田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

午前の紅茶 with 煮干し

2008年05月31日 | 田舎暮らし

どうもお天気は下り坂のようですね。
とにかく寒いので、今朝は冬のヤッケを来て焚き木集めをしました。

万年元気印の家内が、2週間ほど前から腰が痛いと言い出しました。
しばらく我慢していたようですが、やはり医者に見せた方が良いという
ことになり、街の整形外科に行くと、先生から、「坐骨神経痛ですね。
治療しますから毎週通って下さい。とりあえず24週(半年)です」との
ご宣託。

また、家内が「原因は何ですか?」尋ねると、「年(高齢)ですよ!」と
そっけなく言われた由にて、憮然としていました。また、骨粗しょう症
気味とも診断されたようです。

そこで、早速、次のふたつを実行することにしました。
 ・カルシュウムをなるべく多くとる。
 ・間食に甘いものをとらない。

その結果、「午前の紅茶 with 食べる煮干し」という、何とも奇妙な風景
が出現しました。また、毎日、牛乳を最低200ccは飲むよう心がけてい
ます。

また、Afternoon_tea という言い方があるように、紅茶を午後に召し上
がるご家庭が多いと思いますが、カフェインに弱い私たちは、睡眠が浅
くなるのをきらって、午前中に飲むようにしています。

 


サクラソウ

2008年05月30日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、さわやかな晴天です。
まだ、気温は一桁で、ちょっと肌寒い感じです。

庭のあちこちで新顔の野草が花を付け始めています。

サクラソウです。
一番陽当たりの良いベランダの前の花壇に咲いたサクラソウ。白花の
忘れな草と咲き競っています。

あまり陽当たりの良くない、ガレージ脇の花壇で花を付けたオダマキで
す。マクロで近寄ってみたら、ちょっとグロテスクに撮れてしまいました。

明日は、どんな花が開くでしょうか。
楽しみです。


ラヴェル「左手のためのコンチェルト」

2008年05月29日 | ギャラリー

昨日、シュミット村木眞須美さんの「左手のピアニスト」をご紹介した
ところ、思いがけず大勢の方にご覧いただいて、とても感心が高い
ことを実感しました。

ただ、この本は、ゲザ・ズッチだけでなく、第一次大戦で右腕を失った
オーストリアのピアニスト「パウル・ヴィトゲンシュタイン」についても、
かなりの紙数を費やしてお書きになっています。

特に、経済的に恵まれていた彼は、当時(20世紀初頭)活躍していた
ラヴェルやリヒャルト・シュトラウスなどに、左手のためのピアノ曲の
作曲を委託し、自らそれを演奏しました。

ご本によると、彼はかなり難しい気性の人だったらしく、出来上がって
来た曲が意に沿わないと、作曲者にその旨伝え、演奏することもなか
ったと言います。また、気に入って演奏した曲でも、他の「左手のピア
ニスト」に演奏を許可することはなかったようです。

その点、現在、「左手の・・・」と言えばこの曲を連想するほど傑作とされ
ているラヴェルの「左手のためのコンチェルト」も例外でなく、作曲当初
は、委託者である彼によって演奏されることはありませんでした。

一度、このコンチェルトを聴いてみたいと思い、手元のソフトを漁ってみ
ると、EMIが編纂した世界音楽全集に、マゼール・フランス国立響がフリ
ップ・コラールの独奏で録音したLPがありました。

ご存知のように、ラヴェルは、「展覧会の絵」や「ボレロ」など、その華麗な
オーケストレーションで知られています。このコンチェルトもジャズの曲想
を盛り込んだ異色の仕上がりとなっていますが、重層的な響きは、彼独特
の世界を形成し、これが「左手(だけの)」のピアノコンチェルトかと驚かさ
れました。


左手のピアニスト

2008年05月28日 | ギャラリー

今日のニセコは、さわやかな快晴です。
二日振りに日差しが戻って、菜園の野菜も元気を取り戻しました。

著名な邦人ピアニスト舘野泉さんが、2,002年脳溢血で倒れたあと、
左手だけの新しい演奏技術を体得して、「左手のピアニスト」として
見事に復活し、コンサート活動を精力的に続けていることをご存知
の方も多いと思います。

