてしまった坊ちゃん大名の毛利輝元は、敗戦後、その責任を問われ、所領8ヶ国(120万石)から周防、長門の2ヶ国30万石へと減封されます。

その後も、家康による執拗ないじめと嫌がらせは続き、所領が四分の一になったという絶望的な状況から、「生き残ることこそ、俺の戦いだ」と自らを励ましつつ、忠節を誓う家臣団と共に、国の再建に立ち上がります。”

信長や秀吉の物語はそれなりに知っていても、明治維新まで生き残り、その原動力となった毛利の戦いについてはほとんど知りませんでしたが、この小説を読んで、凡庸と言われながら初代長州藩主として辣腕を振るった毛利輝元の生涯をよく理解することができました。

また、家名と家臣を守るためには、恥も外聞もなく、しぶとく関が原後を生き抜いた輝元の戦いは、現代人にも大いに参考になるのではと思いました。一読をお勧めします。


竹澤恭子さんの「ブラコン」

2009年09月23日 | 音楽三昧

昨日午後、東京都交響楽団札幌特別公演(札幌Kitaraホール)で竹澤恭子さんを独奏者に迎えたブラームスのヴァイオリンコンチェルトを聴きました。


2ヶ月ほど前、チケットを購入する際は、空き席がたくさんあるとのことでしたが、会場はいつになく満員の盛況で驚きました。連休中ということもあるのでしょうか、若いカップルの方も大勢お見えになっていました。

お目当てのブラームスのコンチェルト。
長大な難しい曲のせいか、コンサートで演奏される機会はそう多くなく、小生らもはじめて聴きました。

チェロが奏でる序奏から、ブラームスの曲とわかる古き良き時代のドイツの雰囲気が広がります。かなり長い序奏の後、いよいよヴァイオリンが登場しますが、竹澤さんのそれは力強い堂々とした演奏です。

情緒たっぷりの第二楽章に続いて、第三楽章は、オーケストラとヴァイオリンの力強い協奏がブラームス独特の重厚な世界をかたち造って行きます。ただ、やはり、メンデルスゾーンやベートーヴェンのコンチェルトとは異なり少し難しく、十分楽しむところまでは行きませんでした。

一方、第二部で、東京都交響楽団(指揮:小泉和裕氏)が演奏するビゼーの「アルルの女」第二組曲やラヴェルの「ボレロ」は、オーケストラのフルメンバー(100人規模)による絢爛豪華な演奏で、久しぶりに楽しく聴くことができました。


高齢者人口

2009年09月22日 | 田舎暮らし

総務省は、「敬老の日」にちなんで本年9月15日現在の高齢者人口統計を発表しました。新聞等で、ご存知の方も多いと思いますが、備忘録として掲載します。

 ・65歳以上 2,898万人(率 22.7%)
 ・同上男性 1,239万人(同 19.9%)
 ・同上女性 1,659万人(同 25.4%)

女性の高齢化率が25%を越えたのは、統計がある50年以降はじめてで、女性は4人に1人が高齢者。男性は、5人に1人です。

また、高齢者が1人以上いる世帯は1,821万世帯で、全世帯に占める割合は、36.7%とのこと。

一方、65歳以上で無職の世帯の1ヶ月平均消費支出は、約20万6千円。これに対し、可処分所得は16万4千円で毎月4万2千円足りない。

この不足分は、00年には2万円だったから、この8年間で倍増したことになります。最大の要因は、税金と社会保険料の増加で、00年の1万7千円から、2万4千円と4割ほど増えたといいます。

同省は、「不足分は、預貯金などの金融資産の取り崩しで賄われている」としています。また、高齢者の労働人口も増加し、553万人(08年)となっている。主として、アルバイトやパートなどの非正規雇用者で、多くはサービス業に就いているようです。

さあこの統計数字、あなたはどのようにご覧になるでしょうか。
(出典:総務省統計、朝日新聞9月21日)


ない!ない!ない!!

