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アントン・マンク。(番外編vol.337)

2013年09月13日 09時25分32秒 | Weblog
ドイツ出身のWGPライダー「アントン・マンク」選手ですよ。

70年から74年まで本国ドイツの国内レースで走っていたのですが、

75年からWGP350ccクラスにフル参戦します。

いきなりオーストラリアGPで初勝利をおさめ、デビューイヤーにてランイキング5位を獲得。

その後、80年、81年と連続して250ccクラスチャンピオンに輝き、

並行して81年、82年と350ccクラスチャンピオンにもなります。

83年は500ccクラスにステップアップしますが思うような成績が出ず、

翌年から250ccクラスに返り咲くカタチとなり、

85年に総合2位、87年に5年ぶりとなる250ccクラスチャンピオンになります。

WGPトータルで5回もチャンピオンに輝いた才能あふれる選手だったですよね。

特に85年シーズンはあのフレディースペンサー選手が、

250ccと500ccの同時チャンピオンを獲得した年で、

実は「アントン・マンク」選手が2位だったんですよね。

当時、あまりのスペンサー話題ですっかり陰に隠れてしまった感じだったですが、

ボク的にはこの年の「アントン・マンク」選手の活躍はよく覚えています。

250ccならではのハイスピードなコーナリングと複数のライン取りを

上手く乗りこなしていました。

日本では500ccの結果ばかりが取り上げられていましたが、

250ccの誰が優勝するか最後まで分からない数台からなる接近戦は圧巻でした。

そんな中で、最後にトーンと飛び出して優勝する「アントン・マンク」選手の走りに

シビれたものです。

88年、クラッシュから大きなケガを負いそのまま引退してしまいますが、

当時で38歳と最高齢の選手であった「アントン・マンク」選手。

忘れられないですね!




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