この活躍に触発されるように吉松隆氏など、日本を代表する作曲
家が、新たに左手のためのピアノ曲を作曲したり、また、隠れた
名曲を掘り起こす試みが続けられています。

一方、ミュンヘン在住のノンフィクション作家、シュミット村木眞須美
さんは、掲題の著書で、18世紀のヨーロッパ音楽界で活躍したハン
ガリー出身の左手のピアニスト「ゲザ・ズッチ」の生涯を克明に追い
つつ、演奏者としての「左手のピアニスト」の本質に迫ろうとしてい
ます。

14歳のとき、猟銃の暴発で右手を失ったズッチ少年の苦悩と、著名
なピアニストとして復活し、欧州中で公演して人々を励ますとともに、
王侯貴族や天才ピアニストで作曲家でもあったリストや、独自の境地
を切り開いたマーラーなどとの交流を描いています。

ゲザ・ズッチは、第一次大戦中に、「片腕の人の本」で、

 うなだれてはいけない。腕がひとつなくなったからといって不幸だとか、
 生きる望みを失ったとか思ってはいけない。人の助けがいる。世話に
 なる。一人前の男にとって、こんな辛いことはない。

 皆が助けてくれるけれど、「ひとの世話にならなければならないという
 心の檻」、これを破るために手を貸してくれる人は誰もいない。その
 檻は、自分で壊さなければならないものだ。

と書いて、戦争などで身障者となった若者らを励ましています。それは、
また、同氏自身の人生訓でもあったようです。

6月に札幌で、舘野泉さんのリサイタルが催されますので、ぜひ聴きに
行こうと思っています。

・舘野泉ピアノリサイタル

 6月22日 13:00開演 札幌kitara大ホール プレイガイドで発売中 
 


君死にたもうことなかれ

2008年05月27日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、時々雨の混じるはっきりしないお天気です。
いつもの厳しい乾燥からは開放されて、ホッと一息ついています。

国民から総スカンを食っている後期高齢者医療制度ですが、やはり、
お年寄りを75歳という年齢で囲い込んで、差別医療を提供することに
怒りが集中しているようです。

昨日の新聞(朝日朝刊)の投書欄に次のような歌が載りました。

 ああ父母よ君を泣く
 君死にたもうことなかれ
 戦火をくぐりさまよいて
 原爆空襲生き抜いて
 日本をつくりし君なれば
 たとえお上が死ねよとて
 老人医療をつくるとも
 君死にたもうことなかれ

 お上のつくりし決まりでは
 療養ベッドがなくなって
 そのうえリハビリとめられた
 早期退院迫られて
 行き場を失う君なるも
 この世ひとりの君ならで
 君死にたもうことなかれ

 保険負担が高騰し
 さらに扶養もはずされた
 脳卒中と認知症
 規制がかかり医療なし
 自己負担も膨らんで
 在宅死亡が進む日々
 ああまた誰をたのむべき
 君死にたもうことなかれ

 予算野無き子

 歌人与謝野晶子が、日露戦争に参戦する弟を嘆いて歌ったのが
 「君死にたまふことなかれ」。われ「予算野無き子」は高齢者医療
 の現状を憂え、こう替えて歌った。(愛知県大府市 医師70歳)

これを拝見してその怒りの激しさを実感しました。

拙宅周囲の緑は、日々その濃さを増しています。



さわやかな笑顔

2008年05月26日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、時々雨の混じる不安定なお天気です。
風も強まり、風雨の到来を予感させます。

大相撲夏場所は、大関琴欧洲が両横綱にも勝って初優勝を遂げました。
最近の優勝は、両横綱に独占されていましたので、琴欧洲の優勝はこと
の他、新鮮にうつりました。

また、インタビューで語る大関のいかにもうれしそうな笑顔が、とてもさわ
やかで素敵でした。今後も精進して綱取りに挑戦して欲しいと思います。

拙宅の食卓にのったこの花。シラネアオイです。
本州などでは、よほどの高山か山奥に入らないと見ることはできません。

昨日、家内が朝の散歩の途上、浄水場の周りに成長している大きな群落
から一輪、失敬して来たもののようです。この別荘地を含む東急ニセコ高
原リゾートも開発から10年余を経過して、自然は静かにしかも、着実に回
復しているようで、うれしいかぎりです。


私も! 私も!