2009年09月21日 | 田舎暮らし

昨夕散歩に出て、いつもの「山ブドウ」の木のところまで来ると、あれだけ見事になっていた実がなくなっています。直前に誰かが採ってしまったらしく、「あれ、ないね」と妻と二人でがっかりしてしまいました。

そのブドウは道路脇にあって、背丈の二倍ほどに蔓を伸ばし、夏の初めに小さな房が出現して花をつけ、そして小さな小さな青い実がプツプツとなりだしました。

そして、そのプツプツがだんだん大きくなって、黒く熟して行く過程をつぶさに見て来ただけに、とても残念でした。

しかし、これだけは、名札を付けておくわけにも行かず、あきらめるしかありません。

そこで、また、誰かに採られてしまうのもイヤなので、秘密の場所に行き、採って来たのがご覧の山ブドウです。

まだちょっと早いのですが、これで中くらいの瓶にひとつは、ブドウジャムができるでしょう。それは、ニセコの山の恵みを一杯に詰め込んだ、酢味の強いすてきな美味しさです。


いよいよですね~LEDコンビニ

2009年09月20日 | エコロジー

昨日、うっかり昼寝をしたら、今朝は何と午前4時前に目覚めてしまいました。

外はまだ真っ暗なので、起きても仕方ないと思いラジオをつけると、「セブンイレブンが、LED照明を採用したコンビニ店舗を全国展開する」とのニュースが流れています。思わず”いよいよですね”とニンマリしてしまいました。

コンビニは、今や現代人の生活になくてはならない存在です。
ただ、何せ24時間営業ですから、使用する電力もバカにならず、エコ推進のため深夜営業の自粛などの圧力が強まっていました。

そこで、照明にLEDを全面的に採用し且つ、屋根にはソーラーパネルをのせた店舗を全国展開するそうです。この結果、消費電力を、従来の店舗に比べ30%以上削減できると。

これは、先に政府が発表した温室効果ガス排出削減の中期目標”90年比 -25%”に合致する動きです。加えて、ローソンやセイコーマートなど、他のコンビニチェーンも同調し、コンビニは、LED照明のメッカになりそうです。

昨今、ハイブリッド車を始めとするエコカーや、グリーン家電が販売を伸ばしていますが、いずれ、エコを掲げなければ物が売れない時代になるでしょう。

従来、鉄鋼や電気事業など、温室効果ガス排出の元凶である企業も、自ら必死の努力をしないと、世の中の動きから取り残され、企業の存続も危うくなることでしょう。ご注意あそばせ!


あれれ~、どうしちゃったのかな?

2009年09月19日 | ドラミング

昨日の新聞を開いてびっくり!
衆院北海道比例区で新党大地から出馬して当選した、かの鈴木宗男氏が、衆院外務委員会の委員長に就任することが決まったとのこと。

同一会派を組む民主党の推薦によるもので、自民党など野党の強い反対を押し切って決定されたそうです。

彼は目下、刑事被告人で、公務員(北海道開発庁長官)の地位利用による買収及び、国会での偽証等で、一審、二審とも有罪判決を受け、最高裁で審理を受けている身のはず。

勿論、最高裁の判決が出るまでは「推定無罪」とされ、いかなる政治活動も自由ですが、一旦、有罪判決を受ければ刑務所に収監され、国会議員の身分も失うわけで、こうした人を常任委員長につけるとした民主党の決定に違和感を覚えます。

うがった見方をすれば、同党の党務を司る小沢一郎幹事長の秘書が、政治資金規正法違反容疑での公判を控えており、これに対するデモンストレーションではないのか、とも受け取れます。

クリーンなイメージと、各種の改革にも熱心な同党には高い支持が集まっている時だけに、こうした庶民感覚と相容れない決定はとても残念です。


今ごろになって・・・

2009年09月19日 | 田舎暮らし

この夏は天候不順で、いつまで経ってもトマトが色付かないとブツブツ言っていたら、今ごろになって(駆け込みで)次々と色付いて小生らをあわてさせています。

とても二人では食べきれないので、ご近所におわけする一方、トマトピューレに加工するなどしています。

一方、朝夕の冷え込みで、青物はすっかり元気をなくしてしまいましたが、一人、ズッキーニだけは元気で、これは毎日のように艶々した実を収穫できています。

このズッキーニ、何の料理にも合うので重宝していますが、目下は、キュウリの代わりに一夜漬けにされ、食卓にのっています。


児玉清氏の「あの作家に会いたい」

2009年09月17日 | 読書三昧

芸能界きっての読書家として知られる俳優の児玉清氏が、現代を代表する25人の作家に会い、その根底にあるものを根掘り葉掘り聞き出した対談集を読みました。

児玉氏自身が名うての読書家ということもあって、作家に対する尽きない興味をぶつけ、そこから跳ね返ってくる木魂にに共感したり、自説を展開したりの楽しい会話が続きます。

