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タルクィニオ・プロヴィーニ。(番外編vol.367)

2013年10月18日 09時02分49秒 | Weblog
50年代から60年代に活躍したイタリア人ライダー「タルクィニオ・プロヴィーニ」選手ですよ。

比較的裕福な家庭で育ったこともあり、幼少の頃からバイクに乗っていたようです。

今で言う英才教育型ライダーですね。

10代前半からイタリアの国内レースに参戦し、

イタリア・ナショナルチャンピオンシップスでは通算13勝を上げる活躍をしています。

これにより母国イタリアでは英雄的な存在として見られるようになるんですよね。

また、唯一の国際レースだった、マン島TTでも合計4回優勝。

54年からイタリアチームのFBモンディアルよりWGP125ccクラスに参戦します。

57年には名門MVアグスタチームに移籍し、

ついに125ccクラスチャンピオンに輝き、250ccクラスでも総合2位を獲得。

翌年58年にも250ccクラスチャンピオンを獲得し2年連続チャンピオンに輝きます。

その後もチャンピオンにはなれなかったものの、優秀な成績を残していきます。

しかし、66年のマン島TTレースで深刻な事故を起こし背中を損傷、

車椅子生活を余儀なくされ引退していまいます。

その後はレース界に関わりながら模型の世界に入り込んでいきます。

イタリアの有名な模型メーカー「プロター」社を設立。

オートバイ模型を中心にスケールモデルを製造していきます。

現在でも「プロター」のバイクシリーズはモデラーに愛されており、

日本が誇る世界のタミヤなどが手がける車種とは多少違い、

50年代、60年代に活躍したバイクを多くライナップされているんですよね。

これも「タルクィニオ・プロヴィーニ」選手が当時プロライダーであったことが、

大きな要因になってるようです。

また、残念ながらmotoGP殿堂入りは果たせていません。

「タルクィニオ・プロヴィーニ」選手自体はは05年に71歳で亡くなっています。

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