2008年05月25日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、雨模様です。
新緑の森には恵みの雨です。

公道に面したガレージ横の花壇。
ついこの間、根雪を割ってクロッカスが咲いたかと思ったら、次にチュ
ーリップが咲き出し、現在は、ムスカリや忘れな草が満開を迎えていま
す。

この写真、ひょっと見るとブーケのようですね。
まるで、幼稚園の先生が「誰かこれやりたい人!」と園児の呼びかける
と、「私も! 私も!」と一斉に手を上げているかのようです。

北国の春は、皆一斉にヨーイドンで駆け出す躍動感に満ちています。


今日はカッコウの初鳴き記念日

2008年05月24日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、春らしい晴天でさわやかな風が周囲の林を通り抜け
て行きます。やっと春の到来をしみじみ実感できるようになりました。

先ほど、じゅんさんのご主人がおいでになり、「今朝、カッコウを聞きま
したよ」とおっしゃっていました。

実は、昨夕の天気予報で、カッコウの初鳴きと種まきとの関係について
解説があり、当地のカッコウの初鳴きが(平均的に)5月24日であると知
りました。じゅんさんのご主人は、Just_on_Time でこれをお聞きになっ
たことになります。

俵 万智さんを一躍有名にした”「この味がいいね」と君が言ったから
7月6日はサラダ記念日”という短歌がありますが、一ひねりして、
「晴天に心おどらす皐月24日は、ニセコのカッコウの初鳴き記念日」

この鳴き声を聞けば、もう霜が降りる心配がないので、安心して作物
の種を蒔いたり、苗の植え付けをしたりして良いことになります。

ところで、その鳴き声で人気のあるカッコウですが、「託卵」という習性が
あり、他の鳥の巣に卵を産み、育てさせるというのですから、ちゃっかり
していますね。詳しくは、こちらでご覧になれます。

玄関先の芝桜が少しずつ勢力を伸ばし始めました。


不評ですね。後期高齢者医療制度

2008年05月23日 | ドラミング

今日のニセコは、午後から良いお天気になりました。
気温も上がって、春らしい陽気になりました。

先日、街中に住む知人を訪ねると、奥さんが「これ見てください!そろ
そろ死ねっていうことですかね」と、ご主人の後期高齢者医療制度の保
険証を取り出して来てました。

「それにこの保険証。ペラペラの紙でしょう。間違って捨ててしまった人が
いたようだけど、わかるわ」と話していました。

この老人差別の医療制度は、いろいろ問題がありますが、当事者から
直接、上記のようなお話を伺ったのは初めてです。

元々、この保険制度のねらいは、高齢者の医療費をどう抑制するかを
目的に考え出されたものです。いかに良質の医療を高齢者に提供する
かということではないので、保険者と利害が対立するのは当然です。

他方、従来、市町村単位で運営されている国民健康保険から都道府県
単位の広域事業体に移したため、保険者が何か相談したくとも、なじみ
のある市町村にかけあってもラチがあかず、また、市町村が目配りとし
て実施して来た優遇処置の恩恵を受けられなくなる問題も生じています。

この広域事業体による行政の執行というのは、最近流行りで、小生の住
む倶知安町周辺でも、昨年、徴税のための広域事業体が発足しました。

ここは何をやるかと言うと、税金の滞納者に対する督促や、徴税措置
(いわゆる強制徴税)を行う役所なのです。つまり、田舎では、血縁関係
などが強く役場の係員が督促に行っても、なかなか効果が上がらないの
で、人間関係の希薄な役所から行うことで徴税の実を上げようと言うの
です。姑息なやり方です。