そこで、登場する作家の会話の一部を再録してみると・・・

角田光代氏
「(映像と活字の違いを尋ねられ)どちらが良い悪いではなく、広さの違いでしょうね。コップに例えれば、映像だと写っているコップだけど、文字で読めば、読む人の数だけのコップの形がある」

あさのあつこ氏
「私は少年少女を主人公にすえる時に、一点、何を持って切り取るかというと”希望”です。今の日本で、子供たちに”君たちの将来は素晴らしい”とはとても語れません。でも、明日一日生き延びることによって、何かが君たちは違ってくるのだということは語れる」

江國香織氏
「(本に対する)興味というのではなくて、本は私より先にそこ(評論家江國滋氏の書斎)にあった。・・・本には発散するオーラがあって、それぞれ気配を持っている。それはたとえ読まなくても、かなり強いものです」

石田衣良氏
「(読書離れについて尋ねられ)ロバを水飲み場に連れていけても、むりやり飲ませられません。本人に任せるしかありませんが、一つ言えることは、本を読まない人はソンをする。情報の九割は言葉でできていますから、読まないとますます情報格差が広がっていくでしょうね」

村山由佳氏
「もちろん、これまでの小説は一つとして自分の意思に反して書いたわけではないのですが、従来のものを一度全部突き崩してみたいという衝動が起きて、住む環境からすべて変えて書いたのが”ダブル・ファンタジー”です」

浅田次郎氏
「自分が書く時には、わかりやすくと美しくが絶対条件で、プラス、面白くを心がけています」

などなど、含蓄に富む言葉が一杯詰まっています。
一読をお勧めします。


瑞々しい感性~龍くんの「四季」

2009年09月16日 | 音楽三昧

あるオーディオ雑誌で、五嶋龍の「四季」がすごいとの評を読み、早速取り寄せて聴いてみました。一聴してその瑞々しい感性と音の良さに驚きました。



聴いているのは、最近2FにセッテングしたBGM用のシステムですが、その良し悪しなど関係ないとばかりに、龍くんの快演が響きます。

勿論、音の良さは、このCDが特殊な素材によって製作されるSHM(Super High Material )CDでもあるからでしょう。この素材は透明度が高く、信号の記録と読み出しが、より忠実に行われるそうです。

曲目は、ヴィヴァルデイの「四季」の他、時代も趣も異なるパガニーニの超絶技巧の変奏曲が2曲入っています。「四季」は、大人になった龍くんがワルシャワを代表するシンフォニア・ヴァルソヴィアと協奏する瑞々しい演奏を、パガニーニは、彼の天才的テクニックを堪能させてくれます。

このCDの解説をお書きになっている音楽ジャーナリストの林田直樹氏は、龍くんについて次のように述べています。

”五嶋龍は、これまでに出てきたどの秀才ヴァイオリニストとも違う、桁外れなところを持っている。ハーバード大学で物理学を学び、ロックなどポピュラー音楽にも造詣が深く、バンドを組んでエレキギターを愛奏し、空手で心身を鍛え抜いている。

いわゆる登竜門とされるコンクールや音楽大学とは関係なく、優れたヴァイオリン教師である母・節と、世界屈指のヴァイオリニストである姉・みどりの影響のもと、誰も通らなかった自分だけの道を歩んできた。

そして、これからも龍は、決まったレールの上を走るということは決してないだろう。必ずや彼は茨の道を選んでいくはずである。パガニー二もヴィヴァルディも、伝統に学びつつも、全くの独創によって新しい道を開拓した音楽家たちである。今回のCDからは、龍の未来にかける気概といったものを感じ取ることができると思う。”


