田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

小沢氏続投の影響は明らか

2009年03月30日 | ドラミング

今日のニセコは、チラチラ雪が舞ったり、日差しがでたりの落ち着かないお天気です。気温は大分上がって、正午現在、4℃ほどです。

昨日投票が行われた千葉県知事選挙。
自民党系の森田氏が、民主・社民党などが推薦した吉田候補に40万票の大差をつけて当選しました。

民主党などは、政権選択選挙の前哨戦と位置づけて戦っただけに、この結果に衝撃を受けているようです。

やはり、小沢代表が、自らの金権体質について十分な説明を行わないまま、党首続投を決めたことが影響しています。

また、この問題に対するマスコミ各社の世論調査結果をみても、説明責任を果たしていない、小沢氏は党首を辞めるべきとの声が6割を越えています。このままでは、昨日の(小生の)記事のように、民主党の苦悩は深まるばかりです。

 


壊し屋

2009年03月29日 | ドラミング

朝からまぶしい日差しが降りそそいでいます。
日差しは春そのものですが、周囲は積雪1mの銀世界。気温は、-4℃と、春にはほど遠い状況です。

民主党は、27日、衆参両院でそれぞれ議員集会を開いて、小沢党首の政治資金疑惑に関する釈明を聞き、これを了承しました。

この報道に接し、民主党もこれで終わりだなとの印象を持ちました。

同氏は釈明演説で「すべてを政権交代にかける」としましたが、これは、つまり、政権交代が実現した暁には、彼に(首相として)国の舵取りをまかせるということですが、果たして、国民はこれを受け入れるでしょうか。答えは「否」です。

単に選挙上手だからという理由で、金銭疑惑の渦中に居る党首に物も言えず、自ら自浄作用を発揮しえない政党に、どうして国民は政権を託すでしょうか。

これで民主党は、政権交代どころか、次の選挙で大きく後退することになるでしょう。小沢氏は、今回もまた、「壊し屋」にふさわしい役割を演じたと言えるでしょう。

今朝の新聞(朝日)に載った投書は、今の民主党に対する国民の気分を代表しているように思いましたので、以下、ご紹介します。

代表居座りで政権遠ざかる(無職67歳、世田谷区)

民主党の小沢代表の代表続投の会見を聞き、民主党支持者として全く失望した。

第一に小沢氏は、政治献金疑惑に対して国民に説明責任を果たしていないこと、第二になぜ代表の座にとどまるのか理解に苦しむ。

そもそも小沢氏は、どうして長年にわたり、このような多額な政治献金を集める必要があったのか、また、その金がどのように使われたのか国民に説明する義務がある。

一企業が何の目的もなく政治家に多額な寄付をするということは常識では考えられない。小沢氏はすべて秘書に任せていたと言うが、本人も事実を承知した上で秘書に委任したのだろう。たとえ小沢氏個人に刑事責任が及ばないにしても公設第1秘書が起訴された事実は重く、民主党全体のイメージダウンになり、そのダメージは多大だ。

小沢氏は「政権交代のために頑張りたい」と言うが、代表の座に居座り続ければ続けるほど政権は遠ざかる。多くの国民が、代表を辞任すべきだと考えているからだ。小沢氏の考えは民意を無視した独断である。

民主党執行部の中の小沢氏擁護の動きも理解できない。政党の自浄能力なければ、自民党と同類と見なし、国民はますます政治から離れてゆく。民主党は、政党としての存亡の危機状態にあると認識すべきだ。

 


幸田浩子さんの「カリヨン」

2009年03月28日 | 音楽三昧

朝から照ったり曇ったりのお天気です。
この季節にはめずらしく、今朝は-9℃まで下がりました。

この2・3日の降雪と相まって、ゲレンデは良いコンデションのはずと、早速スキーにでかけました。土曜日ですが、まだ朝早い(午前8時半頃)せいか、滑っているのは私たちだけで、貸切り状態でした。

圧雪車がつけた規則正しい「洗濯板模様」の上を滑る楽しさは例えようがありません。隣接する花園スキー場は、4月の第一週までopenしているので、まだ2~3回は滑べれそうです。

帰宅すると、Amazonから購入したCDが届いていました。

幸田浩子さんの新しいアルバム「カリヨン」は、とても評判が良いらしく、あちこちの雑誌や新聞でとりあげられています。早速聴きましたが、前作のモーツァルトアリア集に比べ、一段と声(ソプラノ)の透明度があがり、また、選曲の良さ(ポピュラーな曲が多い)もあって、すばらしい仕上がりです。

しばし彼女の美声に酔いしれました。DVDクリップがおまけについています。

 


小沢党首は辞任せよ!