これを発展させたのが、保険料の年金からの天引きです。
お年寄りに長生きをしてもらって、すぐれた医療をどう提供かではなく
医療費抑制という不純な動機をもとに制定された後期高齢者医療制度
は、国民的な議論を組織する方向へ、抜本的な転換が必要と思います
が皆さんはいかがお考えでしょうか。

花壇の隅に咲くムスカリです。春の陽を浴びて精一杯咲いています。


川畠成道ヴァイオリンリサイタル

2008年05月22日 | 音楽三昧

昨夜(21日)札幌コンサーホールKitara大ホールで、川畠成道ヴァイオ
リンリサイタルを聴きました。プログラムは、次の通りでした。

 ・タルティー二      :ソナタ第4番 ト矩調(悪魔のトリル)
 ・フランク        :ヴァイオリンソナタ イ長調
 ・フォーレ        :夢のあとに 作品7
 ・リムスキーコルサコフ:熊蜂の飛行
 ・エルンスト       :夏の名残りのバラ(庭の千草)
 ・グノー          :アヴェ・マリア
 ・サラサーテ       :ツィゴイネルワイゼン

アンコールに、ラフマニノフ「ボカリーズ」、メンデルスゾーン「歌の
翼に」など5曲が演奏されました。

川畠さんは、幼年期の視覚障害を天与の才能と努力で克服し、留学先の
英国王立音楽院を主席で卒業。98年日本デビューを果たし、リリースする
CDがいずれも大ヒットするなど、その地位を固めて今日に至っています。

札幌での公演は、今年で8回目になるそうで、広い層の支持を受け、今回
も会場は、ほぼ満席の状態でした。聴衆は、年配のご婦人方が圧倒的に
多く、五嶋龍君のリサイタルとは異なる雰囲気でした。

演奏は、曲想を生かしつつ、細部までいき届いた気配りをみせる弾きっぷ
りで好感が持てました。特に、エルンストの「夏の名残りのバラ」と、アンコ
ールで弾いたモンティの「チャルダッシュ」が秀逸でした。


焼酎一杯グイッ

2008年05月20日 | 田舎暮らし

今日のニセコは朝から雨です。
太平洋岸の広い地域で台風並みの風雨だそうですね。
どうぞお気をつけ下さい。

散歩の途上で、センダイムシクイの囀りを聞きました。この小鳥の
囀り、ショーチューイッパイグイッ(焼酎一杯グイッ)と聞こえるので
愉快です。

姿は、しっかり見たことがないのでよくわかりませんが、どうもこんな
形をしているようです。(専門家のHPでご覧下さい)

昼過ぎ、妻が「隣の敷地にサンカイヨウガ咲いている」というので、カ
メラを持って見に行きました。

本州などでは、深山に入らなければ見ることのできない貴重な野草です
が、別荘地とは言え、まだ自然がたくさん残っている当地ならではです。

ミヤマスミレの群落もあちこちに認められました。いずれ、家屋が建て
ば、また再生するまで、気の遠くなるような時間が必要になりますが、
元気に長生きして欲しいと思いました。


やったぜ!竜二

2008年05月19日 | ギャラリー

今日のニセコは、風の強い不安定なお天気です。
今朝も4時起きして、ピーマンとシシトウの苗を植えました。

朝7時のニュースで、PGAツアーで今田竜二選手が優勝したという
うれしいニュースを知りました。

早速、時事通信を参照すると、次のように伝えています。

 ・米プロゴルフツアーのAT&Tクラシックは18日、ジョージア州ダルー
  スのTPCCシュガーローフ(パー72)で最終ラウンドを行い、今田
  竜二(31)がプレーオフの末に初優勝を遂げた。日本選手の米ツア
  ー制覇は青木功、丸山茂樹に続いて3人目となる。

小生は、先の記事で、今田選手の活躍を伝えていたので、この勝利は
人一倍うれしいです。写真は、PGAホームページから拝借しました。

NHK放送から画像を掲載します。ティーショットを放つ今田選手です。

最終のスコアボードとプレイオフに勝って握手する今田選手。


田舎暮らしの苦しみ?

