Good FrIend!

気軽に集まれるみんなのブログサイト。

ビル・アイビー。(番外篇vol.380)

2013年11月02日 10時44分54秒 | Weblog
60年代に活躍したイギリス人ライダー「ビル・アイビー」選手ですよ。

59年、17歳で国内で開催されていたエリア選手権に参戦し、

65年よりヤマハ・ワークスからWGPにフル参戦します。

66年には125ccクラスで総合2位を獲得。

67年には12戦中8勝を上げて125ccクラスでワールドチャンピオンを獲得します。

また同時参戦していた250ccクラスでも3位を獲得し最盛期を迎えます。

68年はポイントトップで終盤を迎えていたのですが、

チームメイトのオーダー無視もあって連続チャンピオンを逃す結果となってしまいます。

これに怒りを感じた「ビル・アイビー」選手はこの期を持って引退。

一端は4輪への転向を計ることになったようです。

で、69年は4輪(フォーミュラー2)でフル参戦を果たす予定だったのですが、

早々にチェコスロバキアのメーカーであるヤワ・チームの誘いによって、

引退を撤回し、350ccクラスのライダーとしてグランプリに戻ってくることになります。

順調な滑り出しを見せていたのですが、第5戦東ドイツGPの予選中、

パドックに戻るためにヘルメットを脱いでタンクの上に置き、

流して走っていたマシンのエンジンが突然焼きつき、

「ビル・アイビー」選手はバイクごと投げ出され頭部を強く強打。

そのまま病院で息をひきとります。

享年26歳でした。

生きていれば必ずチャンピオンになれる才能を持っていただけに、

残念な結果になってしまったようです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