2009年03月26日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、晴れたり曇ったりの落ち着かないお天気です。気温は低く寒い一日になりそうです。

民主党小沢党首は、自らの公設第一秘書が、政治資金規正法違反容疑で逮捕・起訴されたにも拘わらず、辞任せず続投を決めましたが、私たち庶民からすると、とても奇異に感じます。

そもそも議員の公設秘書は、その給与が所属する院(今回の場合衆議院)から全額支給される国家公務員特別職です。その公設第一秘書が、政治資金規正法違反容疑で起訴される事態に対し、同氏は、”検察の陰謀”などと言いつつ、責任回避に終始しています。

つまり、実態はともかく、団体名義の献金だから陸山会(同氏個人の政治団体)で受け取っただけで、それがいけないと言うなら(同氏が代表を務める)政党支部で受け取っても良かったのだなどと、問題を手続き論にすり替えています。

問われているのは、、同氏の政治的影響力に期待した特定の建設会社との癒着、腐敗構造なのです。「国民の生活が第一」などと、綺麗ごとを言いつつ、自らは特定企業から高額の政治献金を受け取る”建前と本音”の何と大きな落差でしょうか。

現政権による政治の行き詰まりが顕著になっている今日、次の総選挙での政権交代が広く期待されています。そのような状況下で、中心政党である民主党の党首が上述のようでは、私たち庶民の政治に期待する気持ちはどこへ向かえばよいのでしょうか。

小沢党首の一日も早い辞任と、新しい民主党党首の選出を望みたいと思います。

 


これで良いのかエコ対策

2009年03月23日 | 田舎暮らし

夜半からの降雪で、一面新雪で覆われています。今夜には気温も下がって、冬に逆戻りするようです。

昨年7月の洞爺湖サミットを契機に、国内でも温室効果ガス削減の機運が高まりましたが、その後顕在化した金融不安と不況の影響もあって、今後の削減活動がどうなるか気になるところです。

そうした中、最近気になるニュースが二つありました。
一つは、政府が京都議定書で定められた温室効果ガスの削減目標を達成するため、ウクライナから約3千万トン分の排出枠を購入する契約を結んだというもの。

これは、議定書で定められた削減目標6%の内の1.6%分、約1億トンを排出枠の購入ですませようとするもので、今回の購入金額は、概ね、4~500億円。引き続き、ポーランド、チェコ、ハンバリーなどからも購入予定とされています。

こうした削減枠の購入は、国際的に認められているとは言え、実質的な削減効果はなく、単なる目標の辻褄合わせに他ならず、これで良いのかという疑問が残ります。

二つには、家庭や車のエアコン、業務用冷凍機器などに使われている代替フロンの漏出量が、想定の二倍に達しているとの報道です。

この代替フロンは、二酸化炭素の1千倍もの温室効果を持つため(総排出量を)0.5ポイント押し上げるといいます。この結果、2007年の総排出量は、90年対比で9.2%増となり、目標の6%増を大幅に上回ることになります。

何故今頃になって、このような誤算が生じたかというと、当初の(漏出量の)想定が業界団体の試算をベースにしたためで、新たに26万点のサンプル調査を行った結果、見積もり違いが判明したといいます。

このように温室効果ガス対策が一向に進まない中、排出量の見込み違いなどもあって、90年対比6%減という国際公約の実現がますます困難になっています。この問題に対して、私たちは気を緩めることなく、いっそうの削減に向け努力していく必要があるのではと思っています。

 


お彼岸スキー

2009年03月22日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、時折陽が射す気まぐれお天気です。
午後からは雨になるとの予報が出ています。