2008年05月18日 | 田舎暮らし

ニセコは今日、この春一番の陽気になりました。
気温も20℃くらいまで上がり、外に出ると汗ばむほどです。

昨日は虫害に懲りたので、今朝は4時半頃から、マルチをかけた畑に
ナス5本、トマト4本、ミニトマト3本の植え付けをしました。今日は虫に
襲われることなく作業を終えることができました。

昨日の虫害は、額の右側に2ヶ所、右の頬骨辺りに2ヶ所、計4ヶ所
だったようで、それぞれ、まだ赤く腫れあがっています。

今、出没している虫は小型のアブ(3~4mm)で、針で刺すのではなく
鋭い口で喰いつくのです。とても強い毒性を持っていますので患部は、
直径2~3cmほど赤く腫れあがり、引くまで3~4日かかります。

当地に移住したての頃は、もう少し大きなアブも居て、これにやられ
ると、それはひどいものでした。10cm近くも腫れて、治るのに1週間
くらいかかりました。

田舎暮らしの愉しみどころか「田舎暮らしの苦しみ」ですね。
移住して10年になりますが、このアブだけは好きになれません。その
ため、薪作りにしても、菜園の準備にしても、彼らが活動しだす前に
(雪解け直後に)終えるようにしています。

玄関先のアプローチに、芝桜が咲き始めました。昨年は、このように
咲きそろいましたが、今年はどうなるでしょうか。楽しみです。

ホウノキの芽吹きも始まっています。大きな葉で、中には50cm近くに
なるのもあります。


ジャガイモ顔?

2008年05月17日 | 田舎暮らし

今日もニセコは、すっきりした快晴です。
風もなく気温も上がって、菜園仕事がはかどりそうです。

朝もやのかかる早朝のひんやりした空気のもと、畝に紐を張って蒔き床
を作り、人参、春菊、ササギ、モロッコインゲンや絹さやなどを蒔きました。

この時間は、まだ虫がいないので、スイスイと作業がはかどりました。
ただ、朝食後、キュウリの苗の植え付けに出る頃は、気温も上昇して虫
の大群がおしよせて来ました。

たった4本の苗を植えただけなのに、顔中、虫に刺されて、ジャガイモ
のような顔になってしまいました。急いで、痒み止めを塗り、痒みはな
んとか抑えましたが、ボコボコに腫れ上がった顔はしばらく治りそうに
ありません。

トマトやナスの植え付けも予定していましたが、虫刺されに恐れをなし
て明日の早朝に延期しました。

地物の細ネギは、わが世の春とばかりせいせいと伸びています。



誕生日プレゼントのバラが一輪咲いています。



キビタキ

2008年05月16日 | 田舎暮らし

今日のニセコは、春らしい晴天となりました。
気温も18℃くらいまで上がるようです。

今朝、散歩から戻った家内が「キビタキに会ったよ!」とうれしそうに
していました。ただ、まだ囀(さえず)りは聞かなかったとのこと。

このキビタキですが、妙な性質を持っていて、彼の縄張りに近づくと、
”ヒッヒキリ、ヒッヒキリ、ヒッヒキリ”と鳴きながら、しばらく追いかけて
きます。つまり、早く縄張りから離れてくれ、ということらしいのですが、
その囀りがとても美しいので、ついつい聞き惚れて長居をしてしまい
ます。姿よし、囀りよしで、私たちには人気の小鳥です。

また、筍(タケ)の子が出ていたと、あちこちのポケットから取り出し
たので、ナベ一杯になりました。

さっとゆがいて皮を剥きマヨネーズをつけてポリポリと春の味を
楽しみました。キビタキの写真は、友人が山麓の公園で撮影した
ものです。