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会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

原子力村とは

2011-06-09 22:34:53 | 時事
2011年6月9日(木) 晴れ
 山鹿クリニック予約の日。前回と前々回は午前11時30分の予約だった。前の人が少しずつ遅れて診察を受けるのは予約の1時間後であった。今回は午前9時半の予約だったので40分待ちで診察を受けた。「痛みに波がある」と問診に応えると「もう少し様子をみましょう。どうしても痛みがとれなければ手術ですね。」といわれた。
 腰痛の痛みがどんなにひどくなっても手術だけはしたくない。5回も手術して車椅子生活になった長兄の姿をみているので・・・。

待合室で新聞をみていたら原発事故・調査委員会の初会合の見出しが「原子力村」脱却が焦点。原子力村ってどこにあるの?
 みなさんこの村がどこにあるか知っていますか?
 日本地図を開いても見つかりません。
 インターネットで「原子力村とは」と検索する関連するホームページが沢山ありました。皆さんも検索してみて下さい。
 簡単にいうと原子力村とは、「原子力産業・構造癒着利権村」のこと。
 例えば大企業東京電力の原子力発電所の増設に東芝・日立・三菱重工業経済界、経済産業省の官僚、原子力保安院の委員、原発推進の学者達が原子力発電は「絶対安全」の神話を作りあげた。そして地球温暖化防止のためにと原子力発電推進への道に進んだ。
 このような流れの中で利権を求めた政治家の動き。原発交付税などの優遇を受ける地方自治体や住民。 いろいろなことが明らかになってきた今回の震災や原発事故である。

~原子村 蟻も群がる 旨みあり~

 政界では「菅おろし」といって自分達が選んだ首相をやめさせ後継者を選ぶ動きの民主党。政権与党としての品格がない。
 また、野党も原発事故の対応の遅れを追及し首相の問責決議案を参議院へ提出するとかしないとか。特に自公民は政権交替までは原子力発電を推進し「原子力村」の応援で選挙をし、多額の献金などを受け甘い汁をすっていたのではないか。
 首相は一定のめどがついたら退陣するといいながら時期を明らかにしないが、第二次補正予算を成立させたたいらしい。野党は菅首相の元では予算審議には応じられないという。

 予算とは事業推進の為のものである。利権がからむ。
 ちょっとうがった見方だが、与党・野党の政争は利権が見え隠れしてならない。