昨日、東京では桜の開花宣言が出されたようですが、当地は、まだ積雪150cmの世界。お天気も良く、朝早くからゲレンデに出てお彼岸スキーを楽しみました。

お山(ニセコアンヌプリ山1,306m)は、まだ純白の美しい装いです。その山麓に広がるニコひらぶスキー場も、海抜500m以上なら雪質もまずまずで、快適な滑りを楽しむことができます。正面のゲレンデには、エアー競技用のジャンプ台が見えています。

この時期になると、外国人のお客様の姿が少なくなり、三連休を利用した国内各地からのお客様で賑わいました。

35度を越す急斜面を滑るスキーヤーをビデオで追いました。

ニセコひらふスキー場は、5月の連休まで滑ることができます。一度お出かけ下さい。

 


恋の季節

2009年03月18日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、強い風の吹く生憎のお天気です。
時々日差しもあるのですが、木立の鳴るゴウゴウという音が気になって落ち着きません。

周囲はまだ、2mを越す積雪ですが、彼岸ともなれば、さすがに日差しも力強さを増し、春の息吹を感じられる今日この頃です。お山(羊蹄山1,898m)も美しい姿を見せています。



小鳥たちは、本格的な春の到来を待ちきれず、すでに恋の季節を迎えているようです。

これは、拙宅のホウの木に来て、ケッケッケッとうるさく恋歌をうたうアカゲラのカップルです。ちょっと小さいですが、何となく慌しい彼らの様子がみてとれます。

アカゲラは留鳥なので、この時期でも恋路を急ぐ姿を見ることができますが、間もなく南方からたくさんの小鳥たちが渡って来て、短い北国の春を忙しく過ごすことでしょう。

 


かっ飛び還付

2009年03月14日 | 田舎暮らし

今日もニセコは、嵐模様のお天気です。
午後には、寒気の南下で気温がグンと下がるようです。

今日税務署から、納め過ぎた税金の還付が完了したとの通知を受け取りました。先月末に(e-Taxで)申告したばかりですから、これは、ずい分”早い”ですね。このくらいのタイミングで税金が還ってくると、役所の仕事もまずまずと評価したくなります。

兎に角、今回のe-Taxは(初体験ということもあり)申告書の送信処理に4時間もかかり、うんざりしていたので、少しは報われた気分になりました。来年は、もう少しスマートに行きたいと思っています。

 


木曜日はシニアの日

2009年03月13日 | 田舎暮らし

春のお天気は安定しません。
今日も強い風が吹いて、嵐模様です。気温は7℃くらいまで上がるそうです。

昨日、いつものCO-OPへ食料の買出しへ行きました。このCO-OPでは、先月から65歳以上の組合員には、木曜日に限り、購入価格の5%を値引きするサービスを行っています。

これは、消費税なしと同じですから、「週末に限り高速道路乗り放題」などと違って、私たちシニアには、とてもありがたいサービスです。

拙宅の買出しは、ひと月5万円ほど。これを木曜日限定にすれば、(実際はそうもいきませんが)月2,500円(年3万円)の節約になります。一度限りの「定額給付金」より、よほど気のきいた景気対策・生活支援と言えます

 


今朝の新聞から

2009年03月09日 | 田舎暮らし

この二三日、冬の嵐が続いていましたが、ようやく回復して、今日は朝から穏やかに晴れ上がりました。予報では、気温も7℃くらいまで上がって、一挙に4月上旬の暖かさになるようです。

冬疲れと過食で、三日ほど寝込んでしまいました。
このところ万年元気印を自認していただけに、少々ショックでした。今日はようやく起き出して、いつものように新聞を読むことができたので、この調子で早く元気になりたいものと思っています。

今朝の新聞(朝日)はうれしいニュースがたくさんありました。

ひとつは、物理学者でこのほどノーベル賞を受賞した増川敏英京都産業大教授が、自らも呼びかけ人となっている「九条科学者の会」で講演し、「何故憲法九条を変えたいと言えば、それは現状ではやれないこと自由にやりたいから、つまり使えない兵器を使いたいからに相違ない」と改憲派を糾弾したと言う。