煮干しブレーク

2009年09月14日 | 田舎暮らし

1ヶ月ほど前、家内が左足の指を椅子の角にぶつけて痛いと言ってびっこを引いていました。

彼女は、当初打ち身程度と考えていたようですが、1週間しても2週間経っても痛みが取れないので、やむなく街の整形外科医に診てもらいました。

その結果、薬指の骨が折れているという診断が下って、以来、病院通いが続いています。

従来、熟年女性は骨が極端に弱くなるとは聞いていましたが、椅子にぶつけた程度で、指の骨が折れるというのも困ったものです。

そこで、骨を強化する手はないものかと考えましたが、これと言った方策も思い浮かばず、取り合えず、カルシュウムを補給するため、牛乳を飲む他、煮干を食べてはどうかということになりました。

勿論、適度な運動も必要なのですが、彼女の場合、毎日、朝夕合わせて2時間くらい散歩をしているので、その点は問題なさそうです。

という訳で、以来、毎日10時と3時のお茶の時間に、二人揃って煮干を食べ続けています。紅茶やコーヒーに煮干では、ちょっと格好がつかないのですが、習慣化した今では、あまり変にも思わず、煮干をかじる毎日です。


喝采~みどりさんの「メンコン」

2009年09月13日 | 音楽三昧

レコード音楽をお聴きの方はどなたも、コンサートで聴くのとは異なり、それがどれほどすばらしい演奏であっても、演奏が終わって拍手をすることはほとんどないと思います。

ところが、この五嶋みどりさんのメンコン(メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト)に限っては、小生は、聴き終わるといつもブラボーと言って拍手をしてしまいます。階下で読書をしながら何気なく聴いている家内からも、「今のは誰?よかったわね」と声がかかります。それほど魂のこもった演奏ということができます。

メインのステレオ装置を1Fに下ろしてしまったので、2Fには、最近セッテングしたサブシステムしかありません。しかし、聴く音楽から得られる感動は、その曲と演奏の良し悪しで決まるもののようで、このサブシステムで聴いても、十分味わうことができます。

つまり、日頃、音の良し悪しを言って、あれこれ装置をいじりまわすのは、あまり意味がないようです。まして、大枚をはたいて高級な装置を購入するなどは、ムダ以外のなにものでもないような気がします。それよりは、質の良いソフト(CDやLPなど)を見出すことに精力を使うべきでしょう。

一歩進めて、できるだけ生のコンサートに足を運びたいですね。
不幸にして、小生は今まで、五嶋みどりさんの演奏を直接聴く機会がありませんでしたが、次は機会を逃さず、彼女のコンサートに出かけたいと思っています。06年6月、札幌Kitaraで聴いた弟さんの五嶋龍君のコンサートは、それはすばらしいものでした。


魅力的な街ランキング

2009年09月12日 | 田舎暮らし

民間コンサルの「ブランド総合研究所」の調査によると、全国で一番魅力的な街は、「函館」という結果が出た、そうな。カッコ内は、昨年の順位。

 1(2) 函館市
 2(1) 札幌市
 3(3) 京都市
 4(4) 横浜市
 5(6) 神戸市
 6(5) 小樽市
 7(8) 鎌倉市
 8(7) 富良野市
 9(10) 金沢市
 10(9) 軽井沢町

この調査は、06年から実施されていて今年で4回目。インターネットで行われ、全国の20代から60代の男女32,124人からの回答を100点満点で評価したという。

対象となったのは、全国783市に東京23区と、地域ブランドへの取り組みに熱心な194町村を加えた1,000市区町村というから、本格的な調査と言えよう。

トップにランクされた函館市。一昨年の4位、昨年の2位から初めて1位に選ばれたが、同市を「魅力的」と答えた人は85.1%にのぼる。また、「観光・レジャーの街」とイメージし、「食事がおいしい」「買いたい土産や地域産品がある」のも魅力とのこと。

これに対し、過去3年連続のトップから2位に転落した札幌市については、「魅力的でない」と答えた人の割合が、07年の2%から09年の3.9%へと倍増しており、何が原因かはっきりさせなければ今後もイメージダウンが続く危険があると、同社では指摘している。

小生にはあまりピンと来ないランキングですが、それにしても、北海道の街が4つもトップテン入りしているのは喜ばしいかぎりです。(出典:朝日朝刊9月11日北海道版)