ノーベル賞の受賞が決まって以来、同氏の一見ユーモラスにも写る言動が注目されて来ましたが、今回の講演を通して、同氏の物理学者としてまた、人間としての良識をみる思いがしました。

ふたつには、投書欄では、八王子市の主婦の方が、「数でごり押し政治うんざり」と、先に掲載された同紙の耕論「女が政治を叱る」(1日)で、篤姫の脚本を書いた田淵久美子さんが外交に弱腰の老中を叱り、「政をあずかり、国動かす者としての気骨はないのか。意地は?誇りは?信念は?」と迫る場面に共感を覚えたと書いておられる。

実は、拙宅でもこの「女が政治を叱る」を読んだ際、そのようなやりとりがあったので、同じようにお考えの方がおられたのを知りうれしくなりました。ほんとうはこんなことで共感しあえることは不幸だと思うのですが。

上記の他にも、最新世論調査結果、ホームレス歌人の動向や小説「麗しき花実」の新展開など、楽しみ一杯の紙面でした。

いずれにせよ、早く元気を取り戻し、毎日の新聞が楽しく読めるようにしたいと思っています。

 


デコポン

2009年03月02日 | 田舎暮らし

昨日までは小春日和だったのに、今日は、冬に逆戻りしてしまいました。風も出たので、雪が舞ってベランダに吹き溜まりができています。

ご近所の方から、大きなデコポンをいただきました。
何でも、お知り合いが丹精込めておつくりになったものとかで、大きさといい見た目の美しさといい、一級品です。

食べてみたら、勿論とても美味しかったので、残っていた方を写真に撮りました。

デコポンは、スーパーでもたくさん売っているのですが、伊予柑などに比べ30%くらい高いので、いつもそちらに手が出てしまい、このシーズンはあまりいただいていませんでした。

食べてみると、やはり伊予柑とは一味違った美味しさがあり、値段の高いのも肯けます。

 


いやはやのe-Tax

2009年03月01日 | 田舎暮らし

今日もニセコは、ほぼ快晴の穏やかなお天気です。
午前9時頃ゲレンデへ向かいましたが、日曜日とあって、チビッ子スキーヤーもたくさん来ていて、いつになく華やかな雰囲気でした。

ただ、日差しが出ると雪質が変ってスピードが出るので、ある程度、慎重に滑る必要があり、あまり楽しめぬまま1時間半ほどで帰宅しました。

昨夜、e-Taxによる確定申告に挑戦しました。ある程度予想はしていましたが、これがなかなか大変で、結局、申告書の送信完了まで4時間ほどかかりました。

つまり、e-Taxに必要なハードの準備(電子認証カードの入手とカードリーダーの装着等)は終わっていたのですが、下記のような複雑、怪奇な作業を強いられ、これに手こずりました。

・利用開始届けと利用者識別番号の取得
・java plug-inソフトのバージョンアップ
・署名済みActiveXコントロールのダウンロードと実行

・信頼性サイトの登録
・ルート証明書の取得
・公的個人認証利用者クライアントソフトのインストール
・署名送信モジュールのインストール

・納税用確認番号の入力
・公的個人認証カードへのアクセスと読み込み

特に、使っているPCのOSがセキュリテイの強化されたWindowsVistaだったこともあり、ソフトの環境整備に時間がかかりました。

また、これらの作業はe-TaxのHP上で行うのですが、(HP上の記述が)事業者主体のフローになっているため、作業手順を誤解してしまい、混乱しました。

つまり、個人納税者の場合は、e-Tax専用のソフトは必要がないのに、当初、これをダウンロードしたり、インストールしたりして、無駄な時間を費やしました。この点、税務当局には、HP上の記述を改善して欲しいと思いました。

加えて、小生が入手したカードリーダーの信頼性が十分でなく、電子認証用カードを読ませるたびにエラーが出て困りました。どうも、このリーダーは、PCへ接続するタイミングを選ぶ(通常は、PC起動前に接続しておくのですが、この場合は、認証を要求されてから接続する方がエラーにならない)ようです。

とは言え、何とか難関をパスして、担当の税務署宛、申告書を送信することができました。メデタシメデタシ!! 尚、カードの作成やリーダーの購入に要した費用は、納税額から還付(5,000円)されました。